中学三年生になった佳志は、小学校の同級生和生と偶然隣の席になる。とても親しい態度で接してくる彼女だが……。お菓子屋に通った子供の頃を思い出しました。わたしが通ったお菓子屋はもう跡形もなくなくなってしまいましたが……こうして違う形であれ復活するという奇跡が起こってくれたらと願わずにはいられません。そして!今、将来自分が何をしたいのか分からない子供たちが多い中、何かを目指せる勇気をくれるこのお話はとても素晴らしいと感じました。
タイトルの通り、お菓子のようなやさしい甘さのラブコメです。ときどきクスッとするシャレを織り込みながら、ボッチだった僕が菓子店を経営することになった昔話が綴られています。幼い頃の思い出はまた時を経て……読むとほっこり温かい気持ちになりますよ。