第七世界 - 十二転生目
「はぁ。マジムリ……転生しちゃおうかな……(T_T)」
べつに
自分の使役した言葉がなにかしらの力を持って世界に波及するのは楽しいし、送り手と受け手が相互に影響しあって、さらに言葉の力を高めていくシキタリは素直に素敵だと思う。
それに、
なので決して『
あと、『
というわけで、葛藤に挟まれてのため息。
「はぁ。第五世界は楽しかったなぁ」
ちょっと
「ああ、もうっ! 人生ってなんでこうもうまくいかないのかしら!」
過ぎたことをいくら悩んでても仕方ない。一つの人生には一つの人生分しか入らない。人生は有限なのだ。ダメな人生も、とっとと諦めて次に行かなきゃ(・ωー)~☆
新しい人生設定を取り出して、と。
今回は性別で困ったから……そうだ、次は性別を無くそう! 性別なんて結局はファッションなんだし、着れなくなった服と一緒にメルハリショップにでもさっさと売っちゃおう。
次こそは! 絶対に絶対に! 『人生』を掴んでやるんだからっ(○`ε´○)!!
そう願いながら、
――――プツッ
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