第37話 冒険者を体験してみよう
「この世界の冒険者ってゲームのようなものなのか?」
「この世界は私の趣味で地球のゲームを参考にした部分もあるからな。薬草の採集や魔物の討伐、ダンジョン探索や護衛など違法でなければ何でもありだ」
アリスの趣味で作られた世界か嫌な感じがするな。
「何でもアリは言い過ぎじゃないか。冒険者ギルドもあるのか」
「ああ、あるぞ。この街にも必要になるだろう」
「そうだね」
という話になってアクレア帝国の帝都の冒険者ギルドに来ている。
1つは冒険者を体験するために冒険者として登録するため、もう一つは冒険者ギルドを鶯シティー交易街区に誘致するためだ。
王宮を通して冒険者ギルドに連絡をいれてもらった。
初めから私が冒険者ギルドを訪ねると混乱が生じるだろうから。
まずはギルドマスターとお話をすることになった。
私自ら冒険者登録をする理由を含めて丁寧に説明した。
冒険者を理解して生徒に教えるためだということを丁寧に。
この世界の冒険者の仕事内容も知りたい。
冒険者のランクは下からF・E・D・C・B・A・Sとなる。
私はBからのスタートになった。
スキルの数やレベルや実力を考えてBにするしかなった。
ステータスは隠蔽して低く見えるようにしてある。
公開してあるレベルは1000にしておいた。
スキルも一部のみを公開、職業は勇者と聖者と賢者と万能者と使徒と剣王だ。
スキルレベルと職業レベルの公開は不必要だ。
実際の模擬戦でもギルドの訓練教官を武術と魔術の両方で圧倒して文句のつけられられることはなかった。
ギルドの規則を教えてもらい、実際の依頼をこなしてみる。
アリスとコリスも冒険者登録をさせた。
二人ともDスタートになった。
薬草採集や弱い魔物の討伐を行うことにする。
ギルドマスターと鶯シティー交易街区にギルドを作ることの検討をおこなった。
その案を持ってギルドの全国会議に出席してくれることになった。
アクレア帝国の帝都に折角来たので商業ギルドで商人の登録も行った。
これでいつでも行商を行うことができる。
各国の状況を民衆の目線で見て来るには冒険者や行商人が便利だ。
そういう事で商人の登録も行ったわけだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます