第9話 謎の人物と領主はアブナイ関係?


 ヒポリアス草。図鑑を見て、コータはそれを鑑定できるようになった。ナナには余計な物を見て、間違ったのを持ってこられても困る、と言われたのだが正直鑑定できる物を増やしたいと思っている。

 鑑定スキル【植物】は、どうやらコータ自身が植物の名とその形状をどちらも認識すると、確実らしい。分からなくても鑑定できて欲しいが、それはスキルレベルを上げていかないといけないのだろう。現に、ライオと一緒にソソケット森林入った時には、形状と名を知るソーリア草と幾度も見ていると知らないはずのポイゾ草が鑑定できたのだ。


「正直、何度も同じ草見て鑑定出来るようになるより図鑑で一発で鑑定出来るようになった方が効率いいんだよな」


 ソソケット森林へと向かう道中でコータは呟く。今回は誰かと一緒に出ているわけでもないので、その呟きに答える声はない。

 ソソケット森林までの道のりは、日本のようなアスファルト舗装がされているわけではないが、獣道というものでもなかった。

 草も抜かれ、きちんと整備されている。

 そこをしばらく歩くと、コータはソソケット森林に辿り着いた。まだ朝も早いということもあるだろう。周りに人の姿はなく、ただでさえ鬱蒼としてるソソケット森林がより一層に鬱蒼としているように見える。


「さっさとヒポリアス草を見つけて帰るぞ」

 そう意気込み、コータは魔物が出てこないとされている入口付近でヒポリアス草を探し始める。腰をかがめて、草一つ一つと向き合うようにして探す。

 形状は広葉樹の葉のように、大きく丸い。だが、先端部分は少し弧を描くような形になっている。これが大きく出ていれば出ているほど、ヒポリアス草を調合した時に効果が大きくでるらしい。


「全然無いんだけど」

 ヒポリアス草を探し始めてまだ10分ほどしか経っていない。しかし、コータの視界に収まる草はどれも揃いも揃って、丸くないのだ。これかな、という期待すらなく過ぎる10分は永遠のように長く感じられるだろう。それでも、お金のこともあり諦めることの出来ないコータ。

「入口付近には無いってことか?」

 目につくほとんどはポイゾ草。鬱陶しいほど生えているポイゾ草を幾つか摘み、コータは少し奥へと入る。

 木の陰が強く出て、湿っぽさを肌に感じられるほどだ。それに伴い、地から這い出でるように伸びる木の根や、罠のようにある棘を持つ枝を交わしながら、コータは生える草に目をやる。

 ──ない、ない、ない。

 どれほど目を凝らしても、鑑定できる草はポイゾ草だらけ。時折、ソーリア草が生えているようだが、目的のヒポリアス草はどこにも見当たらない。

「まじで生えてるのか?」

 ソソケット森林に生息しているのかすらも、疑問に持ち出したその時だ。ザッ、と草を踏みつける音がした。

 誰かいるのか?

 コータは身の危険を感じ、木の影に身を潜めて、音の正体を探ろうとする。

 草を踏み付ける音は一定間隔で、規則正しい。ただの風か何か、という線はこれで消える。相手は生き物で、移動をしている。

 人間なら嬉しいが……。

 脳裏をかすめるのは、サーニャを救った際に戦ったゴブリン。日本には居ないはずの存在で、コータの命を脅かす魔物は恐怖以外の感情を抱けない。

 音は次第に大きくなり、それに伴いコータの心拍数も上がっていく。

 唇は乾き、パサパサになっているのが分かる。それを誤魔化すように、ゴクリと、音を立て生唾を飲み込む。瞬間、ザッという音と異なる音が耳朶を打った。

「なんでわざわざボクがこんなことを……」

 魔物、ではないらしい。だが、声だけでは性別を判断するのは難しい。それほどまでに中性的な声色なのだ。

「イサベル様も正直終わりだと思うけど」

「あらっ。でも、それは亜人種を忌み嫌う私たちにとってはとても悲しいことよ?」

 その中性的な声に答えるように、新たな女性の声が届いた。

 ──何ッ!? もう一人いるのか!?

 コータが耳にしていた足音。それは確かに一人分だった。しかし、声はもう一つある。もう一人は確実にいるのだ。

 不安が心を掻き立てる。再度、唾を飲み込み、コータは意を決して影から少しだけ顔を出す。

 ──確認するだけだ。

 バレないように、静かに息を吐き捨てコータは木の向こう側にいるであろう人物に視線を向ける。

「それはそうだね。イサベル様は、その点に置いては超優秀だからね」

 中性的な声色で、微笑みながら言い放ったのは顔を見ても性別を判別出来ない。切れ長の碧眼、長く伸びた髪は、黄色に少し緑が混じった黄緑色よりは黄色よりの色をしている。ふっくらとした頬に唇。そのどれをとっても整っているとしか言い様がなく、体の起伏もないように思われる。それに加え、声色も中性的。もはや、全裸になってもらわない限り性別の判別は不可能に近いだろう。

「何だあれ……」

 コータはその人物の耳を見て、そう呟いてしまった。黙っているつもりだった。しかし、その人物の耳は人間のそれとは違っていた。先端が少し尖っており、後ろへと長く伸びている。

「今、声しなかった?」

 今度は女性だと判別できる声が聞こえる。だが、立っているのは性別不明の者だけ。

 味方か敵かも分からない相手に、自分の存在がバレてしまえば、どのような目にあうか分からない。コータは息を止め、口に手をやり、存在自体を殺すようにする。

 

 ──一体どこに……。

 コータがそう思った瞬間、性別不明の者は視線を上げた。

「ほんとに? ボクには何も聞こえなかったよ」

「いや、私には聞こえたわ!」

 小柄なのだろうか、それとも元々あのような存在なのだろうか。

 性別不明の者とコータの視線の先にいるのは、地に足を付けていない、人間とは確実に違う者だ。あれがもし、地を歩いていたならば人間だと思うだろう。

 隣を歩く性別不明の者と似たような髪色で、瞳も同じく碧眼。少し違うところをあげると、目が丸く大きなところと、女性らしい少し丸みの帯びた顔立ちをしているところだろう。

 背に羽根を生やし、それを動かすことにより空を進んでいる女性に、コータは強い違和感を覚えながら二人の様子を観察する。

「そうですか」

「あ、それ信じてないでしょ! ならこの辺りを焼け野原に変えてあげようかしら?」

 ──何ッ!? そんなことされれば……

 自分の危機が間近に迫っているのを直に感じなから女性を見る。女性は宙で止まり、腰に手を当てながらそれが当然であるかのように、笑顔を浮かべながら言う。

 その体勢になり、彼女の身長はおおよそ130センチ程度だと言うことがわかる。

「それはやめておいた方がいいよ」

 対して、性別不明の者は女性を律するように告げた。

「どうして?」

 その声音から怒りなどの感情は見て取れない。ただ、純粋な疑問。今までは許可されていたはずのそれが、ダメだと言われた子どものような表情。

「ここで魔法をぶっぱなすと大変なことになるよ?」

「でもでも! パパなら良いって言ってくれるよ」

 ──あいつのパパはダメダメだな。

 そんなことを思っていると、性別不明の者は再度歩き出した。

 それに着いていくように、女性は羽を動かし始める。

「今はイサベル様に迷惑をかけないようにするのが大事でしょ」

 性別不明の者の一言に、女性は押し黙る。この二人と領主イサベルとの間に何かあるのは確実だ。だが、それが何かは分からない。まずあの二人が何者なのかもわからないコータは、これ以上深追いするのは危険だと考えた。出していた頭を引っ込め、姿を隠す。しばらくの間も待たないうちに、足音はしなくなり誰かがいるような気配は完全に消え去った。


「あれは一体何だったんだ……」

 さざめく波のごとく、胸はざわつく。耳の尖った美形に、羽の生えたこちらも美形の女。彼らは間違いなく、ソソケットへと向かっている。それでいてイサベルと知り合いであることも間違いない。

 考えれば考えるほどに意味が分からない状態に、コータは小さくかぶりを振った。

「俺にできることなんてないんだ。今はとりあえずヒポリアス草だ」

 あの二人を見ている間にも日はかなり昇ったようで、木の陰のすき間から木漏れ日が覗える。

 コータは頭を切り替え、再度地に生えている草に目をやる。

 だがやはり見当たらない。見当たらない場所にいても仕方がないので、コータは少しずつ奥へ、奥へと進んでいく。


 見当たらずにどんどんと奥へと進んでいると、鼻孔をくすぐる匂いに湿り気が強くなるのを感じた。それを感じたコータは不意に、草ではなく地面の方に目をやった。すると、そこは入口付近のような乾いた土などなく、代わりに雑木林の土を掘り起こしたような濃い色の土が広がっていることが分かった。

「まじか」

 その土に見覚えのあったコータは、思わず言葉を洩らし、顔を顰める。それは遠いようで、近い記憶。瑞希と酷似したサーニャを救うべく戦ったゴブリン。その戦場となった場所だった。

 ソソケット森林の中心部に位置する、大きく開けた場所。鬱蒼と生える木々は一本もなく、ちょうど頭上まで昇っていた太陽は何に邪魔されることもなく、大地に燦燦と照りつける。

「暑いな」

 木の陰で陽光が遮られていたためか、先ほどまでは感じていなかった暑さを感じ、額に僅かに汗がにじむ。

 それに不快感を覚え、コータは腕で拭う。そして、下ばかりを向いていた顔を上げ、天を仰ごうとした。瞬間――コータの視界に文字が現れた。

「なんだ?」

 不意に現れた文字は、視線を空にあげるまでの一瞬で消え去る。コータの場合、文字が視界に現れるのはレベルアップ時と、その他にスキルや称号による効果を発動した時だけ。

 今は戦闘をしているわけでもないので、レベルアップではないと推測がたてられる。なら可能性としては、スキル。

 ――鑑定スキルが発動したのか?

 淡い期待を抱きながら、コータは空から視線をゆっくりとおろしていく。

 すると、まっすぐ前を向いているときよりやや斜め上を見たところで視界に文字が現れた。


 ヒポリアス草 状態:普通 レア度:2

 病を治すために必要な薬草。風通しのよい場所に生息する。


「あった……」


 探し始めてから約6時間。コータはようやくヒポリアス草を探し当てることができた。

「にしても、生息地まででるなんて。こんなの今まで表示されなかったのに」

 現れた文字の変化に、コータは声をこぼす。

「でも、そりゃあ見つからないはずだよな。森の中の地面なんて風通しがいいわけがない」

 文字の現れたのはコータの前方、広間を縁取る木からだった。そこへ向かいながら、無駄に地面を探してたことを思い返す。

 木に近づくと、ヒポリアス草はすぐに発見できた。広葉樹の葉のような大きく丸い形状を持ち、先端部分が歪曲している。コータはそれをゆっくり、丁寧に摘む。それを麻のズボンのポケットに入れ、他の木に目をやる。

 それと同時に視界にヒポリアス草の文字が現れた。

「ここまで来て正解だったってことか」

 いくつか見えるヒポリアス草の文字に、思わず笑みをこぼしながらコータは次々とヒポリアス草を採取していく。

 そんな時だった。コータは左足に妙な冷たさを感じた。にゅるっとした、触れていて不快感を覚えるそれを確認するために、上がっていた視線を落とす。

「な、なんだよ!」

 それを見たコータは悲鳴にも似た声を上げた。なぜなら、そこには青い液状の体を持つ魔物、スライムがいたからだ。某ゲームのような可愛さは微塵も感じられない、気持ち悪さが全面にでた見た目のそれにコータの表情は引き攣る。

「うわぁ!!」

 足でとどまっていたスライムが足を這い、段々と身体に上ってきているのだ。

 コータはスライムを引きはがそうと、スライムに触れるも液状であるために掴むことができない。それどころか、スライムの体の中に手を突っ込む形になり、慌てて手を引っ込める。

「どうすればいいんだよ」

 焦りが声となり零れる。スライムにコータの焦りなど関係ない。スライムは膝を超えた部分まで来ている。これ以上は摘んだヒポリアス草にも影響が出るような気がし、更なる不安が脳裏をかすめたときだ。カチャ、という音が耳朶を打った。

 音の正体。それは、イサベルに贋作と言い放たれた剣、月の宝刀だった。考える間もなく、コータは抜刀し自分に当たらないように気を付けながら、刃を下ろした。刃はスライムに触れ、そのまま貫通した。同時に、スライムは爆発したかのごとく勢いで、破裂しその場から消えた。

「なんだこれ」

 そのことに安心する反面、コータはスライムが消えた場所の真下に光る何かを見た。それはまるで宝石のような輝きを放ち、行きかう人の目を奪う。コータはそれに恐る恐る触れる。形はない。ただそこに揺らめくように存在する光。ただそれは、コータが触れた瞬間に形状を変えた。タンポポの葉のような、葉を縁取る部分がジグザグとしており、だが先端部分だけは丸みを帯びている草に変化したのだ。


 ソーリア草 状態:良 レア度:1

 低級ポーションの元になる薬草。基本的にはどこにでも生えている。


 もちろん、とでもいうべきだろうか。現れたそれを見るなり、鑑定スキル【植物】が発動し、その草が何であるかが鑑定される。

 そしてそれは、一度採取しようとしたことのあるソーリア草だった。

「そういえば……、スライムを倒した時にドロップするとかなんとか言ってたっけ」

 1週間ほど前の記憶をたどり、呟く。

「えっと、いま何個取ったって」

 それからその場に座り込み、ポケットの中から採取した草たちを広げる。


 道中で採取したポイゾ草が3つ。先ほど倒したスライムが落としたソーリア草が1つ。それから目的物であるヒポリアス草が8つ。

「クリアまではあと2つ必要ってことか」

 ヒポリアス草×10。これがクエスト達成の条件。コータは全ての草をポケットに戻してから、周辺の木を見渡す。

「まだあるか」

 数箇所からヒポリアス草の表示があることに安堵を覚え、近くの木からヒポリアス草を2つ採取してからソソケット森林から出た。


 * * * *


 コータが冒険者ギルドに戻った頃には、日は傾き始めていた。

 ほぼ無傷の状態で、コータは冒険者ギルドの古ぼけた木の扉を開ける。

「おかえりなさい」

 扉が開くと同時に、蝶番の軋む音と重なるようにナナの声が飛ぶ。

「あぁ、ただいま」

「あっ、わざわざ返事してくださりありがとうございます」

 コータが返事をしたのが相当珍しかったのだろうか。ナナは頓狂な声を上げ、目をぱちくりさせている。

「何かおかしかったか?」

 おかえりなさいにはただいま。現代日本で過ごしている人ならば、誰しも知っているルールでマナー。言われなければ言わなくてもいい。でも、どちらかが声を発したならば、きちんとかえすのがマナー。だからコータはきっちりと返事した。これが当たり前だから。

「いえいえ、そんなことはないのですよ」

 まだ驚きから立ち直れていない様子のナナ。

「それならいいんだけど」

 納得は出来ない様子のコータだが、これ以上この話を長引かせても面倒なだけだと判断し、切り上げる。

「それで……クエストの方なのですが」

 心配や不安といった色が強く出た声音。違約金のことが頭に過ぎっているのだろうか、表情にも声色と同じ色が滲み出ている。

「大丈夫。ちゃんと取ってきた」

 したり顔を浮かべ、コータはポケットから今日採取したばかりの草を全て出した。

「こ、これは……」

 新たな衝撃に襲われたらしいナナは、言葉をつまらせながら草とコータを交互に見ている。

「頑張った」

「ちょ、ちょっと待ってくださいね」

「あぁ。ソーリア草が1つ、ポイゾ草が3つほど混ざってると思う」

 コータの台詞を、ナナは軽く受け流すようにしてコータの提出した草を手にして階段をのぼっていく。

「わざわざ上にあがる必要あるのかよ……」

 そう呟いてからしばらくして、ナナは降りてきた。

「クエストクリアです。あと、こちらのポイゾ草3つとソーリア草1つはどうなさいますか?」

 数までピッタリ当てていたコータを、少し畏れたような声で、表情で訊く。

「買い取ってくれたりするのか?」

「はい。えっと、この品質ですと全部で銀貨1枚で買い取りすることができます」

「まじか! じゃあ頼むわ」

 うわぁ、こんなことならもっと取ってこればよかった。

 内心でそんなことを思いながら、余分の報酬である銀貨1枚を先に受け取る。

「ありがとう」

「あ、はい。それで、こちらがクエスト報酬分の銀貨4枚です」

「うわぁ、まじか。なんか働いって感じがする」

 バイトなんてやったことのないコータ。初めて自分で働いたことによる報酬を得、何とも言えない感情が込み上げてくる。

「あら、少し涙が出ていますよ?」

 ──は? 嘘言うなよ。

 涙を出している実感のないコータは、ナナの言っている意味が分からない。しかし全てを無視するのは半信半疑で腕を持ち上げ、目のあたりに持っていく。すると、腕に僅かな涙が付着した。

「まじで」

「あはは。初クエストクリア、おめでとうございます」

 ナナは自分のことのように、心底嬉しそうに言葉を紡いだ。

「ありがと」

 何度もお祝いの言葉を告げられ、少々気恥しさを覚える。


 何だかこのままギルド内にいるのも恥ずかしいので、コータは銀貨5枚を握りしめ、ギルドを後にしようとした。

 その背中にナナが一言をかける。

「コータさん。冒険者バッグって持ってないんですか?」

「なんだそれ?」

 聞き覚えのない単語に、コータは振り返り、小首を傾げる。

「銅貨4枚程度で買える冒険者なら絶対持ってるカバンです。収納魔法の魔法道具です」

「魔法道具……」

 収納魔法は恐らく某青だぬきの四次元ポケット的なやつだろう。そんなものがあれば採取クエストなどで、大量に採取しなければならない時などはかなり便利だろう。

「そうです。持ってないんですか?」

「もってない」

「そうですか。それじゃあ明日、こちらで用意しておきましょうか?」

「頼めるか?」

「はい。斡旋ということでも銅貨3枚を頂くことになるんですけど、大丈夫ですか?」

「あぁ、大丈夫だ」

 そう言い、コータは本当にギルドを出た。本当はホール宿舎に泊まりたい。だが、1泊にするのに銀貨5枚を要する。そうなればコータの有り金は全部無くなり、明日冒険者ギルドで買うことになる冒険者バッグを買えなくなる。

 だから、いつもの宿屋に向かう。いつかホール宿舎に泊まれる日を夢見て、今日も今日とて無愛想な爺さんに宿泊料を払うのだった。

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