第4話 出発
「準備を任せるようで悪いけど、よろしく頼むよ」
「こっちは任せときな。そっちはそっちで、しっかり親孝行して来いよ」
第4小隊の5人は実家に帰省する薙と、その付き添いの
駅は薙たちがいるアマテラス区画ではなく、民間の出入りが多い民間区画に設けられた場所であるため、皆はいつもの制服ではなく思い思いの私服で来ている。アマテラスの人間であることを周りに知られないように、民間区画では制服は極力厳禁なのだ。
「ちょっと聞いてるの、薙!」
「うわっ!なんだよ急に」
前触れもなく
「薙、さっきからボーっとしてない?まるで心ここにあらずって感じよ?」
「そ、そんな風だったか?」
「そんな風って…さっきだって、何度も名前呼んでるのに全然返事しないし」
「あ…あぁ、悪い。なんか昨日、寝付けなくて。ははは…」
紗月に考えを見透かされていたようで内心驚いたが、薙は適当にはぐらかして誤魔化そうとした。
それもそのはず。昨日、第7小隊のミーティングルームで聞いた
「もう!しっかりしてよね!帰省するって言っても、明後日には私たちもそっちに合流するし、任務だってあるんだから」
「ああ、分かってるって。その時には整えておくから」
薙は
「まったく。今更だけど、ふたりとも。忘れ物は無いわよね?」
「まぁ忘れるような荷物もないし、大丈夫だろ」
「どうせ明後日には合流するのでしょ?万が一忘れ物があった時は、連絡しますのでついでに持ってきてくださるかしら?」
「そもそも忘れ物をしないこと!あと、これ」
「これは何ですの?」
紗月は後ろに隠していた布に包まれた箱のようなものを天音に手渡した。
「どうせあんた達の事だし、お昼なんて用意してないでしょ?サンドイッチ作ってみたんだけど、よかったら食べてよ」
包まれた布の中には四角い弁当箱が入っていて、中にはサンドイッチが入ってるようだ。
「ふふっ。ありがたく頂戴しますわ」
「すまないな。何から何まで」
持ち合わせのなかった薙と天音は、紗月に礼を言って弁当箱を受け取る。
「それじゃあ行くとするか」
外壁区内には広大な敷地を繋ぐ在来線とは別に、他の外壁区とを行き来するために外に繋がる駅が存在する。この駅は外壁間鉄道と呼ばれており、アヤカシの活動がもっとも鈍い日の出から日の入りまで運行している。
薙の実家は今いるY市を拠点とする
「それよりも、面白い話期待してるぜ」
「何だよ、面白い話って?」
左近は出発の前の薙の耳元で小さくささやく。意味の分からない内容に薙は頭を頭を傾ける。
「何とぼけてんだよ。天音ちゃんと二人っきりなんだからよぉ。男女ふたりで帰省なんて何も起こらない訳がないだろ」
「さ、左近っ!お前なあ!」
なんの話かと思えば、左近はからかうように天音とのことを持ち掛けてきたのだった。薙は顔を赤くしながら照れ隠すように叫んだ。
「何をこそこそ話しているのですの?」
「な、なんでもない!こっちの話」
こんな話、天音に聞かせる訳にはいかないと思った薙は、咄嗟に話を誤魔化した。
『間もなく
「何、ぼさっとしてんだよ。次は現地でな」
「…ああ。行ってくる」
発車のアナウンスが流れると、左近は薙の背中を軽く叩いて出発を促す。
「楽しんで来てくださいね!」
「羽目を外すのもいいけど、外しすぎてだらけないでよね!」
残る三人に見送られながら、薙と天音は鉄道車両に乗り込んだ。
「まったく。たがが2日だけの別れだって言うのに、大袈裟だな」
扉が閉まる最後まで残って見送ってくれるメンバーに、薙は皮肉を交じりながらも呆れる。
「いいではないですか。仲がよろしいことで…」
「皆、隊長殿のことを慕っている証拠ではないか。大袈裟などと言わず、素直になってはどうだ」
「な、なんだよ。ふたりして?」
メンバー内の仲睦まじい様子を見た天音とカイムは、微笑むように薙に語り掛ける。
「少し羨ましく思っただけですわ。こうやって周りに慕われているのですから」
だが、その言葉とともに、天音は何かを憂うように遠くの空を眺め、少し悲しいような表情をする。
「
天音の表情を、それを横で見つめるカイムを見て、薙も天音が感じている想いを読み解くことができた。
今では、心を許せる仲間が天音にもできたが、
誰にも心を開かず、唯一信じれるのが自らの力だけだったことから『孤狼』や『孤独の姫君』というあだ名を付けられていた過去もあったと聞く。
「そんな顔するなって。天音はもう、俺たちにとって欠かせない仲間なんだから、誰も見捨てたりなんてしないよ」
薙は言葉を選びながら天音を励まそうとするも、妙に恥ずかしくなった薙は、顔を背けながら言葉を紡ぐ。
「薙…。本当にお優しいのですわね。でも、うれしいですわ」
天音はこそばゆいながらも、薙の言葉が素直にうれしかったようで、微笑むように薙に感謝を述べる。
薙は今までに見たことのなかった天音の笑顔に、追い打ちをかけられたように更に頬を赤らめる。
「どうかされまして?」
「い、いや。何でもない…。それよりも早いとこ座ってゆっくりしよう」
薙は動揺を隠そうと、別の話題に切り替えた。よりにもよって出発前に左近が言っていたことを思い出して尚更意識してしまう。
「皆、そうやって
「ん?何か言ったか?」
「あ、いいえ。何でもございませんわ。早く行きましょ…」
呟くようにささやいた天音の小さな言葉は、列車の音にかき消されて、薙の耳には届かなかった。
列車に乗ってからの2人は、これといって弾む会話もなく、静かに時間だけが過ぎていった。
薙たちが乗っている外壁区間鉄道は、アヤカシのいなかった時代、新幹線が通っていた高速鉄道路線をそのまま使っている。だが、肝心の車両は、安全面とローコストを重視しているため、それほど速度も速くもなければ、多少揺れも大きいことから快適というにはほど遠い。
列車の車内は他の利用客も多く、空いている座席はほとんどない状態だが、周りの空気はどうも楽しんで会話をする雰囲気でもなかった。
「酷い荒れ地だわ…」
「ここもアヤカシが出るまでは賑やかだったのに…」
「また、故郷へ戻れる日は来るのだろうか…」
それもそのはず。座席から見える小さな窓から眺める荒れ果てた土地を見ながら、他の乗客から聞こえる暗い話声。この重苦しいムードの中、旅行気分で話ができるはずもなかった。
「ここも昔は人が住み、栄えていたのでしょうか…」
「そうなんだろうな。写真とかでは見たことがあるけど、今とは見違えるくらい賑わっていたんだろうな…」
2人は向かい合う形で座席に座るも、お互い長続きしない話をしては話題がなくなると、そのまま他の乗客のように外の景色を眺めている。
「見て!富士山よ!」
「いつ見てもきれいな山だ」
「時代が変わろうとも、この景色だけは変わることはないか」
壁の時計が12時の針を指した頃。列車が静岡県に入ると、外からはきれいな富士山が雄々しくそびえたっているのが見える。天気は変わらず曇っていて、山頂までは見えずとも雄々しく
町は荒廃しようとも、眺める富士山の雄大さと美しさは変わることがなく、ここを通ると乗客の誰もが心を落ち着かせる。
「たしかに綺麗ですわね」
「ああ、そうだな」
お互い口数が少なく、静まり返っていたふたりも、窓の外から眺める雄大な富士山の景色に言葉が自然に出て来ていた。
「折角なので、ランチにいたしましょ?優雅な食事にはうってつけの景色ですわ」
「そうだな」
天音は、このまま無音が続くのが嫌だったのか、それともただ単に空腹だったのかは定かではないが、紗月が渡したサンドイッチが入ったバスケットを広げた。
中のサンドイッチは、まだ新鮮な野菜や薄く切ったハムが豊富に入ったサンドイッチで、開けた時の匂いだけでも食欲がそそられる。
「ん~。とても美味しいですわね。やっぱり、紗月の作る料理は絶品ですわ!列車の中ですと、なんだか空気が重い上に退屈ですけど、これを食べている間はこんな空気も許せてしまいそうですわ」
天音は、バスケットからサンドイッチを手に取って美味しそうに食べている。
「あぁ、その通りだな」
美味しそうにサンドイッチを頬張る天音を見て、薙もサンドイッチを一切れ手に取り、口に入れる。
「やっといつもの調子に戻ったようだな。隊長殿」
今まで隠れていたカイムだったが、薙の顔色がいつもの様子になったのを見て、薙の足元から空虚を切り裂き、顔だけを覗かせて出てきた。
カイムは身体全体を出すと、座席からはみ出てしまうほどの巨体であるため、周りに怪しまれないよう、足元の影から顔だけを出しているのだが、足元から狼の頭部が生え出ているようにも見えて、これはこれで怪しい感じに見えてしまう。
「え?どういうことだよ?」
薙はまるで本当に分からないというような顔でカイムを見る。
「何を言っておるのだ?最近のお主、ずっと顔が強張っておったぞ」
「俺…ずっとそんな顔してたのか?」
「自分で気づいておらんかったのか?まったく呆れたものだ。考え事もいいが、折角の帰省なのだから、少しは肩の荷を下ろしてはどうだ」
薙はカイムから言われて、初めて自分が考え事をして難しい顔をしていたことに気づいたのだった。
朝陽と銀次から話を聞いた
「そっ、そうだよなぁ。ははは…あっ!見ろよ。紗月の奴、カイムの分までサンドイッチ作ってるぞ!ほら、カイムも食べなよ」
カイムに勘づかれたと思った薙は、ふいに話をそらすようにカイムにサンドイッチを渡して誤魔化そうとする。
「むう。あの小娘め…私のだけタマネギとアボカドを抜いておる。私は犬ではないとあれほど」
無駄な気遣いをされたカイムは、苦言を漏らすものの紗月が作ったサンドイッチを食し、薙はカイムの気をそらすことができたことに一息つく。
「薙。そういえば、聞いていませんでしたが、これから向かう鬼隠村というのはどのような場所なのです?」
天音はこのまま静寂が続くのを見かね、薙に気になっていたことを聞く。
「あれ?前に知ってるって言ってなかったっけ?」
「名前だけなら知っていて当然とは言いましたけど、どのような村までは知りませんわ」
「どんな所って言ってもな…これといって特になにかある訳でもない、不便な場所かな。まさに限界集落っていった感じ」
薙は皮肉交じりに話をする。
「実際、アヤカシが闊歩しているこんな状況で、人口も減少傾向の村なんて、廃村していてもおかしくない。実際に廃村にするっていう話も度々出ているらしいし」
「それでも村が生存している理由…やはり、月影剣の存在なのですか?」
「まあ、それも一理あるかもな。でも、いない者の為に残すほど価値のある土地でもないんだけど。先祖代々武家として豪族に従えながら、邪鬼の篭手を管理している俺の実家と、その分家が管理しているとなれば、政府も口出しができないらしいんだ」
「話を聞く限りでは、薙のご実家には母君と妹君。それとお義妹さんの三人だけなのですよね?そこまで手放したくない何かが村にはあるのかしら?」
「俺の憶測だけど、母さんなりの使命みたいなものだと思ってる。俺の家も知ってる限りでは600年以上の歴史はあるって聞いてるし、自分の代で亡くならせたくはないって想いはあると思うんだ。まぁ実際のところ、親父と俺と、あの篭手がなくなってからは膨大な遺産をちびちび使ってのんびり余生を過ごしてるって感じだけど」
「紗月や左近が言ってましたけど、本当に底が知れない母君なのですわね」
「実の母親ながら、言い返す言葉もない」
その後も、これといった会話はなく、静かに駅に着くのを待っていた。
「次、止まります」
アナウンスが入り、次の駅で列車が停まろうとする。
「まだ焔魔区画じゃないよな?」
「こんなところで一体誰が?」
「また自殺志願者じゃないわよね」
突然の停車のアナウンスに、辺りが騒然とする。
それもそのはずで、この外壁間鉄道は、通常なら一度も止まることなく次の外壁区まで移動をする。途中下車は、乗車前の手続きで事前に告知をしなければならないという決まりがある。
そのため、途中下車というイレギュラーなことに、周りは驚いている。
「行こうか。天音」
「ええ」
列車が停車の動作をすると、薙と天音は席を立ち、列車から降りる支度をする。
「あれってもしかしてアマテラスの人たちじゃないのか?」
「そういうことか。いやあ、お勤めご苦労様です」
列車から降りようとする薙と天音の容姿を見た乗客は、アマテラスだと悟った途端、まるで仏を拝むように頭を下げる者もいる。
「命を投げうってでも悪しきアヤカシに立ち向かう英雄にご武運あらんことを」
「アマテラスのお兄ちゃんたち!悪いアヤカシなんてやっつけちゃえ!」
住民にとってアマテラスとは英雄そのもの。日々脅かされているアヤカシを倒せる唯一の存在であるアマテラスに対して多くの住民はアマテラスに敬意を払っている。
「早く出てけよ。アヤカシが入ってきちまうだろうが…」
だがその歓声の中、ただ一人、愚痴のような言葉を吐いた青年がいた。アマテラスを英雄と謳う一方で、それを良しとしない者も少なからずいる。
アマテラスの運営には多大な国家予算が組まれている半面で、減ることのないアヤカシへの脅威に不満を言う者も多い。
「さぁ、早く」
「…分かってますわ」
天音は、先ほど小さく聞こえた小言の方向に、鋭い睨みを向けるも、薙は先を急がせる。きっと何を言っても彼には届かないと分かっているからだろう。
薙と天音は、列車から降りると、そこは管理が全くと言っていい程にされていない、廃墟と化した駅だった。
見渡す限りに陰湿な駅のホームだが、このような場所はアマテラスに入ってからは見知ったような場所のため、ふたりは特に気にすることはなかった。
「キーッ!何ですの先ほどの方!?
列車から降りて早々、天音は先ほどの青年の態度に怒りを感じていた。
「気にしたら負けだ」
「ですけどっ…!」
「考えなんて人それぞれだって。助けてもらった人もいれば、その逆もいる。全員が全員を救ってやれることなんて無理なんだから…さっきの人だってきっと…」
「薙って変な所で現実的ですわよね」
「ただ割り切ってるだけだよ…実際、アマテラスの活動なんてそんなもんだろ?」
「そういうところですわ。本当」
薙の返答に納得のいかない天音はふくれっ面をする。
そのような話をしながら、機能していない改札を出て、二人は外を目指して歩く。
プッ!プーッ!
駅から出ると、道路には一台の自動車が停まっていて、その自動車の運転手は薙の顔を見るなりクラクションを鳴らして合図を送った。
「よっ!」
「悪い。待ったか?」
「いや、こっちも今着いたところだ」
薙は自動車の運転者の男と仲良さげに話をしている。
「って、おいおい!薙さんよぉ!そちらの美人さんはもしかして~」
女の子とふたりで帰って来たことに、ドライバーの男はニヤニヤした表情で薙に問い詰める。
「初めに言っておくが、そんな関係ではないからな。ただの同じ部隊の仲間だよ」
「えっ!?そうなのか!つまりは俺にもチャンス到来かー!」
「何言ってだよ…すまん、天音。コイツは…」
「ゴホンっ…!初めましてお嬢さん。俺は
「あら。そうなのですか。ご苦労様ですわ」
薙のその言葉に、男は目を光らせると、おちゃらけた感じから一変して、襟を正して丁寧な口調で自己紹介をする。
「北御門天音と申しますわ。この度の送迎、痛み入りますわ」
「ささ、遠慮せずに乗ってください!」
「お前って前からそんなキャラだったっけ…?」
薙は、歩の異様な変化に疑問を感じながらも、自動車に乗ると、歩はエンジンを掛け、自動車を走らせた。
「また
「まさにその通りだ。まったく、こっちだって暇じゃないってのに」
助手席に座っている薙は、隣で車の運転をしてくれている歩と何気ない会話を弾ませる。
「そう言ってやんなよ。母親なんだから息子の心配だってするだろうって?ましてやアマテラスなんて、いつ死んでもおかしくないようなことしてんだから」
「一々言わなくたって、分かってるよ」
「本当か?お前、刀華さんから言われなかったら当分帰ってこないつもりだったんだろ?」
「そりゃ…そうだけど…」
ぐうの音も出ないと言った感じに歩に言い返されて、薙は黙り込んでしまった。
「まっ、そうは言っても、素直に帰ってくるところは薙らしいよな。変わってないようで安心したよ!」
「馬鹿にしてんのか、それ?」
「さぁ、どうかな」
いつもと変わらない薙の姿に、歩は安心したように笑いながら、運転に集中する。
「それよか、久しぶり帰省するかと思ってみれば、なんだよ。女の子なんて連れてよぉ」
自動車の運転をしている歩が横目でニヤニヤしながら、助手席に座っている薙に話しかける。
「さっきも言ったろ…ただ、俺の実家が気になるから来たいってだけで、それ以外には何もないって」
「何もない訳がないだろうよ?付き合ってないにしても、結構発展はしたんだろ?」
歩は、後部座席で大人しく座っている天音に聞こえない音量で話をする。
「はぁ…どうして俺の周りには、こんな考えしかできない奴しかいないんだ」
「なんだ、本当に何もないのか?」
「まだも何も、そもそもそんな気はさらさら無い。ただの同じ隊の仲間ってだけで、それ以上もそれ以下もない」
いい加減この話も面倒になったようで、薙はさっぱりと断言した。
「朝から気になっていましたけど、どうして
「そ、そんなことないって!気のせいだよ!」
前で密談している二人に天音は疑うような目つきで薙を睨む。
「仲がよろしいのですね…」
後部座席で静かに話を聞いていた天音が口をはさむ。二人の仲に水を指すわけではないようだが、話に入って行けずのけ者にされてる感じがして機嫌を損ねていた。
「あぁ、ごめん。歩とは久しぶりだったから、つい話が盛り上がってしまって」
「構いませんわ。ところで、おふたりはどういう関係なのです?」
「歩との関係か…ガキの頃からの腐れ縁みたいな感じか?」
「おいおい、腐れ縁はないだろ!昔から
「歩…その話は…」
「景玄…さん?とは?」
「あっ!悪い…!ああ!そう、つまり、俺たちは子供の時からの親友ってことですよ!久しぶりにお前の顔が拝めて安心したぜ」
「そう…なのですね」
薙が口止めをするようなことをすると、歩もあわてて口裏を合わせようとしたことが気がかりだが、そのまま何もなかったかのように歩は自動車を走らせる。
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