ジ・イセ神宮から始める異世界転生計画

 俺は25歳となり、エルサレムを離れ、そしてすぐに長野へいって、スワ大社の地下でラスプーチンと対談もしてから、ジ・イセ神宮へと向かった。

 俺は、エンノをおいていくことはできなかった。エンノは、大和撫子だからだ、だが、そう言ってもきっとどういうものか伝わらないんだよ、見てみないとさ。先程であった古代ユダヤ人の末裔で絶世の美女の子の詳しいところは知らないが、彼女はどこかの施設にでもいたのか、閉じ込められて。ただ、普通の少女のように生きていたのだろうか、彼女は芸能界にいないほど綺麗だ、また名前を訊いてみよう、もしかして名前はまだないのかもな、そのぐらいに、人知を超越したような美しさなのだ。

 諏訪市からジ・イセ神宮へ。

 すぐに、ついたよ、ジ・イセ神宮に。

 最近は特に時間感覚も狂うんだ、ああ、もう時間のながれが早すぎてこれはボケてるなって感覚だ。でも俺は、幸せだ、よかったよかった。

 ジ・イセ神宮。こう聞いて、変だ、と違和感だと、なった人もいるようだが、日本が、スリイエイの支配下的立場、であるということを広めだしてからは、すぐに、それが公式の名称となった。

 ああ、疲れたよって、なってるだろうよ、もし、俺が、裏に買われないままだったら。俺は、売れからかわれる瞬間の兆候を知ったんだ、ある日、イヤフォンから、声がした、同時に、電話が鳴った、それが、あきらかに狙ってやっているという具合に繰り返されたのだ。俺は、曲を聴いていた、そして、その曲が、リミックス、みたいに、ながれだしたんだ、急に。

「麻ぁー薬やってるおまえが好きだああああああ!♪」とイヤフォンから声がした。

 これが俺が裏に買われた瞬間だ、俺は、麻薬をやってない、でも、やってるぐらいに、ヤバいぐらいの気を放てる、もう俺は、特別な神経をしている、俺は、只者ではない、俺は、古代ユダヤの血を、宿しているのだから、俺は、それを、ラスプーチンから、聞いたんだ、検査した時にわかった、もうだいぶ前からその検査はして知っていたが、と……そう思うと、実は、俺の苦しみも、すべて、イルミナから狙ってやられたものかもだ、とも思えるんだ。

 俺は昔から、オーラが違う、布で身を隠していても、オーラが違うからわかる、と言われてたんだ。俺は本当に、主人公なんだ、変態の。俺は、先程であった古代ユダヤ人の末裔の女と長さが一緒ぐらいの毛だ。

 俺は今、ジ・イセ神宮でセックスをしている、3人プレイだ。

 そして、俺は、異世界転生しようとしている。いや、異世界転生でもない、異世界転移といったほうがいい、もう、転生を超えた、超能力だ。

 古代ユダヤの特殊魔力、これと、今まで、何かが進化してきたその未知のエネルギーが持っている魔力……そうだ、魔力なのだ、奇跡、そうだ、人は、元は、魚でもあったと、俺は高校の時、知った。習ったんだ、高校の、たしか、化学の時間でさ、元々人は魚でもあったんだ、と、そう聞いて、あの立派でいい女も所詮は元魚かよ、とムラムラしたよ、すげえエロい気分になったんだといいたい。そういう進化や、知恵とは、もう、魔力だ、超能力だ、ほぼ古代ユダヤ人の末裔の俺、の横にいるのが古代ユダヤ人の末裔で絶世の美女、そして、もう片方の横にいるのが最高にかわいい大和撫子……そうだ、俺たちは、奇跡なのだ、俺たちは、その奇跡のエネルギーをジ・イセ神宮でのセックスによっても高めて、ついに、異世界入を急にした。

 異世界で騎士たちが集う場。俺たちは、急にそこに現れ、そこにいたものたちを、うまい具合に驚かせた、彼らは、この程度のことではびっくりしたとまではいうほどの驚きは見せない。

「ソピア姫?、そしてジ・イセ・ナイトリンガー・ナイト様も?」と騎士Aは言う。

「ジ・イセ・ナイトリンガー・ナイト様を呼ぼう」と騎士Bは言う。

 ジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトは、俺が先程セックスした、古代ユダヤ人の末裔と似ている騎士である、と、俺は、今ここで、知った……ジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトが来たのだ。ジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトは身長177センチ、女だ。

「この者たちは、異世界から、来たものだと判断しています。突然、この場に転移してきたように見えました」と騎士Cは言う。

「ソピア姫のもとへ連れていこう」とジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトは言う。

 数分後、ソピア姫のもとに着いた。ソピア姫とは、13歳、金髪である、そして、エンノと似た容姿である。この国の横の、美形王子は、毛が緑色である。横の国の王子の緑色の毛、どうしてかは不明だが、地毛であるようだ。ジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトは、その国の王の親族だ、そのような王族がどうしてこちらの国で、騎士になったのかというと、ソピア姫が、その緑色の毛をした美形王子との結婚を拒否したことから、なら、ジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトそれ即ち、ジ・イセ・ナイトリンガーをナイトとして、おくろうということになって落ち着いたようだ、こう言っただけではよくわからないかもしれないが。緑色の毛をした美形王子の名前は、ジ・イセから始まる、ようだ。

「私と似たものは、幽閉せねばならん。私と並ぶ美しさのものはあってはならんのだ!」とソピア姫は言う。

「でも姫、この者たちは、異世界から来た、のだと」とジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトは言う。

「そんな、信用できない。おまえが言うことであってもな」とソピア姫は言う。

「サー・アルフレッド・ジャックマンが言っていたから間違いないでしょう」とジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトは言う。

「サー・アルフレッド・ジャックマン?」と村上ファルキもとい俺は言う。

「サー・アルフレッド・ジャックマンは、一流学者であって一流騎士でもある、超絶エリートな、存在」とジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトは言う。

「あいつが言うなら間違いないんだろう、許そう」とソピア姫は言う。

 唐突だが、俺が、前いた世界で出そうとした本のタイトルは、『Otaku is Dead』であり、ロックは死んだ、みたいなノリで、ヲタクは死んだ、と、ヲタク業界の衰退を表現し、その本には、同人でもなんでもいいからもっともかわいい2次元の絵を描ける、イラストレーターを使い、本の内容には、出せなかったというか、殺され、死んで、書きかけとなった、という設定のものを載せてある。

「ソピア姫と平民エンノまたは王族出身の女騎士と絶世の美少女」と俺は言う。

「なに言ってるの、そこは本来入れたいサブタイトル入れる場所ではないわよ」とジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトは言う。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る