古代ユダヤ人の末裔で絶世の美女
俺、村上ファルキ……ではない、俺は、裏籐ヒロシである……いや、裏東ヒロシだったかもしれない、そのぐらいに記憶力が悪いんだ。俺は分離した、その影響もあってだろう、悪いんだ、記憶力が。分離したことを、誰から教わったかも不明というか覚えていない、もう、よくわからないんだ、ああ、もう、人生もよくわからないんだ、実際、自殺したほうのが、何かを殺さないで済む、自分の体の細胞も、日々、生まれ変わっている、その意味、生存こそ最大の自殺だと俺は思ったんだ、勿論、自殺だけでもない、殺し、もしている、法的に問題はなくてもだ。
法律がすべてではない、法律で変なものが認められていたこともある、法律は、人をしばるためのものだともいえないし、そうであるともいえる。法律は、大衆のためにあるともいえるし、そうでもないともいえる。
ある国では合法な麻薬が、日本では重罪とされる、そういう理由でも、日本でもまだ、麻薬を求め彷徨うものはいっぱいいる、芸能人には特に麻薬好きは多くて、向精神薬も服用する芸能人は多い、こうれは、芸能人は強そうで脆いことがあるということを知れるともいえる。
自殺とは、良くないものだとされている、ならば、強姦と自殺は、どちらが良くないものなのか、これは、当然強姦のほうが馬鹿げていると俺は思う、でも、自殺は、そのぐらい否定視されている。変だ、変なものが流行るその裏を、俺は知っていて、同時に、いいものが流行らないというか流行らせないものと対立しているのも俺は知っている、俺のセンスは馬鹿ではない、俺は、多くのものを見て、その素晴らしさを理解している。でも、なぜ、くだらないものとあきらかに比較しなくても比較してもわかるものが流行るのだろうか、それには裏がある、まあただ、ミーハーが絶賛したノリもあるだろう。それにしても強姦は気持ち悪いんだ、オゾケがするんだ、エロ同人でも。
俺は、エルサレムにいる。
俺が暮らしたのはエルサレムの地下施設で、そこは、誰も知らないともいっていいぐらいに、一部のものしか知っていない、イルミナのつくったものだ、まあ厳密に言えば、建てたのは、その部下たちだが。もういなくなったとされる騎士団はまだそこにはある。俺は、彼らとともに、話をしたし、それは、まあまあ楽しかった、決闘だって、したんだ。その決闘は、大変おもしろく、ヴァーチャル空間でもある。相手が凄腕の騎士でも、怖くないさ、ヴァーチャル空間だからな。
エルサレムの地下施設では、他にもいろいろなことをした。新種のような魚も食べた。
俺は、エルサレムから離れ、長野へといった。また、愛知に久々に寄ろうと思ったが、やめた、もうあんなところにはいきたくないんだ、日本分離大学は好きだが、あと東山スカイタワーズとかのスリイエイの関連した場所は。
ラスプーチンとあった。
「貴方がそこにいると不自然ですね、否定していないけれども」と俺は言う。
「そこというか、長野にいることじたいが、なにか異様ですげえんだ」とエンノは言う。
「そうか、それよりも、ほら、用意したぞ。この女が、古代ユダヤ人の末裔で絶世の美女だ」とラスプーチンは言う。
「本当に?」と俺は言う。
「こんな美人が長野にもいたんだ」とエンノは言う。
エンノは、元々長野にいた、生まれも長野だ。
俺らは、今から、ジ・イセ神宮へと向かう。
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