エピローグ:1
俺は異世界に転生して、えんじ色の一つ目スライムとなった。俺は、無事転生している状態でも転生している。
俺は、無事転生した俺に、見つかった。
「なんだこのスライムは」と無事転生したほうの俺は言う。
「見たことのない気持ち悪さだわ」とジ・アナル・ゴッドリッチ姫は言う。
「消えろ」と護衛の騎士は言う。
えんじ色の一つ目スライムの俺は肥大化し、何度もゲロを吐き、あらゆる液を撒き散らした。その異世界は滅び去った。魔界も侵食され、滅び去った。
えんじ色の一つ目スライムの俺は、その異世界では最強だ……不格好だが。
異世界を滅ぼしたらつまらない。
俺は姫を生き返らせた。
俺はどの世界でも一番大きいチンコを出した、これは触手といったほうがいいのか。
俺は姫とセックスした。
姫は屍のように無反応。
俺はこの異世界を滅ぼす前、護衛の騎士によって、一部がきり落とされ、死んでいる。その一部は、死後の世界にいる、地獄という死後の世界に。
地獄行きしていない俺、異世界でえんじ色のスライムやってるやつのことだ、こいつは、延々とゲロを吐き続けている。発狂してゲロ吐きは、その無双的能力の代償なんだと。心因性幻聴もおさまらない。そしてそのスライムには骨がある。骨が鳴るんだ、"チンチンポキポキバリバリヂリヂリ"と……これは、異世界転生する前から、ウラトウ・ヒロシにあったものだ。勝手に鳴りだすその骨、いじめでぼろぼろにされて緩まったゆえのものなのだろう。
地獄行きしていない俺、異世界でえんじ色のスライムやってるやつの寿命は今だった。
もうその異世界には誰もいない。
何も、残酷ではない、暴力でもない、そうしておかないと、甘えだって、言われるのだから、えんじ色の一つ目スライムとしても異世界転生した、ウラトウ・ヒロシの元いた世界ではね。
綺麗な異世界は、えんじ色に、なった。ゲロまみれの、異世界は、次に転生したり転移したりしてきたものにとっての地獄なんだろう。
ある男が転生してきた。それは、日本のあの大作家。フリーメイソンを通して特注ペニス増大器具を買って、使用していたのが20年経過したのが、異世界転生のきっかけになったんだと。20年ほど使うと、フルパワーモードで使用しても、チンコは頑丈で問題ないようだ。彼の作風からもわかるけどノンケだ。いろんなことに精通していそうである彼、実際声優にも精通、ちなみに彼の孫は、声優で精通を経験した。
そして、先日クビになった元AV男優も、異世界転生してきた。なぜAV男優をクビにされたのか、それは、粗チンだったからだ、巨チンの新人ゆとり世代男優によって、立場をなくされたからだ。この元AV男優はノンケだ。巨チンにして挽回するために、増大器具をしよう、死ぬ気でいきなりフルパワーモードで増大器具を使用したのが、転生のきっかけをつくった。
日本のあの大作家と、先日クビになった某元AV男優……ふたりは、アダムとイヴになることはできるのか……いいえ。答えは自明なんだ。
「ゲロくせえぞここ!?」と日本のあの大作家は言う。
あまりの気持ち悪さにゲロを吐く日本のあの大作家。
「ぐぅおっ?! ゲロォッ!」と某元AV 男優はもらい吐き。
某元AV男優は"ぐぅおっ"と反応した辺りでは吐きそうな感じを察知したがもう吐いていて遅かった。
口に残ったゲロの味はゲロのニオイのようだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます