201.9センチチンコの美少年
ジ・アナル開鑿から始めるペニス増大計画(※最終回ではない)
俺は、ジ・アナル・ゴッドリッチを手に入れたと思っていた。
俺は、130センチチンコだ。これは誰も越せない記録だと俺は思っていた。
ある日のことだった。俺は、ある人と出会った。場所は、城の裏の湖。時間帯は、夜明け前。
ジ・アナル・ゴッドリッチと同じ髪の色。身長199センチ。痩せ型。ペニスサイズは、201.9センチ。
俺は負けたと思った。話しかけなかったのだ。
俺は、城に帰って、ジ・アナル・ゴッドリッチにフラれるのかなと思っていた。
俺は、フラれていない、愛された。が、俺は、その日から、いろんな女とヤっても、小鳥の鳴き声がやまなくなった。その小鳥は、発狂した。前までは、やさしく囀っていた。
ジ・アナル・ゴッドリッチはイイ女だ。その理由の一つに、自分が、ガイキチであることを素直に認めれているということである。そして彼女自体は、そのガイキチさは特にあっても問題ないものであるからそうであり続ける、と。
ジ・アナル・ゴッドリッチは俺の最近の狂い具合に、泣いた。
まさか俺がこんなに愛されているとは、思わなかった。
俺は、昔はモテた。知っていた。が、ニートを境に、なにか、自分がどう見られているのかつかめなくなった。コミュ障にも磨きがかかることで、もう俺は、確実性のある情報を主観に持つことを不可能となった。
毛も伸びすぎて、実際これは、危ないやつの外見だってのは、出ている。
俺も、ガイキチであることは自覚済みだ。
俺は、ジ・アナル・ゴッドリッチと結婚してからは、ジ・アナル・ゴッドリッチ、彼女のことを、アナと呼んでいる。
「アナ、俺のアナルを開鑿しろ」と俺は言う。
「はい、わかりました」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「俺のペニスをもっとデカくできるように、ファクトリーにも声をかけてほしい」と俺は言う。
「はい。でも、私のほうのを開鑿してもらいたいのですが」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「アナは男じゃないんだ、するな」と俺は言う。
「貴方はペニスサイズをさらに大きくするため、つまり私の夫であり続けるために、このように頑張ってくれている」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「そうだよ、アナ」と俺は言う。
俺はニート期につくった、消えない隈と、消えない眉間の皺をある意味勲章だと思っている。麻薬中毒者みたいだろ、ってさ。
「貴方、もしかして過去にすごくつらい経験をなされたのでしょ」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「ああ。でもオマエは、姫だ。そういうのもなかったんだろうな」と俺は言う。
「はい、多分ありませんけど」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「なあ、この世のペニスサイズの再現というか、理想というか……ようは俺がオマエの夫であり続けるというペニスを保持する方法を教えろ……」と俺は言う。
「私は、貴方を私以上の存在として見ています。私の父上はペニスサイズは86センチ。貴方は130センチ……もう勝ち目はありません。でも、最近の貴方を見ると、もっと長いペニスのものと対面したということであると私は思っています」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「俺を、フるか」と俺は言う。
「フリませんよ」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「フラれるって書くとフラはカタカナにしないとまずいと思う。フられる。なんか変。でも、フルっていうのだと、フルボッキとかのフルと同じだ」と俺は言う。
「はい、でも貴方が見たその男は、幻影かもですよ」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「もう嫌なんだ、もう俺はキミの夫ではない、なのにこうやって一緒にいる、犯罪者だァッ……」と俺は言う。
「やめて、今の私には貴方しかいないのは確かよ」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「でもオマエはいつか俺をフるんだああああああ……」と俺は言う。
「私も、もうよくわからない。私も貴方にフラれること怯えてるのよォッ……私のほうが犯罪者よぉっ……」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「ビッチぃ……♡」と俺は言い、ジ・アナル・ゴッドリッチを抱きしめた。
王立図書館。俺は、そこで昔のジ・アナル・ゴッドリッチたちを見ていた。写真で。
「この男、似てる」と俺は言う。
俺は城へ帰った。
「アナ、この男、誰だ」と俺は言う。
「この者は私の兄上の、ザ・マーラ・ゴッドリッチ」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「兄貴だったのか。年は」と俺は言う。
「私と一緒」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「でもなんで、いるのを教えてくれなかったんだ」と俺は言う。
「いるって、どこに」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「城の後ろ」と俺は言う。
「それは変です。兄は、デカチンなのに女担当にされ、レイプされた過去があって、廃人状態、貴方のように小鳥の鳴き声が鳴り止まなくなったんですよ」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「幽閉されていたのか」と俺は言う。
「はい」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「俺はアナの夫に安心したから出れた」とザ・マーラ・ゴッドリッチは言う。
「兄上」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「なあ、アナ。もし、兄が俺に負けていたというか、俺が兄に負けたいたら、どう思う」と俺は言う。
「私は、ずっと兄は死んだと思っていました」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「俺は、夫のままなのか」と俺は言う。
「はい」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「どうしてだ」と俺は言う。
「そういうことなら許容範囲になるんです」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「そうか、なんか腑に落ちないがよかったぁ」と俺は言う。
「でも、ペニス増大計画は」とジ・アナル・ゴッドリッチは言う。
「中断しない」と俺は言う、ジ・アナル・ゴッドリッチがこう返すと予想していたように。
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