episode21 雅と夏菜の2人の青春?
合コンに負けたがクラブではバンゲに成功し、2人の子と飲みに行く事に成功した。そのうち1人の同い年の子とホテルに行くことが出来た。
その話を軍団にすると雅もちょうど今日飲みに行くとの子とだ。
その相手はというと、財留夏菜である。
夏菜は香恵の友達であるが、香恵は壱の通ってる美容室の美容師でクラブで偶然会い、雅とも仲良くなったのだ。
壱が女の子とホテルに行った事を聞き、雅も気合が入っている。
ただ、夏菜は正確がキツめであり、気分屋のところもあるので気分に左右されやすいのが難点だ。
だがそんな子でも口説く事が出来れば雅の理想の彼女を作る事にも繋がるともいえる。
そして、雅は夏菜との飲みの為に準備して家を出る。雅は街中から少し離れているので電車を使って街まで行くのだ。
19時に待ち合わせし、雅と夏菜が合流する。
店は待ち合わせから徒歩5分圏内であり、すぐに着いた。
店は雅がよく使うダイニングバーで完全個室を予約した。
席に着き、とりあえず飲み物を頼むのだが、夏菜が実はそんなにお酒が得意ではないという事を告げ、ピーチウーロンを頼む。
雅はラムコークを頼んだ。雅はラムコークに目がない。
そして、お疲れ様と乾杯をする。
雅はまず、色々と質問をした。
クラブには良く来るのかや彼氏はいないのかなどを聞くとクラブは週一くらいで来てるようで彼氏も1年近くいないようだ。
雅も当然、夏菜から質問返しをされ、当たり障りない感じで答えた。
1時間くらい経ち雅は少しずつ攻めた質問をして行く。
付き合ってない人と体の関係をもった事はあるのか?と問う。
すると、返答しづらそうに黙ったのだ。つまり、そういう事かと察した。
じゃ雅くんはどうなのさ?ともちろん聞いてきたので、いいなと思ってた人とそうなった事は勿論あるよ、大人だし。と答えた。
しかし、答えるとふーんといった感じで聞いてきた割に興味や反応を示さないのだ。
だが、ここから雅が勝負をかける。
見せたい写真があるといい、距離を縮める。その写真とは牛丼屋の牛丼の肉5倍増しという、牛丼屋の常連である雅くらいしか知らない裏メニューの牛丼である。
案の定、食い付き、そこから10分程距離が縮まった状態で牛丼トークに華が咲いた。
夏菜が私、牛丼には紅しょうが絶対入れるタイプなんだよねとどうでもいい話を興味あるかのように聞いた。
いい感じになってきたところで雅は夏菜の肩を抱いたのだが、顔をしかめながら「え、嫌だっ」と腕を振りほどいた。まさかの展開であった。
だが、雅は諦めなかった。
夏菜は美容師なので髪型を褒めたり、今度切って欲しいなどと告げると、なんと笑顔を取り戻した。
そのまま、また、勢いよく肩に手を回すと今度は嫌がる素振りはない。
そこから、すぐさまにキスをした。
なんと嫌がるどころか舌を入れてきたのだ。急な変わりように驚いているが、平然を装う。
そのまま、おっぱいタッチをすると、夏菜は更に暴走を始める。
なんと、雅の下半身を触ってきたのだ。そして、そのままズボンを脱がそうとまでしてきた。
流石に店の中だし、まずいと思った雅は、必死に阻止するのだ。
異様な急変を見せる夏菜に困惑しているが、ここまで食いつきがあれば、ホテルに行くことは可能であろうと思い、雅は早々に店を出る事にした。
店を出て、ホテル街まで歩き出そうとした。しかし、その時である。
「ホテル行こうとしてる?」「うん。行こう」と雅が言うと、「え、ホテルは嫌っ」と夏菜が拒否したのだ。
最初は軽い女に見られたくなくて言ってるのかと思い、何度かホテルまで行く事を打診してみたのだが、夏菜の表情は険しく本当に嫌がっているようだった。
どうしようかと思ったその時、近くにネットカフェがあったのだ。
「ここならいい?」と聞くと「ここなら」と静かに答える。
そして、ネットカフェに入り、個室のブースで会話をする。
しかし、数分後、「さっきの続きしよう」と夏菜が言ってきたのだ。
その発言に驚いた。なぜならさっきまでラブホテルに誘ったら断られたのに、ネットカフェでそんな事になるなんて。
だが、気づいた時にはズボンを脱がされており、夏菜も気づけば、脱ぎ始めている。
そして、夏菜の下半身を雅の下半身に擦りつけてきて、その流れのまま抱き合い、行為におよんだ。
その後、終電前に解散となった。
その報告を聞いた壱は、雅の確かな成長を実感した。
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