カクヨムコン5に向けての作戦会議 その1

 映画の『チワワちゃん』の特典映像を見たら、やっぱりみんなで何か一つのことを作り出すのっていいなーって思った。けれど、小説はどうすっころんでも一人でしか作ることが出来ないので、作戦会議を私の中の私たちみんなでやろうと思う。


 ずっと考えていることのひとつに「ミステリーってなんだろう」ということがある。これは「エンタメってなんだろう」と同じくらいの頻度で頭の中にでてくるような気が私はするんだけど、私たちはどう思う?


 と、作戦会議風に私に語り掛けるスタイルにしようかと思ったけれど、ちょっとやっぱり、なんか怖い人だと思われそうだからやめる。不思議ちゃんを装っている人みたいで怖いよね?

 と、みなさんに語りかけるスタイルにする。


 ミステリーっていうの、人が死んだり死ななかったりしてその謎を解けばいいのかなって思うけれど、それってもしかしなくても、謎を作ったり、謎を解いたりしてからじゃないと、書けないんじゃないかと思う。


 謎ならどうにかすれば思いつきそうな気がするけれど、謎を解くのはとても難しいと思うんだよ。トリック的なものを考えるのでしょう? 超難しいじゃん! 私はいつまでも「超」とか「すげー」とか言ってしまうな。


 探偵小説的なものはもう全てトリックが出揃っている、だからあとは組み合わせだ、というような話をどこかで聞いた。色んなトリックを拝借して、それを組み合わせて新しいものを作るべき云々、という話だ。


 しかし私はパズルを力で解くタイプなのだ。


 全ての組み合わせを一からやっていって、たまたま正解するだけなので、パズル的なものを楽しいと思ったことが一度もない。頭を使えと言われても、使い方が分からない。その頭の使い方は知らない。


 じゃあ、ミステリーはやめたら? と思うけれど、ミステリーは恰好いいからやりたい。あとカクヨムコンではミステリーの大賞的なものがあまり出ていないからミステリーで大賞取ったらとっても恰好いいっていう説を聞いたのでやりたい。


 でもやめよう。


 やめようっていうと、なんか挑戦する余地があるみたいな言い方だけど、今の所余地がない。そもそもミステリーが何だか分からないのにミステリー書こうとするのは不遜だし、失礼だと思う! みんなもそう思うよね?


 だから、なんかちょっとトリックの入らないミステリー風な何か、そういう、良い感じの引っかかりがあるものを書きたい。


 ここまでこの作戦会議、ほぼ何も言ってないのに等しいよね。浅瀬でばしゃばしゃやってるだけだもんね。社会人がやってる会議ってこんな感じなのかな? 会議ってやったことないから分からないんだけど。


 女の子の話を書きたいなと思って。

 

 強かでどうしようもない女の子が大好きで、大好きだから書きたいなーって思っていて、ずっと救われたい女の子の話を書いているのだけれど。


 救われる、ということについて考えている。


 ずっと考えている。結局内省になってしまうのだけれど、そのことがとても恥ずかしいのだけれど、それしか出来ないからやれることをやるけれど。れどれど。


 どうして誰も救ってくれないのだろう、と自らも救われない女の子であった私は、かつて考えていた。こんなに辛く苦しく悲しく、今すぐにもどうにかなっちゃいそうなのに、誰も救ってくれないのはなぜなんだ! と、かなり強めに、演技をはき違えた演劇部並みの情熱でもって考えていた。


 けれど、実際どうなったら自分が救われるのか、救われるという状態になるのかが、全く思いつかなかった。たぶん、これはきっと色んな人が経験している感覚だと思うのだけれど。れどれど。


 そういうぐるぐるを、さっと解決するなんかいいトリックがないかな。


 まだトリックの話してるのかって、私は今自分で驚きましたけれど。でもそれこそ、トリック的な、なんか目くらましというか、可憐な技術というか、現実的奇跡というか、そういうものがないと救われないような気がするんだよ。


 風俗嬢の話を書こうと思う。


 書こう、というか今までそればっかり書いてきた気がする。春を売る子が好きなんですね。これは性癖というやつなのか、なんなのか分からないけれど。多分に象徴的だからかもしれない。強かでどうしようもない女の子っていう。


 でもさ、ミステリーじゃなかったとしたら、やっぱりキャラクター文芸? みたいなジャンルで出すことになるわけでしょう? で、今回のキャラクター文芸の講評でシュチュエーションに親和性がないとなかなか共感が出来ないんじゃないかな? 的なことを言っていたような気がするんだよ。するよね。


 たぶん、あれなんだろうなー。学校とか、部活とか、会社とか? 多くの人がよく知っている状況で、ドラマを作れたり、キャラでお話を進めていける才能を探してるんだよね? カクヨムさんって。カクヨムさんに限らずだと思うけれど。

 異世界小説とかも、そういうことなんだもんね。制約というか、決まりごとのあるなかで、どう見せていくかみたいな。

 

 でも感情移入出来るくらい丁寧に書けば、知らない世界でもいいってことだよね! わかんないけど!


 眠くなってきちゃった☆


 まぁ、これはまだ第一回の作戦会議なので、もちゃもちゃやっていこうかな。近況ノートで書けばよかったっていつかも思ったような気がするけれど、一応これは私の日記なので。


 そんな感じで、風俗嬢の話をいいかんじに書きたいなーっていう話でした。

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