夢と失望のカクヨムコン4の終わり

 今、シナモンロールをナイフとフォークで食べている。


 これはよい食べ方だと思う。だってパンだぜ? と思いながらぜんぜん切れないナイフでなんとか刻んで、パンだよなぁ、と思いながらフォークで刺して口に運んでみると、パンの味がするのだ。ロイヤルミルクティーを飲むともっと良い気分になれる。もしかしてシナモンロールはパンに数えないのかもしれないな、と思い直す。


 カクヨムコンが終わった。

 いや終わってないけど。読者選考というものがあとⅤ時間くらいで終わるのかな。もうⅤを五に直す指の力がない。でもそれは嘘だ。Ⅴを五に直す指の力がない、と打つよりも、Ⅴを五に直す方が指の力はいらない。


 そんな感じの日々だった。


 このままじゃだめだ、と思っても対処が出来ないので、リーチ掛かってるけど全ツッパみたいな感じで進んできたが、結局書き終わらなかった。以下に「カクヨムコン読者選考一ヶ月前くらいに出来上がる予定だったバイトの話がなぜ終わらなかったのか問題」について書き記しておきたいと思う。

 未来の私はちゃんとこれを読んでから、また新しい話を始めるようにして欲しい。


敗因

その1、現時点でまだ終わりをどうするか決めていない

その2、そもそも1ヶ月半くらいで10万文字を書けるはずがない

その3、一月の初めに百合文芸的なコンテストがあると知って、5000文字くらいのものなら3日で書けるよな? と思って10日くらいかけて2万文字越えのものが出来上がった(その間書けなかった)

その4、明日の自分に期待しすぎた

その5、活動休止が発表されてわたしの活動が休止した


 いくらでも上げられる気がしたのでここでやめる。

 ともかく、よく頑張ったなと思う。10万文字は越えたので、終わってないけどよくやったなと思う。快挙だよ。偉いよ。でも未来の私は未来の私に期待しすぎるのはもうやめて欲しい。いつも言ってるけど、未来の自分も自分だから。


 これはもしかして近況ノートの方に書くべきものなのかもしれない。まぁいいや。


 根本的な敗因というものがある。それは、物を書くスピード、というか書く姿勢の話だ。書いている時に校正をしすぎる、という問題である。

 文字計測の何かで調べたら、私は1000文字を書くために10000文字を打っている。10文字打って、9を文字消しているのだ。


 つまり――この「つまり」を書くために――と、ここで何か良いたとえを書こうと思ったけれど、数字が良く分からなくなったので止める。3文字書くために9文字書いているということで合ってますか? いや合ってねえな。30文字か。


 ともかく、それだけ書いて消して、なんとか出来上がった文章を、その後に改めて校正するのでこれは意味がない。

 しかしそうしないと書けないのでそうするしかないのだ。


 これは今後改善していこうと思っている。


 いやしらんがな? って感じじゃないですか? そうですよね。自分でも「おお、そうか、がんばれ」しか言うことないし、つうかまだ終わってねえもんなー!

 口語めいてきてしまった。申し訳ない。


 準備期間0で、カクヨムコンがどういうものか全く分からないまま、結局何か解き明かされたのかというと、全くそんなことはないけれど、とても素敵な日々だったと思います。ものすごく勉強になった。


 この改行の間に時間が過ぎて、読者選考の終わりまであと二時間あまりになりました。

 小説の方は全く終わっていないし、終わる気配がない。あと3日あれば終わるかも知れない。ということは、実際にはあと10日で終わるということだ。未来の自分には頑張ってほしい。


 しれっとしているが、もう一つ「これはもう書き上がっているので、すぐ完結すると思う」的なことを言っていたSFの方が全く終わっていないどころか、長い間更新していないことを忘れているわけではない。出来るならば忘れたいけど。


 バイトの方にからめたらみんなどっちも読んでくれんじゃね? みたいな軽い気持ちでこんなことをしてしまって、反省している。

 こちらが終わらなかった敗因は、一人称だったものをなぜか三人称にしたためと、もう一つは物理的に上げる時間がないということだ。これらは実は同根の問題なのだ。いや、実はもクソもなく同じ問題である。なぜそれが可能だと思ったのか、そこが問題だ。あと単純に「え? これ面白くなくね?」という時期にばっちりかち合ってしまったので更新できなかった。

 あるあるだよね~


 なんだかとても文章が適当になってきた気がするので、そろそろ総括しようと思います。カクヨムコン4について、半角になったのはボタンを押し間違えたからですが、一番に言えることはみんながいて安心だったなー、楽しかったなー、ということです。


 公募の物を書いている時はとても孤独で、これは本当に面白いのか、何度落ちれば気が済むのか、落ちるということは面白くないということだ、でも私は面白いし、本当にこれは面白いのか、何度落ちれば気が済むのか、落ちるということは面白くないことだ、でも私は、というようなことを一人でしていかなければならず、大変気が狂いますが、今回は♡を頂いたり、☆を頂いたり、ときどきコメントをもらえたりなどして「あっ、私って生きてる!」と思いました。


 技術的なことでも、相当勉強になったので、良い時間を過ごしたなという気持ち。これからも、なんか上げられたいいな、と思っている次第です。とりあえず書き終わろうと思っている。そしてこのエッセイが尻切れトンボになる予感が激しくしている。あと二時間あるのでちょっと悪あがきしてこようと思う。


 ともかく、2020年の末まであと二年もないので、精一杯悔いの無いように応援して、今までの感謝をできるだけ念として送りながら、DVDとか抜けてる所を色々買い直したりして、2020年を過ぎたらそれらの映像を見てすごそうと思います。

 ありがとう!これからもよろしく!以上!

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