第11話 炎の軍団

八丈島への空の飛行は勇者の2人を鼓舞させた。

海が荒々しく猛っている。

行ける。とルーディー。

ああ。お前とならな! とノズ。

「お前の元型が使ってた金属バットを持ってる。受け取った瞬間にとてつもない力を得た。このバットに力がこもっていたんだろう。たしかにお前は心強い、しかし犬死覚悟だな俺たち」

「行けるって。炎の軍団が現れる」

「なんだそりゃ!?」

「しのごの理屈は抜きだ。やっちまえ! 燃えてくるぜ!」

八丈島は近い。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る