第69話 Level

Rito


Soutaが本気で高校目指すって決めたから


俺も本気を出す


今までのアルバイトを辞めて


週6で通う





時給も大学生のバイトにしては良かったし


食事つきで一人暮らしの俺からすると


ありがたい





それにこんな俺でも誰かの役にたてるなんて


Soutaの両親は俺に感謝をしてくれるけど


俺の方こそ感謝だよ


今が一番生きてるって実感してるから





Rei


ブログをはじめて3か月


ちょこちょこ相談のメッセージが


来るようになった





びっくりした


こんなにもいじめや人間関係で毎日


悩んでる人がいるなんて


どんな経験も無駄じゃないんだって


だから今こうしてブログを書ける


あっ、また新しいメッセージが届いてる


Reiさんへ





Haru


あれからボランティアには2回行った

 

当初の予定では3回だったから


前回が最後の3回目だった





でも何も言わずに残念そうにしている


Akiraを見たら


「また、来ます」


「えっ、また来てくださるんですか?」


「はい」


その瞬間Akiraの顔が


ぱっと明るくなったのが、分かった





きっと今までの人生色んなことを


諦めて生きてきただろうから


こんな俺を必要としてくれるなら


こんな俺でも役にたてるなら





Reila


これからは自由に絵を描いていこうって


決めたら


気が楽になって


周りのことは気にならなくなった





私は私


純粋に今絵を描くことが楽しい


美術部に入ったあの頃のように





それからもう一つ


最近歩いている人を眺めていると


上から降りてきてるのか


この世界の人なのかが


なんとなく分かるようになった





久しぶりに今の数値を確認する





Rito


前回は


頭脳 770


精神 580


特殊能力 450





今回は


頭脳 800


精神 700


特殊能力 600






Rei


前回は


頭脳 450


精神 990


特殊能力 850





今回は


頭脳 500


精神 1200


特殊能力 950





Haru


前回は


頭脳 1450


精神 700


特殊能力 900





今回は


頭脳 1600


精神 800


特殊能力 1200





Reila


前回は


頭脳 730


精神 770


特殊能力 730





今回は


頭脳 780


精神 900


特殊能力 850




Rito Rei Haru Reila


上がってる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る