ケジメと悔い改めて歩いて行くよ

9月12日水曜日・

広日記『8時55分起床』

広日記『9時20分母を起こす』

広日記『9時30分朝ご飯。リンゴ、クラッカー』

海里「6月の殺害予告の件は、警察にも謝りに行こうね。ケジメだよ」

広「うん」

広日記『9時40分朝ご飯完食』

広日記『9時38分昨日入りそびれたので早めに入浴』

広日記『10時29分私の部屋に戻る。ムダ毛処理をして入浴時間が長くなった』

広日記『15時27分それまで昼寝をしていた。リビングに行くと母が、私のお昼ご飯の用意をしてくれた。』

海里「起きて来たね。今からさっき作った、うどんを温めるから待っていて」

広「うん」

広日記『15時32分お昼ご飯。うどん』

広日記『15時37分お昼ご飯完食』

その後広と海里は警察に行った時の謝罪と挨拶を考えた。

海里「最初におまわりさんに言う言葉はこれで良いかな」

広「出来上がりだね」

広日記『16時10分少し遠いが徒歩で警察に母と向かう』

広日記『16時50分到着。おまわりさんと話し始める』

広「はじめまして。菊川広です。6月の件ではご迷惑をお掛けしました。たくさんの人に不安や恐怖を与えたと深く反省しております。今後はもう二度と致しません。これからの生活で信頼を回復させて行きたいと思います」

おまわりさん「分かりました。じゃあまず次は僕から言わせて。まずは相談して下さい。広さんは入院中に面会にも来てくれる家族がいるんだから。誰かに相談して下さい。中には知らんぷりして、放ったらかしにするケースもあるんだよ。それに比べて広さんは良い方だよ。それと警察は自分や他人を、傷つける事に、ここ数年で敏感になっています。そしてお母さんの言う事は聞きなさい。時にうるさく感じる時は、あると思うけどそれだけ心配してもらっている証拠だからね。僕からは以上かな。今日はありがとうね」

広(大丈夫さ。今の私はうるさく思いはしない。むしろ自分の身にするかも知れない。だけどやっぱりうるさく感じるかも。なんてね。私はこの夏で変われた。そして警察にもケジメを示せたと思う)

海里「今日はありがとうございました」

広「ありがとうございます。本当に二度とあのようなことは致しません。それでは」

海里「じゃあまた歩いて帰るよ」

広「えー遠いからタクシー乗ろうよ」

海里「ダメ歩くよ」

広「分かったよ」

広(入院中も良く海里は言っていたな。「歩くことは大事」だと。なら歩こう。私の人生を一歩一歩悔い改めて誠心誠意込めて。私の夏はこうして幕を閉じる。しかしまだ人生は続くのだ。この夏があったことを忘れずに、生きて抜いて行こう)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

殺害予告者の閉鎖病室1212 来夢くるむ秋桜こすもす @KotonohaShirube

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ