第13話レベル5のダンジョン

今日はついに大型免許の試験日だ、しかしこの試験場は本当に車が多くて車が停められない、試験時間ギリギリで何とか停められ試験へ、問題無く試験も終わり合格発表を待たされる、しかし時間も潰すを場所も無いので外でいっぷくするも時間は進まない、やっと結果発表で無事に合格できた




金曜日の夜、縁側でタバコを吸って要ると新撰組が買い物袋と鞄と日本刀を持ってやって来たケースに入って要るが紛れも無く日本刀だ、荷物持ってて手は振れないが笑顔じゃ無きゃカチコミだ、まさか美人4人組が軽自動車に乗って日本刀4本持ってるとはお巡りさんも気が付かないだろうな




4人を迎え入れると




「ラインで見たけど近くにダンジョンが出現したって本当」




「出現したよ東京都唯一の村の山奥に車で行って山道を約40分歩く位の場所にレベル5のダンジョンがね」




「ヤッター」




「でもねレベル5だと25階層まで有るし、モンスターもゴブリンかスケルトンらしいよ、大丈夫」




皆で相談してクリアは無理だけど明日は朝早く出る事に様子を見て殺れそうなら時間まで挑む、今回の目標はレベル上げをメインする事にして、武器は土方さんは弓で、斉藤さん近藤さん沖田さんは槍とボーガンを使い、いざという時以外は日本刀は使わない、折れたり欠けたりしたら大変だから




彼女達が作ってくれた夕食は生姜焼きに野菜炒めとサラダと味噌汁とほうれん草のお浸しと俺が炊いたご飯、どれもおいしかった




交替で温泉に入り、武器と防具の確認、皆お揃いで嬉しそう、値段は言わないけど、防刃防弾装備でシールドも用意したしシルバに護衛して貰えばケガしないだろう、最悪シルバに治して貰えば大丈夫




明日は5時出発なので寝ます




翌朝、起きるとまだ寝てるので先に歯を磨き等朝の準備をして待つと皆起きて来た




しかし、土方さん斉藤さんTシャツノーブラは止めくれ、俺は男何だから、思わずガン見してしまったところ近藤さんに見られ2人は退場、沖田さんにはラッキースケベと笑われるし、朝から勘弁して下さい




車の中でもさっきの話題で開き直った女は強い、別に減るもんじゃ無いから見せてあげようかとからかわれる、一人だったら襲ってやりたいけど、猛者4人は無理です、返り討ちに合いますよ




でも、今度温泉に一緒入ろうと言うので、ダンジョンから帰ったら入りましょうと返したら、もじもじし出した、ちょっとやり返せた




6時半ダンジョン到着、皆装備を整え中に入ると直ぐにスケルトンが現れた、試しに俺が戦うと手ぶらのスケルトンは弱かった、槍で充分戦える




最初は全員槍とシールド装備で戦ってたがシールドが邪魔に成り槍で戦った、下に降りる階段を見付け降りると今度は棍棒の様な物を持ったスケルトンがこれも余裕綽々で俺達は調子に乗っていた問題が起きたのは9階層、其までも複数のスケルトンの出現は有ったが良くてボロボロの剣装備だったのに、現れたスケルトンは剣装備が2で後ろに弓装備、俺達は槍しか持っていない、気がついた時には斉藤さんに向かい矢が飛んできた、俺は斉藤さんを庇う為に手を伸ばし手に刺さったが斉藤さんにケガは無かった、スケルトンは他の3人が倒してくれたので何とか成ったが斉藤さんが涙を溜めて俺の手を止血しようとしたので、痛いけど矢を抜いてシルバに治療してもらい、斉藤さんに大丈夫だよっと手を見せたら抱きつかれわんわん泣き出した斉藤さんを落ち着かせ一旦階段に戻り、シルバの事を説明したそれから皆で反省会をして、今日は10階の階層主を倒したら帰る事に皆シールドを渡し、落ち着く為にここでお昼にした、斉藤さんに謝っても言葉では許してくれるのに目を合わせてくれない、あー怒らせちゃったかな




其からは安全第一で進み、階層主の部屋の前で注意事項を話し絶対に前に出ない事を納得させ扉を開けた、中には6体のスケルトン剣4、弓1、大剣1、まず俺が聖剣の稲妻で弓を殺し、俺が大剣を受持ち、新撰組で残りの剣を対応して貰った、5人と1匹で戦うとあっと言う間に終わった、やはり1人より楽だな




其からスケルトンを倒しながら地上に戻った、ダンジョンの中でも気がついたが斉藤さんがチラチラ俺を見てるけど俺が見ると目線を外される、ヤバいな攻撃を受けるどんくさいところを見せたから嫌われたかな、そうだよな助けるならカッコ良く矢を掴まなきゃだよな、ちょっと凹むな




装備をアイテムボックスにしまい、車で家に帰ったが斉藤さんは車でも口数が少なかった




帰ったら、誰かに相談しよう




家に到着して、先に温泉を勧めると沖田さんと斉藤さんが入る事にそこで相談する事に




「あのさー、ちょっと良いかなぁ」




「何々」




「今日、俺がどんくさくてケガしたじゃん、それで斉藤さん怒らせたみたい何だよ」




「はぁー、本気で言ってるの」




「だって目も合わせてくれないよ」




「ここまで鈍感とは、良い歩美はあっ斉藤さんねは怒って無いから、あの子はそうゆう子なの、怒って無いから気にしない、解った!」




「そうなら良いけど、5人で行くダンジョン楽しかったからこれが最後に成ったら嫌だなーって思ったから」




「大丈夫だよ、来週も行きましょう」




「良かった」




夕食を食べ帰路につく車の中で




「歩美、意識し過ぎ、普通の男ならバレてるよ、しかし雅也さんがあそこまで鈍感とは思わなかった、皆抜け駆けはダメだからね、私達の計画の為にも」




「皆で頑張ろう」






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