第14話 パグのバグ
わが家のパグの様子がおかしい。今日ドッグランに連れていってからだ。
その時は元気に駆け回っており、とても楽しそうだったが、休憩している時に様子がおかしくなった。
皆が犬連れで犬好きなので、この子も見知らぬ人にいっぱいヨシヨシされた。それが原因ではないだろうか?
普段私が撫でてやる箇所とは違うところを沢山撫でられたことによって、その場所に生えている毛たちが、ザワザワとざわめいている。
それは帰宅してからも続いており、本人は眠っていても、毛たちが興奮からなかなか冷めやらず、微妙に蠢いている。
動物病院に連れて行った方がいいのだろうか?
そう悩んでいると、頭部の細胞がとうとうその場所に落ち着いていられなくなったようだ。
ポンッ‼ という音と共に、顔が前に飛び出て丸く立体的になった。
急いで抱き上げケージに入れようとしたが、一度しっかりと抱き締めた。
と、次の瞬間安心したのか、クシャッ! と縮んで元の顔に戻った。
やっぱりパグはこうでなくちゃねぇ♪
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