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2019年2月5日 17:14
張玄、剣に生き、剣に倒れましたな…実にらしい最後でした。敵の兵士の存在がなかったとしても生き延びることをよしとしなかったでしょうな…
作者からの返信
狼煙さん、応援コメントありがとうございます!!光を失ってからは復讐の鬼と化していた張玄ですが、そんな彼も今回のお話でとうとう退場と相成りました。本編のセリフの通り、張玄も心のどこかでは自分が負けることを予見していたんですね。彼にとって重要なのは勝負の結果そのものではなく、不完全燃焼だった二年前の戦いにきっちりと決着をつけることであって、そういう意味ではまさに一片の悔いも残さず人生を終えたのだろうと思います。李旺を追い求めて各地を放浪していたのも、見方によっては自分の敗北を再確認するためだったと言えるかもしれません。こうして振り返るとだいぶ(かなり?)倒錯した危ない人物ではありますが、個人的に歪んだキャラは大好物なので彼の出てくる場面は書いていてとても楽しかったですね。(苦笑)『戎甲』に比べると特撮のオマージュは控えめにしているつもりの本作ですが、張玄のキャラ造形に関してはセカンドシーズンで盲目になっていたあのライダーや、続編で再登場した時に二刀流を使うようになったあのライバルに多大な影響を受けていることはこの機会に白状しておきます。(汗)
張玄、剣に生き、剣に倒れましたな…実にらしい最後でした。敵の兵士の存在がなかったとしても生き延びることをよしとしなかったでしょうな…
作者からの返信
狼煙さん、応援コメントありがとうございます!!
光を失ってからは復讐の鬼と化していた張玄ですが、そんな彼も今回のお話でとうとう退場と相成りました。
本編のセリフの通り、張玄も心のどこかでは自分が負けることを予見していたんですね。彼にとって重要なのは勝負の結果そのものではなく、不完全燃焼だった二年前の戦いにきっちりと決着をつけることであって、そういう意味ではまさに一片の悔いも残さず人生を終えたのだろうと思います。
李旺を追い求めて各地を放浪していたのも、見方によっては自分の敗北を再確認するためだったと言えるかもしれません。
こうして振り返るとだいぶ(かなり?)倒錯した危ない人物ではありますが、個人的に歪んだキャラは大好物なので彼の出てくる場面は書いていてとても楽しかったですね。(苦笑)
『戎甲』に比べると特撮のオマージュは控えめにしているつもりの本作ですが、張玄のキャラ造形に関してはセカンドシーズンで盲目になっていたあのライダーや、続編で再登場した時に二刀流を使うようになったあのライバルに多大な影響を受けていることはこの機会に白状しておきます。(汗)