【第二部】毒花と人魚
舞台/登場人物
※第二部開始時点での既出情報です。第一部の重大なネタバレを含みます。
なにかと忘れた時の読み返し用としてどうぞ。
【World】
◆街(舞台の街)
大きくも小さくもないそこそこの規模の街。対外的には、主に宿場町としての機能を有している。
東西南北四つの区に別れており、それぞれイースト区、ウェスト区、サウス区、ノース区、とそのまま呼ばれる。イースト区が一番治安が悪い。
住民の間では、イースト区を東と略したり、サウス区を南と呼んだりすることもある。西と北も同様。
◇イーストエンド
イースト区の東端にある、極貧地帯の通称。スラム。廃墟街とバラック地区に大きく分かれている。
廃墟街は街のやや内側、バラック地区は街から張り出した場所に存在する。
夜は明かりがなく出歩く人が少ないので、意外と昼の方が治安が悪かったりする。
【Profile】
◆アルテ
イーストエンド育ちの孤児。手癖が悪くよく盗みを働く。足癖もまま悪い。
猫被りの八方美人だが、同時に筋金入りの人間不信。本当は口も性格もあまり良くない天邪鬼。そして嘘つき。
特記事項:首元にストール。
◇ティア
元奴隷。かつては壮絶な過去により心を閉ざしていた。種族は人間だが、吸血衝動の呪い持ち。
感情表現が苦手で無表情なことが多い。常識はないが意外と学はある。素直な天然。
特記事項:隻腕。右顔面に火傷跡。
◆ノル
イーストエンドの少年。頭が良く所作が綺麗。教養がある。
態度は冷たいが面倒見はいい。肉体労働は苦手なもやし。
特記事項:全体的に色素が薄い。
◇ジェイド
イーストエンドの少年。アルテの幼なじみ。ナイフの扱いが上手い。
口も目つきも態度も悪いが、非情になりきれない苦労人気質。対アルテにはだいぶ喧嘩早い。
特記事項:褐色肌。左目尻に泣きぼくろ。
◆ヤブ(通称)
イースト区の闇医者。不摂生でやる気なさげ。マッドサイエンティスト。人の名前を呼ぶ気がない。
特記事項:目に隈。天パ。長身猫背。
◇ケイシー
独特の話し方をする女性。時々ヤブの診療所に助手として来ることがある。感情豊かなおしゃべり。
特記事項:ヤブの妹
◆店主(おやじ)
サウス区にある骨董屋の店主。盗品商も兼業。
特記事項:守銭奴
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