夢というフィールドを上手く利用したその解釈で、どんな強さ強味でキャラたちがいろいろ解決していくんだろうというのを楽しめる作品でした。
圧倒的な設定を、まるで漫画のコマ割りを一個一個丁寧に描写していくような語り口で綴られていますので、読み応えと脳内再生具合がいっぱい楽しめました。漫画とは違って提供する情報を順序立てて濃淡からめ提供できる小説ならではの塩梅が随所に見受けられ、「よくぞ語りきって完結まで書き上げたな~!」と。
これから読む方たちも、漫画を読み解くようなリズムで楽しんで頂けたらなと思います。
おすすめ。