第六章
第六章
一方、製鉄所では、恵子さんが解放された喜びを味わっていた。青柳先生は相変わらず書斎で資料の執筆を続けていて、水穂がフランスへ行ったことに対しては何も言わなかった。ブッチャーが散々心配していた、「海外へ追い出してしまったことへの批判」という物はまずなかったので、一安心したところだった。
ところが。
「おーい、いるかーい。」
と、間延びした声がきこえて来たのでぎょっとする。
あわてて玄関に行ってみると、同時にがらっと玄関の戸が開けられて、
「おう、いるか、水穂。」
入ってきたのは、広上麟太郎そのひとであった。
「やだ、広上先生。どうしたんですか?」
「おう、チケット届けにやってきたのさ。いるだろ、水穂。」
当然のように言う麟太郎であるが、
「あ、いまちょっと、、、。」
恵子さんは、まさか来るとは思わなかったので、一生懸命言い訳を考えるが、どうしても思いつかないのだった。
「何?出かけてるの?だったら、帰ってくるまで待たせてもらうからな。よし、上がらせて貰おう。よっこらしょっと。」
何も断りなしに、中に上がりこんでしまう広上さん。
「い、いまお茶出しますから、ここで待っててくれませんか!」
と、恵子さんはそういうが、
「お茶なんかいらないよ。こんなところじゃなくて、部屋に入らせてもらえないかなあ。」
と言う広上さんには通じなかった。
「ちょっと、勝手に入らないでくださいよ。先生、まだお掃除が終わってないんですよ。」
「お掃除なんてどうでもいいよ。どうせ俺の部屋なんてほこりがたまってどうしようもない。最近は、掃除人を雇う気持ちにもならないし、掃除なんかずっとしてないから大丈夫。」
そう言いながら広上さんはどんどん廊下を歩いていって、四畳半までむかっていってしまった。
「よし。ここで待たせてもらうからな。水穂、帰ってきたら教えてくれよな。」
と言って、四畳半のふすまをがらっとあけると、
「あ、恵子さん、まだ開けないでくださいよ。まだ、畳をちゃんと戻してないですよ。もうちょっと待ってください。俺、そんなにのろまですか?」
と、ブッチャーがはがした畳をはたきではたきながらそういったので、中で何をやっているのか、広上さんははっきり知らされたことになった。
「あれれ?水穂は?」
ブッチャーは思わずぽかんとしてしまうが、
「あ、広上先生!ど、どうしたんですか!」
と、おもわずはたきを落としてしまう。
「どういうことだ。畳をはがして掃除なんて、水穂はどこにいった?もしかして、入院でもしたのか?」
「あーあ、とうとうばれちゃったわ、、、。」
恵子さんは、がっかりしてため息をついた。同時に広上先生は、ブッチャーと向き合って縁側の床に座った。
「あ、すみませんすみません。水穂さんなら、入院したと言うわけではないのですけどね、、、。」
ブッチャーは、急いでそう言い訳を開始した。いくら、自分たちにとっては良かれとおもってしたことであっても、偉い人にとっては、悪事になってしまうことは、たくさんあることは知っていた。
「じゃあなんだ。どこかの療養所にでも行ったとか?」
「あ、それに近いかもしれないですね。療養所というか個人のお宅ですが。」
「ちょっとまてまて、あいつはそういう事を平気で頼めるような友人はさほど多くなかったと思うけど、、、。どこの家に行ったんだよ!」
「はい、それはですね、その、、、。」
口ごもるブッチャーに、我慢できなくなった恵子さんは、
「もう、あたしたち看病で大変だったから、フランスにいる親切な人に頼んで、預かってもらいました!そのどこが悪いと言うんですか!」
と、ちょっときつく言った。
「はあ、そうか。つまり二人とも嫌になって追い出したな。水穂には、元々看病してくれるような伝もなにもないことは俺もよく知っているぞ。大学時代に、かわいがってくれた教授もないし、仲のよかった同級生も全くない。だから、あいつが倒れても面倒見てくれる音楽関係者なんてないはずだぞ。二人が意図的に追い出したとしか考えられん。全く!二人とも、酷いことするよなあ。あいつは何も悪くないのによ、態々日本から追い出すなんて!」
「先生、そういうこといいますけどね、あたしたちは本当に大変だったんですからね。ご飯なんて、ろくなもの食べてはくれませんし、ちょっとでも冷たい風が吹けば、機関銃みたいに咳き込んで、睡眠薬でも飲まないと止まらないんですからね。その間はそばにいなくちゃなりませんから、あたしたちはその間時間をとられるわけですし。どんどんどんどん自分の時間は後回し。それが果たして良い事かと思われるかしら?」
恵子さんは、女性特有の話を始めた。
「しょうがないじゃないか。あいつは、そうして貰わないと、動けない立場なんだから。そういうときは、多少我慢してやることも必要だよ。多少時間をとられることは、諦めることだな。」
「まあ、そういう変な倫理観は持ち出さないでくれませんか、先生。そういう事のせいで、あたしたちのことは何もないというわけですか。あたしたちが、犠牲にしてきた時間というものは、取り返しがつかないとしても、それは良いことになってしまうの?あたしたちにとっては、辛い時間であっても、それが美しい行為とされてしまうということですか!」
「恵子さんのいう事がまかり通る世の中になったら、T4作戦だって正しいことになるぞ。そうなったら、ヨーゼフ・メンゲレみたいな馬鹿な医者が出てきて、変な偏見が広まっちゃうぞ!」
確かに、歴史的に言って、そういう事例は多い。でも、人間としてどうしても、こういう事は通りたくなくても、通らなければならない問題である。
「そうだけど、なんで今頃そういうこと持ち出すんですか!偉い人ってすぐにそう過去の事を持ち出して、反省しているように見えますけどね!あたしにしてみれば、ただ、かっこつけているだけですよ。それよりも、あたしたちが疲れているのは今なんです!そんなナチスがどうのとか、T4作戦がどうのなんて、あたしたちには関係ありません!そうやって、混同しないでください!」
「恵子さん。俺は広上先生のいうほうが正しいと思いますよ。俺たちは、このままいけばナチスみたいになってしまうと偉い先生に見られていて、それを一生懸命直そうとしてくれているから、そういう例を持ち出してくれるんでしょう?だから、俺たちは直さなきゃいけません。だから、今日は俺たちの負け。素直に謝りましょうよ。」
ブッチャーは恵子さんの言葉を是正するように言ったが、
「何よブッチャー。あんただって、楽になってよかったなんてさんざん言ってたくせに。それではまずいとでもいうの?あたしたちにとっては久しぶりの休暇を与えられたのと同じ事じゃないの!それを批判されて、怒って何が悪いのよ!」
恵子さんは、女性特有の頑固さを表現していった。
「あーあ、恵子さん。結局批判されたときのシナリオをしっかり考えて置くと言っておきながら、何も考えずにワーワー騒ぐだけじゃありませんか。それじゃあ、大間違いですね。」
ブッチャーはがっかりしてまたため息をついた。
「まあ、俺がどうのこうのと言える立場ではないが、一般的なことを言ったまでだぞ。具体的にはなにもしてないからな。そこは気をつけろよ。まあ、今日は忘れ物をしなかったので、よかったなあと思っていたが、訪問先でこんなでっかい損をしたとは思わなかった。大事なものを持ってきたのに、相手がないんだからな。ま、代理で二人に来てもらおうかな。二人分渡しておくから、用事がなければかならず来てくれ。」
といって、麟太郎は、ブッチャーに「演奏会のお知らせ」と書かれたチラシと、チケットをそれぞれ二枚ずつ渡した。
「今回は特に入場料もいらないから、気軽に来てくれや。よろしくな。」
ブッチャーはチラシを手に取って読んでみた。
「へえー、ブラームスの交響曲ですかあ。しかも一番って、大曲ですねえ。これ、演奏するにはある程度の人数も必要なんじゃないですかね。」
「まあな。この間の音楽まつりのあと、もう一回同じメンバーで演奏したいという人が多く出たので、またオーケストラとして、継続して演奏会をすることになったのさ。記念すべき第一回演奏会は、ベートーベンの第九をやりたいという人が多かったが、一緒にやってくれそうなコーラスグループが見つからなかったので、それなら似たような曲の、ブラームスの交響曲をやることになってね。」
「そう、皮肉ねえ。広上先生くらいの知名度がある人が、コーラスグループを呼べないなんて、愚痴をいうなんて。」
恵子さんが、ちょっと嫌味っぽく言った。
「いや、広上先生が気に入るほど、上手なグループが富士市にはないということですよ。田舎ですから。無理でしょう。」
と、ブッチャーが急いで訂正した。
「まあ、結論から言えばその通りだった。まず、人数が足りなすぎる。でも、そのうち、うまいところが出るかもしれないと思って、気軽に待つことにしたよ。それはどうでもいいが、今回、音楽の知識がない人でも、楽しんでもらえるような、わかりやすい演奏にすることを目標として練習しているから、是非来てもらいたい!」
麟太郎は、また座礼をした。
「広上先生に頭を下げられるなんて、恐縮すぎますよ。用さえなければ必ず行きます。ただ、俺は素人で、ブラームスなんて何も知りませんので、大した感想は期待しないでください。」
ブッチャーは、また頭をかじった。
「もう、仕方ないわね。でもねえ、ブラームスの交響曲なんて聞いても、何にも得にならないと思うんだけどねえ、、、。」
恵子さんは、あーあ、とため息をついた。
一方そのころ。
「おい、大丈夫かお前。いつまでせき込んだら気が済むの?このままだと、せき込み過ぎて、喉でも傷めるよ。ちっと我慢したら?」
夜半、頭上からせき込む音がして、杉三が目を覚ますと、隣のベッドで、水穂が横になったまま、激しくせき込んでいた。
「おーい、返事位してくれないかな。いい加減にストップしてもらえないだろうか?」
わざと冗談のように言っても振りむくことなくまだまだ続く。
「寝れないじゃないか!」
思わず、声を強くしていった。
「ご、ごめん。へやのなかがほこりっぽいのか、なんだか口に入ったみたいで。」
「そんな言い訳しなくてもいいよ。人の家に来て、ほこりが入ったなんて、言うもんじゃないよ。客を泊める部屋だもん、ほこりなんてたまるわけないだろ?どこの国でも掃除くらいするよ。」
水穂は、もう一回ごめんと言おうとしたが、言葉より先に咳が出た。
「あーあ、だめだこりゃあ!」
杉三のでかい声を聞きつけて。マークが部屋をのぞきにやってきた。
「杉ちゃん、寝れないのかい?」
「おう、このありさまじゃあ、うるさくて寝れないよ。」
その傍らでもせき込み続ける水穂を見て、マークは決断した。
「わかったよ。杉ちゃん。今から日本へ電話かけるから。ちょっと手のかかる作業ではあるけどさ、しばらく待っててくれ。」
「こんな時間にかけるのか?もう夜遅いぜ。いい迷惑ではないの?」
「いや、ここではこの時間だけど、僕の計算に間違いがなければ、日本では丁度夜が明けたころのはずなんだ。だから、電話かけても大丈夫だと思う。」
「マークさん、やめてください。恵子さんに申し訳ないので、、、。」
水穂は、そう言いかけたが、またせき込んでしまうのであった。杉三が、
「無理してしゃべらなくていいよ。じっとしてろ!」
と怒鳴ったので、それ以上は反論しなかった。しかし、黙っても、五分以上じっとしていられない。これをみた杉三は、彼を叱るどころか、
「あーあ、無理なものは無理かあ。」
と言って、がっかりとため息をついた。
朝。
「あーあ、日に日に寒くなるわあ。今日も一日頑張らなくちゃ。」
恵子さんは、手早く洋服を着換えて、調理用の割烹着を身に着けた。同時に、
「おっはようございまーす。」
相変わらずのんきな声で、ブッチャーが製鉄所にやってきた。
「あら、どうしたの?掃除はもう終わったんじゃないの?」
恵子さんがでかい声で思わずそういうと、
「あ、はい。部屋は全部終わったんですけどねえ。換気扇の掃除が終わってなかったことを思い出して、確認に来ました。」
ブッチャーはまた、未練たらしくそういった。
「何よあんた。暫くこっちに来る必要はないでしょう。もう掃除もやってくれたんだし。早く、貧乏呉服屋の商売に戻ったら?」
「そうですけどねえ。一日中パソコンの前で注文が来るのを待っているなんて、退屈でしょうがないんですよ。あったとしても、家にある在庫を調べて、すぐに梱包して、郵便局へ送るなんて、すぐできちゃいますからあ。単純な作業ですよ。インターネットショップなんて。実際の建物の店があれば、少し忙しくなれるのかなあ。」
「馬鹿ねえ。忙しくなりたいなんて。贅沢言うもんじゃないわよ!」
丁度その時、応接室の戸がガチャンと開いた。
「恵子さん、お電話です。」
懍がそう声を掛ける。
「電話?こんな朝早くに、私に電話ですか?いったい誰から電話なのでしょうか?」
「はい。パリのモームさんという方です。待っているとお金がかかりますので、早く出てくれとの事です。」
恵子さんが思わず聞くと、懍はすぐに答えた。
「えっ!そんなにお金がかかるんですか?」
「ええ、ヨーロッパでは電話代が高いんですよ。ほら、パソコンのメールが普及していますでしょ、だから電話はあまり重要視されていないようで、高額な料金を請求されることが多いんですよ。」
ブッチャーが聞くと、懍は淡々と答えた。なるほど、国によってやり方も違うのかあとブッチャーは考え直すのである。
恵子さんは、渋々電話をとった。
「もしもし、お電話変わりました。私塔野澤でございますが?」
「はい。こちらですね、モームと申しますが、あの、製鉄所の食堂のおばちゃんと呼ばれている方は、貴女なんでしょうか?」
ちょっとばかり不正確な発音でそう聞かれたので、恵子さんは思わずムキになり、
「はい。そうですけど、女性に対しておばちゃんと口にするのは、失礼というものですよ。日本語、ちゃんと勉強してないんじゃありませんの?」
と、答えた。
「あ、すみません。ごめんなさい。あのですねえ。ちょっと聞きたいことがあるんですけどね。お時間よろしいですか?」
「すみませんとごめんなさいは、一緒に言うもんじゃありません。うるさい挨拶は結構ですから、早く用件を言いなさい。」
「はい、じゃあ言います。こちら、つまりパリですが、こちらに来る前、磯野水穂さんはどんな生活をしていたんでしょうか?従業員として、製鉄所で働いていたんですか?」
「あ、製鉄現場に出ることはできないので、簡単な掃除とかそういうことをしてました。でも、最近は今年の夏が暑すぎて、それ以降は、ずっと横になって寝て、あたしが毎日ご飯くれての繰り返しよ。」
恵子さんはつっけんどんに答えた。
「はあ、そうですか。そういう言い方をされているとなると、まるで犬に餌をあげているような言い方ですね。と、いうことは、やっぱり、彼はよい扱いをされていなかったということなんでしょうかね。」
と、電話口でそう聞こえてきたので、さらにカッとする。
「何よ!犬に餌をあげるのと同じなんてそんな言い方はしないでもらいたいわね。食べるどころか、食べてくれなくて、あたしたちは本当に困ってるんですからね!」
「そうですか。実は僕たちもそのことで困っているんですよ。いつまでもまともに食事をしてくれないんです。風が吹いてくれば、せき込んで苦しがるし。そうなったらもう、薬で止めるしかありません。それに、薬を飲ませて安楽に眠ってくれればいいのですが、いきなり突然唸りだして、いかにも苦しそうですので、多分ですが、眠った気はしないんじゃありませんかね。こんな意味のない薬、日本では平気で飲ませるんですか?杉ちゃんの話によれば、その前は、眠る前にものすごく唸ってやっと眠れるという薬まで、出されていると聞きました。調べてみたら、当の昔にこちらでは使用が禁止されている睡眠薬です。そんなもの、平気で飲ませるなんて、どうも善意というか、そういうものが感じられないんですよ。だから、日本でどういう生活をしていたのか知りたくて、電話させてもらいましたが、、、?」
「そうですね!あたしたちも同じことで悩んでましたよ。もうねえ、手の施しようがありません。どうしたらいいんだか、わからなくて、あたしたちも困り果てて、そちらへ送り出させていただきましたの。もうね、こっちでは何をやったって駄目なんです。だから、薬でも出して、黙らせておくのが一番いいのよ。そうでもしなきゃ、あたしたちも疲れ果ててダメ。ちょっと休ませてもらえないかと思いましてね。あなたたちのところでは、介護人でも平気で休みをとったりできるそうじゃありませんか。そのためのサービスだっていろいろあるんでしょう?そんな恵まれた国家の人に、文句なんかいってもらいたくありませんわね。悪いけど、日本には便利なシステムはなにもないですし、あたしのような一人の女性が、全部やらなきゃいけないということを、知ってくれなければ、こっちへ電話なんてしないでもらえませんかね!」
恵子さんは頭にきて、思いっきり自分の気持ちを、電話口の外国人にぶつけたつもりだったが、やっぱりヨーロッパの人は、どこか自分を見抜いてしまうというところがあるようだ。
「あの、そういう気持ちこそ、彼を追い詰めているのではないでしょうか。看病してくれる人にまでそんな台詞を言われてしまうと、彼も居場所がなくなって、よけいにつらくなるのではありませんかね。誰か一人は、受け入れてくれる人がいらしてくれないと、人間生きてはいけませんよ。」
電話口の外国人は、いかにも西洋人らしいことを言い始めた。
「うるさいわね。あたしは、そういう宗教臭い言い回しが一番嫌い。あんたたちは弱い人には優しくと言っておきながら、それを支えている人には、一言もねぎらうことはないじゃない!あたしたちは、自分の人生、全部捨ててやっているのよ!それを無視して批判はしないでもらえないかしら!」
「あーあ、もともとは集団の為だけに生きてきた人が、急に個人の人生なんて言い出すから悪いんだ。そっちがそんなに大切なのなら、自分の人生なんてどうでもいいんじゃありませんかね。」
マークも、日本というところはおかしなところになってしまったなあと思いながら、電話に応答した。
こりゃあ、お手上げだあなあと思いながら恵子さんの愚痴を聞いていると、水穂はいつもと変わらずせき込んでいた。
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