第10話「奇跡の変身!? ミラクルルス!」

〈前回のあらすじ〉

 小川優姫おがわゆうきです。やっと杏子さんが帰ってきてくれました! でも、すぐにすべてが元通りになるわけではなくて……。自分がエスクリダオとして悪魔側で戦ったことを気にしているみたい。そうだ、こういう時は気晴らしですよ。杏子さん! 部屋にこもってたって良いこと無いですよ!!



〈本編〉

「ごめんなさい。『勉強しないといけないから』って……」

「気にしないで。こころちゃんは悪くないから」


 夏のように暑い日も増えた6月。

 神谷家のリビングで、申し訳なさそうにお茶を差し出したこころに向かってひかるは微笑んだ。

 腰を下ろしたこころの隣で、頬杖をついた優姫が呟く。


「それにしても、先輩の回復スピードにはびっくりですよ」

「そうかな?」


 杏子を取り戻してから程なくして、ひかる達も目覚めた。

 それから約1ヶ月が経った今では、日常生活を問題なく過ごせる程度にまでひかるは回復していた。

 瀕死の重傷を負った後に生命維持の措置が長くとられていたとは言え、あくまでも最低限度の話。

 まともに動けなかった状態からロクなリハビリも無しで回復したことに、一同は驚きを隠せなかった。


「天使の体に近付いていることが関係あるんですかね?」

「それはあるだろうな」


 不安げなこころの問いに、ドラゴニアが煎餅を頬張りながら答えた。


「ある程度の応急処置さえすれば、アタシたちはすぐに動けるようになる。もちろん、全力とはいかないがな。天使も似たようなものだと仮定すれば、可能性としてはあるだろ」

「そっか……」

「心配しないで。大丈夫だから」


 俯くこころに、ひかるは努めて明るく声を掛ける。

 その一方で、ドラゴニアにはやや厳しい視線を向けた。


「ところで、あなたはいつまでここに居るつもりなの?」

「冷たいな。居ても良いと言われたから、ありがたく居るだけなんだが」

「居させてもらっているとは思えない馴染みっぷりだけどね」


 優姫は苦笑したが、ひかるは少しも表情を変えなかった。

 かつてアスモデウサやベルフェゴーラ、サタニアという大悪魔と死闘を繰り広げ、サタニア=デモニアに敗れて瀕死に陥ったひかるにとっては、いくら命の恩人とは言っても警戒心を捨て去ることが出来ないままだったからだ。


「そう怖い目をするな。今となってはお前らと戦う理由は無い。アタシが解放したことは、遅かれ早かれデモニアに知られるだろうからな」

「デモニアと対立するから、私たちとは戦わないってこと?」

「ちょっと違うが……だいたい合ってるからそれで良い」


 バリバリと煎餅を噛み砕いてお茶を啜るその姿からは、確かに敵意は感じられない。むしろ穏やかな気配すら放っている。

 それでもなお警戒は緩めないままで、ひかるはこころに目を向けた。

 

「杏子はちゃんとご飯を食べてるの?」

「気になりますよね!」

「何で優姫ちゃんが食い気味なの……一応ご飯は食べてるみたいです」

「『みたい』?」


 言葉に引っ掛かりを覚え、首を傾げるひかる。

 廊下の先、杏子の部屋の方を見ながらこころは話を続けた。


「あれから一度も一緒に食べてないんです。ずっと部屋にこもりっきりで……ママがご飯を持っていったら、空になって帰ってくるらしいんで食べてはいるみたいなんです」

「そっか……」

「他にも気になりませんか!? お風呂とかトイレとか!」

「何でお前がそんなに前のめりなんだ?」


 ついにドラゴニアにもツッコまれながら、優姫は鼻息荒くまくしたてた。


「杏子さん、ずっと部屋から出てこないらしいんですよ! トイレに行こうとした誰かが鉢合わせになることも無いし、お風呂に入った形跡も、洗濯物も無し! こんなんじゃ体を壊しちゃいますよ!!」

「そ、そうなの?」

「実は……」


 優姫の勢いに戸惑いながら問うひかるに、こころは頷く。

 杏子がインドア派であることを知っているひかるをして、今の状況は特異すぎると言わざるを得なかった。


「わかった。私が話してみる」

「ひかるさん?」


 おもむろに立ち上がったひかるは、杏子の部屋へと向かった。



 ◇◇◇◇◇◇◇



「入るよ、杏子」


 ひかるが押すと、ドアは素直に開いた。


(良かった。そこまでは拒絶してない……)


 少し安堵しながら、意を決して部屋の中へと踏み込む。


「ひ、ひかる!?」

「久しぶり」


 入って左側の壁に向かって置かれた机の前で、大きく体を震わせた杏子が急に立ち上がった。

 その不審な挙動から一度目を離し、部屋全体を見回す。


(ごみ屋敷にはなってないね)


 一抹の不安を抱いていたが、予想以上に部屋は綺麗な状態だった。強いて汚い点を挙げるとすれば、ベッドが少し乱れているところぐらいだ。

 しかし、その状態に、ひかるは違和感を覚えた。


「聞いたよ。ずっと部屋から出てないって?」

「え、あ、うん……」


 ひとまずベッドに腰を下ろしたひかるの前で、杏子は両手をもじもじさせながら立っていた。


「あ、そうだ! お茶いれようか?」

「大丈夫。リビングでこころちゃんにいれてもらったから」

「そ、そっか……」


 どことなくよそよそしい雰囲気に、ひかるは自分の胸を冷たい風が吹き抜けるような心地がした。

 

「とりあえず座ったら?」

「……そうだね」


 ひかるに促され、観念したように座る杏子。

 それを確認してから、再びひかるは口を開いた。


「最初の話に戻るけど、ずっと部屋にこもってるんだって? どうして?」

「それは……べ、勉強しないといけないから!」


 一瞬言い澱んだ杏子だったが、机上に広げていたノートを取り上げてひかるに示した。


「ほら、見て。苦手だった数学も解けるようになったんだよ!」

「『苦手だった』って、全教科そんな調子だったじゃん」

「うぐ……で、でも他の教科もほら!」


 国語、英語、理科、社会……杏子が次々に見せた勉強の結果は、確かに成長した姿を見せていた。


「確かにすごいね。でも、どうしてそんなに勉強しているの?」

「……ひかると違って、あたしは頭が悪いからさ。遅れた分を取り戻すには一杯勉強しないとって思って」

「それでずっと勉強ばかりしていたの?」

「うん。脇目も振らずにひたすらにね!」

「へえ、前はテストのことを忘れて『ミラクル☆エンジェルズ』ばっかり見たりしてたのに――」


 胸を張る杏子に対して茶化し気味に言いかけて、ひかるは気付いた。

 部屋の中を見た時に感じた違和感。

 あまりにも綺麗すぎると感じた原因。


(――無い)


 杏子は自分の部屋を中々ひかるに見せていなかったためすぐに気付けなかったが、部屋中に飾られていた「ミラクル☆エンジェルズ」のポスターやフィギュアが無くなっていた。


「流石に、二度も同じ過ちは犯さないよ。『ミラクル☆エンジェルズ』は当分禁止中です!」

「だから、ポスターをはがしてるの?」

「え――」


 途端に、杏子の顔が引きつった。


「あれだけ好きだったのに、どうして全部無くしてるの?」

「それは……べ、勉強の邪魔になるといけないから! 集中力が途切れないようにと思って!」

「本当に?」

「う――」


 ひかるがきっかけだったとは言え、優姫とこころが受け継ぐことになった「魔法少女ミラクル☆エンジェルズ」の名は、杏子のミラクル☆エンジェルズ好きによるところが大きい。

 そんな杏子が、果たして勉強のためだけに「ミラクル☆エンジェルズ」を封印できるだろうか。


「杏子。本当のことを言って?」


 言葉に詰まる様子から、杏子が本心を隠していることは容易に想像がついた。

 かと言って無理に聞き出そうとはせず、杏子が自分から話すのをひかるは待つ。


「……ひかるには、やっぱり隠し事はできないね」


 しばらく逡巡していた杏子は、やがて椅子の上で体操座りになって静かに話し始めた。


「『ミラクル☆エンジェルズ』を見る度に、色んなことを思い出すんだ。ひかるやミーラ、クルルと出会って、一緒に戦ったこと。ひかるが死にそうになったこと。あたしが今までしてきたこと……嬉しかったことも、楽しかったことも、辛かったことも、苦しかったことも、たくさん溢れてきて胸が痛くなるんだ」


 抱いた感情を口にするごとに、より根本的な想いが胸中で存在を主張し始めた。

 戻ってから誰にも言わなかったその想いを、助けを求めるように口にする。


「あたしは皆を傷付けて苦しめた。心配もかけた。だからどんな顔をして会えば良いのかわからなくて……」


 ドラゴニアと対話し、こころの想いを受けてもなお杏子を苛む罪の意識。

 揃えた膝に顔を埋めた杏子の肩が小刻みに震えるのを見て、ひかるは口を開いた。


「そっか。それで全部片付けて、部屋に閉じこもってたんだね」

「うん……」


 ひかるは覆い被さるように杏子を抱きしめて、その背中をゆっくりと撫でた。


「笑えば良いと思うよ」

「え……?」

「杏子のお母さんもお父さんも、こころちゃんも優姫ちゃんも、そして私もミーラもクルルも、見たいのは杏子の笑顔だよ。元気な姿を見せてくれるのが、一番安心する」

「でも――」


 杏子の唇に指を当てて、ひかるは悪戯っぽく笑った。


「ということで、少し付き合って。杏子」



 ◇◇◇◇◇◇◇



「太陽が眩しい……」

「何を言ってるの。もう夜だし、何ならいつも明かりの下にいたんでしょ?」

「すごい、これが論破……」

「優姫ちゃんはどこに感心してるの?」

「ったく、何でアタシまで付き合わされてるんだ」


 傾いた陽が照らすオレンジと夜の黒が空でグラデーションを成す明神地区。

 中津里町における商業の中心地に、ひかるたち一行はいた。


「ドラゴニアを残すなんて、愚策バト」

「そうラブ」

「杏子の家で悪さされたらたまらないぜ」

「そうミラ」

「わかっちゃいるが、信用されてねーな」


 そうぼやいて髪を掻き乱すドラゴニアは、人間の姿に化けていた。

 傍目には普通の人間と見分けがつかず、魔力を感じるものにしか判別できないほど綺麗に変化している。


「じゃあ、行こうか」


 ドラゴニアを半ば無視して歩き出そうとして、杏子が動こうとしていないことにひかるは気付いた。


「杏子? どうしたの?」

「いや……あたしが初めてエスクリダオとして戦ったのって、ここだったよなって思って」

「あれ、そうなの?」


 ひかるに確認するように見られて、優姫とこころたちはハッとなった。


((((そう言えばそうだった!!))))


 途端に背筋を流れる汗。それは昼間の陽気の名残ではない。

 気分転換をと言うひかるの提案に賛成したものの、思いっきり地雷を踏み抜いていた。

 とは言っても、戦いの記憶を呼び起こさないような場所を探す方が難しいが。


「あ、気にしないで……大丈夫だから」

「そう。なら行こう」


 空気を察して明るく振る舞う杏子の手を、ひかるが躊躇なく引いて歩き出した。

 つられて優姫とこころ、ドラゴニアも歩き出すが、5人に明確な目的地は無い。


「さて、どこに行こうか?」

「あたしはクレープが食べたいです!」

「優姫ちゃんが一番に答えてどうするの? あと、ご飯の前だよ」

「あ、アタシはあの店が――」

「杏子は何かある?」

「おい、わかりやすくアタシを無視するなよ」


(……あたしはここで笑ってても良いのかな。ひかる)


 4人が賑やかに言葉を交わす様に胸が温かくなるのを感じた杏子。

 繋ぐ手を見て、心の中でひかるに問いかける。


「見つけた」


 その杏子を見つめる目が、はるか頭上にあった。


「! これは――」


 クルルが声を上げた時には、周囲で無数の光弾が爆ぜていた。


『きゃあああああああ!』

『逃げろ!!』

『助けて!!!』


 途端に阿鼻叫喚の地獄と化す明神地区。

 無数の人が押し合い、パニックが伝染していく。


「この攻撃は……」

「流石にわかるわね?」

「! サタニア!?」


 顔を上げた杏子の視線の先、逃げ惑う人々の頭上でサタニア=デモニアは宙に浮いてこちらを見下ろしていた。


「貴方達が得意とする技。あえて使わせてもらったわ」

「どうして……」

「『どうして』? 魔法少女相手にうってつけの技じゃない」

「サタニア!」

「おぉ、怖い怖い。る気満々って感じね。でも、貴方達の相手はワタシじゃないわ」


 ひかるに睨まれて大袈裟に体を震わせて見せたサタニア=デモニアは、軽く手を振った。

 呼び込まれるようにして現れた者の姿を見て、杏子は驚かずにはいられなかった。


「あた、し……?」


 漆黒の翼を広げ、仮面を付けた魔法少女。

 それはまさしく変身した杏子だった。


「エスクリダオ……どうして? お姉ちゃんはここに――」


 向かい合う「杏子」と「エスクリダオ」を何度も見比べて、こころは混乱したままを言葉にする。

 期待通りの反応を得て、サタニア=デモニアは満足げに種明かしを始めた。


「貴重な神谷杏子サンプルのバックアップをとらないとでも思ったの? 貴方がいなくなっても、貴方のクローンがするだけ。どうやったのか知らないけど、ワタシの術式を解いた程度で逃げられると思わない事ね」

「あたしのクローンなんて、いつの間に……」

「クローンと言っても、ただの複製物じゃないわ。余計なものを削いだ、ワタシの意のままに動く人形。世界を絶望で包むための殺戮兵器よ」

「……わたしのお姉ちゃんを何だと思ってるの! ラブリィ!」

「ラブ!」


 ふつふつと心の底から湧き上がる怒りに押され、前に進み出るこころ。

 変身のためにラブリィへ伸ばした手を、ひかるが握って抑えた。


「ひかるさん!?」

「私に……私たちにやらせて」

「フフッ、死に損ないが何をしようと言うの?」

「そうね。私の親友で遊んでくれたお礼をしようかな」


 嘲笑に毅然として答えたひかるを見て、サタニア=デモニアは顔をしかめた。

 近くのビルの屋上に下りて、眼下のクローン・エスクリダオに命じる。


「死にたがっているようだから、親友の貴方の手で殺してあげなさい――エスクリダオ」

「………」


 無言で駆け出すクローン・エスクリダオ。

 標的と定められながら、ひどく落ち着いてひかるは両手を広げた。


「ミーラ、クルル! 力を貸して!」

「わかったミラ!」

「OKだぜ!」


 握りあう手と手。

 重なる想いが、再び奇跡を起こす。


「!」


 突如立ち上がった眩い光の柱。

 クローン・エスクリダオは思わず腕で顔を隠し、立ち止まる。


「ひかる……?」


 同様に顔を隠した杏子が不安げに名前を呼ぶと、光は収束して1人の人形ヒトガタとなった。


「世界に広がる光、ミラクルルス!」


 黄色の布地に白色のラインが巡るワンピース――その身に纏う服は「ミラクルソル」にそっくりだった。

 しかし、髪は変身前と変わらず、その背中に生えているのは4枚の翼。


「ミラクルルス? 記録にそんなものは……」


 サタニア=デモニアが思案する中、クローン・エスクリダオは再び駆け出す。


「フン、ハッ!」

「――!」


 突き出された拳を避け、その腕を掴んでルスは背負い投げる。

 立ち上がったクローン・エスクリダオのハイキックには身を屈めてその軸足を払った。

 回復したばかりとは思えぬほど、クローン・エスクリダオと対等以上に渡り合うルス。


 ルスを苦々しく思いながらも、サタニア=デモニアは当初の目的であった杏子へと声を掛けた。


「良い眺めね。神谷杏子」

「どこが!」

「貴方自身が、『親友』と殺しあいをしている。ニンゲンを守る魔法少女が堕ちたものね」

「これはあんたが――」

「その通り。そこのエスクリダオはワタシの指示通りに動くただの人形。でも、同じことを貴方は自分の意思でしていた……これは、貴方が犯した罪の象徴よ」

「!」


 胸に抱く闇を抉られ、杏子は返す言葉を失った。


「杏子!」


 沈黙する杏子の名を呼んだのはルスだった。

 視線はエスクリダオに向けたまま、杏子へと想いを告げる。



「杏子。あなたは私を守るために戦ってくれた。それが罪だと言うのなら、私もその罪を背負う! そして、一緒に償う!」



 地を駆け、天に舞うルス。

 その拳はクローン・エスクリダオの胸を捉え、その言葉は杏子の胸を打った。


「何をしているの、エスクリダオ。とっとと倒してしまいなさい」

「………」


 面白くなさそうに呟いたサタニア=デモニアの真下、ビルの壁面に叩きつけられていたクローン・エスクリダオが姿を消した。


(居なくなった? いや、違う――)


 ルスが振り返ろうとした瞬間には、既にクローン・エスクリダオは背後に回り込んでいた。

 多大な魔力を消費してのブースト。決死の一撃がまさに叩き込まれようとしていた。


「でやぁああああああああ!!」

「!」


 しかし、一撃を叩きこんだのはクローン・エスクリダオでは無かった。


「世界を覆う闇、ミラクルエスクリダオ!」


 ルスの隣に立って自らの名を高らかに告げる杏子――エスクリダオ。


 黒地に白のラインが巡る衣服は「ミラクルルア」を彷彿とさせるが、ツーピースからワンピースタイプに変わっている。

 ルスと同様に髪は変わらずに漆黒の翼は4枚となり、かつて顔を隠していた――そしてクローン・エスクリダオではなおも隠している――仮面は着けていない。


「あれはワタシの与えた力か……?」


 眉をひそめるサタニア=デモニアが見つめる中、エスクリダオとルスは目と目を合わせて頷いた。


「行くよ、エスクリダオ」

「OK、ルス!」


 よろめきながら立ち上がるクローン・エスクリダオに向かって、2人は同時に技を放つ。


「ルス・シャイニングストリーム!!!」

「エスクリダオ・ダークネスストリーム!」

「――!」


 白と黒、2つの光が1つとなってクローン・エスクリダオを飲み込む。

 光が消えた時には、クローン・エスクリダオは跡形も無く消えていた。


「……まあ良いわ。今日はこれぐらいにしておくわ」

「待ちなさい!」


 ルスの制止に取り合わず、サタニア=デモニアはいずこかへと姿を消した。


「ルスとエスクリダオ……」

「何か、出番無かったね」

「これが始まりの魔法少女ラブ」

「やっと務めを果たせた気分バト!」


 世界修復が始まる中、それぞれに感慨を抱きながら復活した魔法少女たちの姿を見つめるのだった。 



〈次回予告〉

 神谷こころです。ミラクルルスとして再び魔法少女に変身したひかるさん。そして、今度は皆を守るためにエスクリダオへと変身したお姉ちゃん。かつて中津里町を3人の悪魔から守った魔法少女が復活です! と、喜んでばかりもいられません。サタニア=デモニアが連れてきたクローン・エスクリダオ。もしかして、まだ……?

次回、『魔法少女ミラクル☆エンジェルズ Brave&Heart』第11話。

 「決別!? ドラゴニアVSサタニア=デモニア!」

 わたし達が、奇跡起こします!

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