昨日見た夢の話

大福がちゃ丸。

蜘蛛男? VS 宇宙人?

 暗い広い天井に、張り付き移動する影があった。

 彼の名は、『ピー〇ー・パー〇ー』、彼のもう一つの姿は、ヒーロー『スパ〇ダーマン』

 お馴染みのコスチュームではなく、素顔私服で天井を這う彼は、ある場所にたどり着く。


 多数の机が並び、大勢の人が席についている。

 そして、全員が机の上に載せられている、トレイの上の何かを無心にいじっている。

 〇ーターは、天井からその作業をうかがっている。

 彼らがいじっている、机の上のトレイに乗せられているソレは、そうグレイという宇宙人を知っているだろうか? あれに酷似していた。


 ギョロリとした黒しかない目、頭に対して小さく細い体、だがそれだけではなかった。

 まるで、イカと交じり合ったような姿をしたそれは、茶色く変質し、粘液質の分泌物を垂れ流していた。


 ピー〇ーは、一人離れたところで作業をしている男の前に降り立つと、声をかけてみる。

「コレはいったい何なんだい?」


 顔も上げず答える男。

「何って? こんなものフィクションだろ?」

「え? いやいやいや、キミいじってるじゃないか」

「……え? ホントの事なのか!? そんな馬鹿な!」

 焦りだし、震える手で、それでも作業をやめようとしない。


 突っ込み:(いやいやいやw 〇ーターくん正体ばれるから! タイツ着てタイツ!w 

 しかも何ここ? 机並べて宇宙人の解剖って何w

 しかもちっさいしイカみたいだし、明らかに腐ってるし、臭い付きの夢じゃなくてよかったー。)


 ****** 場面転換 ******


 閉鎖されているような、白い壁に囲まれた広い部屋。

 だが今はそこで、凄惨な闘いが始まっている。


 巨大な何かが、襲い掛かってくる何かと闘っている。

 巨大な体を持つ何かは、一切の体毛のないゴリラを思わせる、筋肉で覆われた灰色の体を持っている、だがおかしな事にやたらと首が長い、長い首の先端にある小さな顔は苦悶とも怒りともつかないヨダレをたらし狂気の表情をうかべ、拳を振るい雄たけびを上げ、何かと闘っている。


 その狂気に支配され暴れている姿を見ている、数人の影。

 ガラスに張り付き、見下ろしている人外の者たち。

 その顔は一様に、悲しみと不安で歪んでいる。


 その姿すら観察するように、彼らを見ている白衣を着た人々。

 その中の誰かが口を開き、ぼそりとつぶやく。

「あんな事をさせられたら、オレだって恨むね」


 突っ込み:(いや、ホント何があった? 侵略しに来て負けたか? それとも、移民しに来て捕まったか? 何されてんのマジで)


 ****** 場面転換 ******


 大きな建物が並ぶどこかの施設、大勢の人たちが逃げまどっている。

 皆パニックを起こし、建物の間を縫うように我先に走っていく。


 逃げまどう人々を追うように、人あらざる者たちがその後を追っている。


 そして、建物の縫うように移動する影が一つ。

 〇ーター・〇ーカーその人である。

 彼のスパイダーセンスが、導くのか巨大の建物の中に潜入し、天井に張り付いて移動していく。


 ピー〇ーが着いたのは、体育館のような場所だった。

 そこにも、まだ何人かいて、丸いボールのようなものに追われ、叫び声を上げている。

 見えない何かが居いる。


 〇ーターは天井から飛び降り、何者かの前に降り立つ。


 その何者かは、まるで床から浮き上がるように、ピー〇ーの前に姿を現していく。


 それは、白いアヒルのようなものだった。

「私の名は ”アフラック” 真実を知りたいのなら、倉庫施設のロッカーの中に来てくれ」

 そう言って、また床に沈み込むように姿を消していく。


 突っ込み:(うん、たぶん研究施設?の中で反乱かなんか起きたんだね? うん、まぁいいや、でもね、アフラックってどーなのよ? 白いアヒルってまんまじゃんw 重要人物? っぽいけど、アヒルだけど。

 しかも、倉庫施設のロッカーの中ってなんだよw 中は入って何すんだよw 

 あとピー〇ーくんいい加減タイツ着ろw あ、アフラックあるなら日本か? スパイディーの方じゃなくてダーマッの方か?)

 *ちなみに吉田さおりんが出てるのは、アルソックです。


 ****** 場面転換 ******


 狭い薄暗い部屋、二人の人物?が何かをしている。

 閉じ込められているのだろうか? 一人は、丸い玉子に毛が生えたような人? で手をカギヅメ? ピッケル? のようにして、鉄製であろう扉に叩きつけている。

 もう一人猫っぽい? 人物で、その様子を傍らで見ている。


 何度目だろうか、一心不乱に振るったカギ爪で、分厚い鉄製の扉は穴だらけになってはいるが、開かない。


 傍らの、猫獣人が心配そうに口を開く。

「もういいっす、十分です」


 その声を聴き、体をそちらに向け、卵毛玉も荒い息を整えながら、口を開く。

「彼に会わなければいけないの」


「わかりました」

 その声を聴き、猫獣人は目の前の何でもない普通の扉を開けた。


 突っ込み:(なんだよ! 出れるじゃん! 隣に扉あるじゃん!w てか、また重要人物ぽいのになんだよw 毛玉子に猫獣人ってなんだよw)


 *********


 まぁ、今日の明け方そんな夢を見たんですよ。

 面白かったんで、忘れないようにがんばってみました、細部はやっぱり忘れちゃいますねぇ。






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昨日見た夢の話 大福がちゃ丸。 @gatyamaru

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