ジャックのわくわくな夜

作者 宇部 松清

30

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★★★ Excellent!!!

ジャック・オー・ランタンのお話です。

ご存じですか?
悪魔さえ欺した、ジャック。
地獄にも行けず、天国にも行けないジャック。
彼は、カブのランタンをぶら下げ、この世を彷徨っているのです。

そのジャックが。

聖夜の日に、大活躍するお話です。

大活躍と言っても……。

その所業は、ほら……。

だって。

彼は、悪魔さえ、欺したんですよ?

ふふ。

★★★ Excellent!!!

ハロウィンと言えば彼、彼と言えばハロウィン。
そう、あのカボチャくりぬいた顔のジャックですよ、ジャック・オ・ランタン。彼が可愛らしく語ってくれるのは、ぞっとするクリスマスの夜のお話。

可愛いんですよ、ジャックくん。ブレないですしね、彼は。
仲間たちも愉快で、全然ホラーじゃなくてメルヘンチックな雰囲気でワクワクするんです。……ですが、まぁ。人じゃないですしね、彼らは。

さて、今年のクリスマスは……、お菓子、用意しましょうかね?
甘い香りがするホラー。どうぞ、ご賞味あれ。

★★★ Excellent!!!

トリックオアトリート!&メリークリスマス!

えっ、次期がバラバラだって?いえいえ、これでいいんです。
カボチャ頭のジャック・オ・ランタンと言えば、ハロウィンを代表するモンスター。子供達を攫おうとするけど、最近人間は仮装しているためお化けと見分けがつかずに上手く攫うことが出来ません。
それなら、ハロウィンじゃなくてクリスマスに出ればいいんだ!

と言うわけで、クリスマスの夜に現れたジャック。決めゼリフはもちろん『トリックオアトリート』。
時期をずらして現れた成果はあるのか。
……言っておきますが、この作品はホラーです。

★★★ Excellent!!!

ハロウィンを代表するお化け、ジャック・オー・ランタン。人間の子を攫おうと思っているのに、生憎ハロウィンの日は皆仮装していて、人間とお化けの見分けがつかない。
最近の傾向を見ていると忘れがちですけど、本来ハロウィンの仮装はそういう意味がありますよね。

てなわけでハロウィンの日は上手く子供を攫えないジャック・オー・ランタンですが、ではクリスマスの日だったら上手くいくのか?
夜、サンタを心待ちしている子供の前に現れて言うのはお決まりのセリフ。
「トリック・オア・トリート。お菓子をくれないとイタズラするよ」
クリスマスには合わないセリフですね。けどお菓子をくれなかったら、いったいどんなイタズラをされてしまうのでしょうね?

ハロウィンお化けとクリスマスをコラボさせたブラックユーモアあふれる作品。
オチにはゾッとしました。