第8話 楽のコツ

この文章を書くようになって、症状を抱えながらでも、なるべく気を楽に生きられる私なりのコツはないのかと、無意識に考えているかもしれません。


私はもう13年一緒に暮らしている飼い猫がいます。今は寒い季節なので、私の部屋が暖かいのでずっと一緒にいます。寝るときも足元にいるので、用事以外24時間..。


猫なので会話はできませんが、時々話かけたり、よく近くに行き身体をなでます。


たぶんなのですが、猫は自殺は考えていないし、考える余地も無さそうなのです。

目の前を生きることに100%エネルギーが向いています。


そのことを考えるからではなく、自然に、猫と接すると自分の内のエネルギーが純粋に生の方向に動くのがわかります。

私だけそう感じるのかもしれませんが、飼っている動物がいたら、その動物との時間を味わうようにすると、かなり希死念慮はその瞬間は軽減するのでは、と私は感じています。


あと、その人の生活スタイルによると思いますが、いつもしていることを少しだけ丁寧にしてみるとゆったりとできることもあります。


優先順位をつけて、あまり色々頑張り過ぎないことも大切かなと思います。


あと、普段のシャンプーや洗たく洗剤を、好きな香りのものにすると、それを使う瞬間は気分が多少ましになります。


女の人は、おしゃれなんて考えるのもしんどいと症状があると思いがちですが、好きな服を着たり、好きな化粧をしてみたりを、あえて習慣にすると、いやいやでもたまには外出したくなるかもしれません。

ちなみに、私はまだ外出までには至りませんが..希望を少しもつようにしています。


あと、精神科専門家の人に何らかの

形で関わる機会は必要で重要です。

これは精神が弱っている、病んでいる方は、ためらいなくそのほうが治療に近づきます。


おおざっぱに書いてしまいましたが、何かが読んだ方のしんどくならないコツになればという思いを込めて、この章を終わります。



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