ノート・新宿一匹狼(back-street .op)

冷門 風之助 

ノート

主人公・・・・乾宗十郎いぬい・そうじゅうろう

職業・・・・・私立探偵。

身長及び体重・・・・・1メートル75センチ(あくまでも公称)、66.0キロ(同じく公称)。

視力・・・・・・・・・左右共に2.0、但しダテ眼鏡をかけること多し。

服装・・・・・・・・・春夏関係なしに黒のロングコート。ジャケットにズボン。下はTシャツか、ごく普通のカッターシャツ、ネクタイはしないことの方、多し。

容貌・・・・・・・・三角に尖った顎、切れ長の目、右肩に貫通銃創。左眉の上に薄い傷跡。

趣味・嗜好・・・・・酒はよく呑む。但しバーボン等洋酒系が主。しかし稀には日本酒も嗜む。

煙草は『昔は1時間で部屋がガス室になるくらい』喫っていたが、何年か前に止めて以来喫っていない。代わりに銀のシガレットケースにシナモンスティックを入れて、時折咥えている。

止めた理由については『ある理由』とだけしか語らない。

日本茶よりもコーヒー党であるが、場合によっては飲む。

趣味と言えるものは特になし。但し朝起き抜けの風呂は欠かしたことがない。

基本、生ものは食べない。

他に読書。濫読の口。

経歴・・・・高校を卒業後、陸上自衛隊に入隊(入隊の動機は、所謂『平和主義教育』に嫌気が差したのと、学校で自衛官の息子だったことで、生徒や教師からいわれのない苛めを受けたことに反発して)

教育訓練を受けた後、第一普通科連隊、第十七普通科連隊を経た後、陸士長の際、陸曹志願をして試験に合格。その後最精鋭の第一空挺団に入隊。結局自衛隊には約10年間在籍。最終階級は一等陸曹。

(普通科レンジャー、空挺レンジャー資格保有)

但し本人は『まあ、好きだったからな』という程度しか語らず、では何故辞めたのかと突っ込むと、

『やるべきことはやり尽くしたんでね』

退職したの31歳の時、

その後都内にある某探偵社に7年間勤務の後、国家試験を受けて合格し、探偵事務所を都内新宿区に開業。

特技、好きなもの・・・・一応自衛隊に居たくらいであるから、射撃と格闘技はそこそこ(本人談)但しそれ以上は『自慢話になるから』と語りたがらない。

風呂に入ること、仕事の後、酒を呑むこと。

嫌いなもの、苦手なもの・・・・いじめ、過去の自慢話。車の運転(一応免許は、大型二輪、普通自動車免許、普大型自動車、)は持っているが『運転はお世辞にも得意ではない』とのこと、特に夜中に高速道路を走るのは絶対に嫌だという。

性格・・・・一度引き受けた事件は、どんなにつまらないものであっても、最後までやり遂げる。

但し、探偵業法で禁じられている事件(暴力団や破壊活動を行う恐れのある団体または個人。或いは犯罪のほう助にあたる依頼)の他、個人的な主義として、結婚・離婚に関わる依頼は基本的に受け付けない。

理由は『大した理由はない。他にやれる人間がいくらでもいるだろ?』とのこと。

料金・・・・基本料は一日6万円と必要経費。但し拳銃が必要な場合は危険手当として4万円の割り増しを付加する。

協力者・・・・五十嵐真理、警視庁外事課特殊捜査班主任。29歳。階級は警視。女性でありながら国家公務員第一種試験に合格したキャリア。射撃はトラウマがあったが克服。乾とは一度だけ肉体関係あり。但しバイセクシャル。

何かというと彼を頼ってくる。

馬さん。荒川の河川敷に住むホームレス。何故かITに詳しい。

平賀市郎、若手弁護士。時折彼に仕事を回してくれる。

ジョージ。プロのドライバー(つまりは白タクの運転手)、表立って口に出せない『荷物』を、喋る・喋らないに限らず何でも運ぶ。

ドライビングテクニックは抜群。日本中の道路地図が頭に入っている。

年齢、前歴は不詳。但し乾より若干若いらしい。口はあまりよくないが、時には強力も使える。


世界観=民間人の拳銃所持が事実上野放しになってしまい、凶悪犯罪の増加した日本。

私立探偵も国家資格を与え、免許とバッジを所持した者には拳銃の携帯・使用・所持が許可されるようになっている。

また、場合によっては取り調べへの立ち合いも許される。



*)乾宗十郎ものには神の如き名推理も、鬼面人を驚かすようなトリックも殆ど登場しない。

彼はただ『依頼された調査を黙って遂行する』それだけである。


但し、どうしたものか殺人事件は滅多に起きない。


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