第二話 この世界の裏側

 陽もすっかり沈んで夜の時間になり、僕はベッドから体を起こすと大きく背伸びをした。


「もういい時間かな? そろそろ部屋から出るか」


 2階にある自分の部屋から出て、吹き抜けになっている1階の食堂を覗くと、すでにティアナがテーブルに座って待っていた。


「遅いよぉ。私はもうお腹が空いて倒れちゃいそう」


 机をバンバン叩いてティアナが僕を呼んでいる。

 ほんと、ティアナは食に関しては僕以上に飢えてるからなあ……

 ……ちょっとからかってやろうっと。


「ティアナは食い意地だけは僕より強いからね」


「ほぉ~? 私にそんなこと言うならもうケガしても治してあげないからね? 」


 あっやばい、ティアナの顔が笑ってない。


「大変申し訳ありませんでした。今後は発言に気を付けます……」


「分かればよろしい! 」

 

 冗談を言い合っていると賢者亭の女将が夕食を運んで僕達の前に並べてくれた。


「はい! 今日はパンと旦那が狩ってきた鹿肉のステーキだよ! 」


「「わああ! 美味しそう! 」」


 ステーキの焼ける匂いと音でもうお腹が限界だ!

 早速僕たちはステーキにかぶりつく。


「ねえ、明日の依頼はまたキュリア草の採集にする? 」


 ティアナが口の中で噛んでいたお肉をゴクリと飲み込むと話しかけてくる。


「うーん、キュリア草なら昨日採った場所の周辺にまだあるかな? 」


 ただあの場所も、昨日の感じだともう無さそうなんだよなあ……

 はぁ……そろそろキュリア草とかの薬草採集だけじゃお金が稼げなくなってきたなあ。


「本当はファングウルフとかの討伐依頼とかあればいいんだけどね」


「そうね。あっちの方が稼ぎはいいし、それに……」


「それに?」


 ティアナが何か言いたそうなので、つい僕は食い気味に尋ねてしまった。


「なんて言うか……リューシュなら大丈夫って思っちゃうのよね」


 うーんどういう事だろ?


「リューシュって昔から勘がいいというか、私と木の棒で稽古した時も、完璧に取った!って攻撃をスルって避けちゃうことがあったじゃない?」


「そうだっけ……?」


 あんまりそこら辺は覚えてないなあ……

 ティアナって力任せにぶつけてくるから避けるので必死だったもん。


「それに初めてファングウルフを倒した時も横から来たファングウルフの噛みつきをギリギリで躱してたじゃない? あれ、私だったら絶対噛まれてたわよ」


「そうなのかなあ?」


 いまいちよく分かってない僕は釈然としないながらも頷く。


「まぁ、明日は明日でどうにかなるでしょ! 私に任せなさい!」

 ティアナがドンと胸を叩いて僕の方を見つめる。

 綺麗で火のようなティアナの瞳が僕をドギマギさせてくる。やっぱり綺麗だなあ……


「ふふっ、何考えてるの? 」


 ティアナが突然笑いだす。


 うう、恥ずかしい……


「とっとりあえず今日はもう休んで、明日ジョッシュさんのとこに皮鎧を受け取りに行ったらその足で依頼を受けて昨日の採集場所まで行こう」


「そうね。美味しい夕食も食べれたから今日はぐっすり眠れそう」


 食事も食べ終えたのでそろそろ部屋に戻ろうと僕たちは立ち上がって階段を登っていく。


「じゃあまた明日ティアナ」


「また明日ね、おやすみなさいリューシュ」


 僕が部屋に入ろうとすると、自分の部屋へ歩いていたティアナがふと立ち止まる


「あっリューシュ……」


「うん? どうしたのティアナ?」


「いえ……なんでもないわ。おやすみなさい」


「うっうん? おやすみ」


 特に何も言うことはなくティアナは部屋に戻っていった。

 なんだろう? 変なの……

 気にはなったけど、まぁいいかと思い部屋に入ってそのままベッドへと倒れこんだ。


「疲れたぁ……」


 色々考えたいこともあったけど、僕ははすぐさま睡魔に襲われて深い眠りへ落ちていった。



 -------------------------------------------------------------------------------------------


 翌朝


 僕達は朝一で仕立て屋ルイズさんの所へ預けた皮鎧を受け取った後、依頼を受けるためギルドのバッシュさんの所へ向かった。

 ギルドへ入ったところでカウンターを掃除していたバッシュがこっちを見て手を振ってきた。


「おっ! 早くからご苦労なこった」


「早起きは銅貨3枚の得ってね」


「いい心がけだ。ちょっと待ってろ。 依頼票を出すからな」


 バッシュは足下から銅と書かれた木の箱を持ち上げカウンターの上へ置き、中からいくつかの紙を取り出す。


「今のところはやっぱりキュリア草やパーラー草とかの採集の依頼が大半だな。 最近は依頼でファングウルフ討伐がめっきり減った感じだ。 まぁ、ウルフどもの数が減ってるなら俺らも安心して冒険者に採集依頼を出せるんだがな」


「うーん……じゃあ昨日と同じようにキュリア草20株の納品を受けるよ」


 キュリア草もパーラー草も他の冒険者達が採集してるから最近は遠くまで行かないとどんどん見つかりにくくなってきている。


「ほいよ。 じゃあいつも通り集め終わったらここに来いよ」


「ありがとうバッシュさん」


 僕はいつものようにバッシュさんにお辞儀をした。


「ティアナもリューシュのことよろしくなー」


「はーい。変なことしないよう見張ってますね」


「2人とも……ひどい」


 バッシュさんにからかわれながら、僕たちはギルドを出て惑わしの森へ向かう。


 東の城門を抜けたら道なりに5時間ほど歩けば目印である双子の大ケヤーの木。

 そこからは北に進んで1時間ほど進めば確か昨日の採取場所のはずだ。


「ケヤーの木のおかげで場所が分かりやすくて助かるよ」


「そうね。でもあの辺りは街の冒険者達も誰も来ないのよね。昔オーガが出たとかで……」


「そんなの迷信だよ。現に僕達が来てるけどオーガどころかファングウルフだって見たことないじゃないか」


「それならいいんだけど……」


 街道を朝の光を浴びながらゆっくり進むと双子の大ケヤーの木が見えてきた。


「ふう、着いた着いた……ふぁぁ」


 朝早くに出たせいで思わず大きなあくびをしてしまう。


「もう、ここからまだ先があるんだからもそんなあくびしないでよ」


「てへへ……」


 ティアナが呆れたように言うので思わず舌を出して誤魔化す。


 そこから僕たちは森の中へ入っていく。

 一応僕たちが入っていった場所は、下草を刈ったり踏んづけたりして道は作ったけど、その周りは全然人の手は入っておらず自分の膝くらいまである草や木が生え放題だ。


 しばらくするとこの間キュリア草を採った場所に到着した。

 けれどやっぱり見えるのはまだ成長していない若芽や白いつぼみだけ……キュリア草はしっかり花が咲いたのが一番効能が高い。


「やっぱり良さそうなのが全然ないや……」


「他の場所も探してみる? 」


 ティアナが心配そうに僕に尋ねてくる。


 僕はしばらく考え込むが、意を決したようにティアナの方を向いた。


「……もっと北の方に行ってみない? 」


 僕の提案にティアナは慌てて首を振る。


「何言ってるのよ!? さっき言ってたじゃない! この辺りでオーガがでるかもって言われてるのよ? 」


「分かってるよ! でもこのままだとキュリア草が1株も見つからずに依頼失敗になっちゃうよ! 」


 フォスターから近い森の中は他の人達が探してるだろうからこんな遠くまで来たのに……

 ここでキュリア草が見つからなかったら次はどこを探せばいいんだ……

 こんなんじゃいつまでたっても金貨5枚に届かないよ!


 キュリア草が見つからない焦りでつい苛立った口調になってしまう。


「リューシュ……気持ちは分かるけど一旦街の方まで戻って他の場所を探しましょう? 」


「それじゃダメなんだ! 頼むよティアナ! もうちょっとで見つかるかもしれないから探させてよ! 」


 ごめんねティアナ。

 けれどこのまま帰るわけにはいかないんだよ。

 僕はどうしても金貨5枚を集めなくちゃならないんだ。


「分かったわ……でも危ないと思ったら帰りましょう? ね?  」


「……分かったよ……」


 ティアナは、キュリア草を探そうと下ばかり見ていた僕の代わりに周りを見てくれていたのだが、不意に僕の肩を叩いて森の奥を指さした。


「ねえ、リューシュ? あそこ何か変じゃない? 」


 ティアナの指差した方を僕も見ると、確かに森の中に草で囲まれた壁のようなものが見えた。

 ぱっと見れば普通かもしれないが、木以外には膝くらいの草木しかないのに明らかに人の手が入っているように見える。


 僕とティアナがゆっくり近づくと、壁のようなものが実は丸太を並べて作られた柵だった。

 柵の周りは草や葉で覆い隠されているが、一部が露出しており、見れば人によって削り出されている丸太という事がよく分かる。


「誰かがこんな所に拠点でも立てたのかな? 」


 僕が首をかしげる。


「まさか!? こんな森の奥に人が住んでるの? 」


 ティアナが怒って手を横に振って否定する。


「最近ファングウルフも少なくなってきたって言ってたし、もしかすると狩人さん達の拠点とか? 」


「それならもっと街の近くに建てるはずじゃない。こんな森の奥に建てたって不便なだけよ」

「ねえ、帰りましょうリューシュ? これ以上はさすがに時間もないわよ」


「分かってるよ。でももし狩人さん達だったらキュリア草とか分けてもらえるかも」


 ティアナの静止を振り切って僕は柵に近づいて隙間から中を覗く。


 だけど……そこで見た光景に僕は言葉を失ってしまった……

 柵の隙間から覗いた光景は僕にとって衝撃的であり、信じられないものだった。


「リューシュ? どうしたの? 私にも見せて頂戴」


 ティアナも僕の横にある柵の隙間から中を覗く。


「うそでしょ……何なのここ……」


 ▽


 2人が見た光景は若い男女や子供が広場の中央に数人ほど後ろ手に縄で縛られ、固まって座らされており、また檻にも何人か入れられて泣き叫んでいる状況であった。

 柵は円状に囲われているようで、範囲は家1軒が収まるくらいだ。

 掘っ立て小屋が広場の東西に2件建てられており、捕まっていると思われる男女や子供以外に斧や剣、弓など武器を持った屈強な男性が5名ほど縛られた男女達の周りにいる。

 リューシュ達の反対側には入り口と思われる門があり、そこにも2名剣を持った男達が立っている。


 そしてとある光景に僕はさらに目が釘付けになる。


 縄で手を縛られた男女と下品な顔をした男。

 女性は裸にされ辺りには破られた衣類と思われる布切れ。


 地面に転がされている男性の目の前で下品でいかつい男が、椅子に座って女性を後ろから抱き上げて腰を動かしていた。

 恐らく男性は女性の恋人か妻なのだろうか。

 何を言っているかは聞き取れないが女性を辱めている男に向かって叫んでいる。

 いかつい男はその様子を笑いながら顎で中央の5人に対してこっちに来るよう指示し、そのうちの1人が叫んでいる男性の近くまで来るとおもむろに剣を抜いて男性の左足に突き刺した。


 男性は痛みで絶叫し、女性は刺された男性を見て必死に男から逃げようともがくが、がっちり体を抑えられてしまい抜け出すことが出来ない。


 ▽


「こんなの……ひどい……」


 ティアナは一連の光景を目の当たりにし、思わず手で口を覆う。


「リューシュ、逃げましょう」


 体を震わせながらティアナが僕を向く


「ああ……逃げよう。そしてギルドに報告しないと! 」


 僕は見たこともない光景に動揺していたけれど、どうにか気を取り直すともと来た道を急いで逃げようとする。

 しかしふと足元に何かが引っかかり、リューシュはつんのめって倒れそうになる。

 その瞬間周囲に激しく木を棒で叩くような音が流れ始める。


「え!? しまった! トラップだ! 」


 リューシュは激しく後悔する。近づいた時には何もなかった事で警戒を怠ってしまい、トラップを踏み抜いてしまった。

 胸の中で後悔はしてももう遅い。

 くそ!と心の中で毒づくが、急いで立ち上がるとティアナの手を掴んで走り出す。


 必至に走る背後では門が開かれる音が響き、その後には男達の叫ぶ声が聞こえ始めた。

 走れ走れ走れ! と心の中で叫びつつ懸命に走るが、どんどんと近づいてくる男達の声に焦りばかりが募る。


 もうどれだけ走っただろうか……

 時々草に足を取られて転びそうになるけど必死でこらえて走り続ける。


「いたぞー! 」


 後ろから男の叫び声が聞こえる。


 まずい!もう追いつかれた!?


 すぐさま後ろから矢が飛んできて、僕らの頭上をかすめる。


 ティアナの方を見ればもう息も上がって辛そうだ……


 今は何があっても逃げ続けるしかない……でもいざとなったらティアナだけでも……!


 しかしその刹那、後方からの何かを感じて思わず身体を左に傾けると、2本目の矢が僕の右肩に深々と突き刺さった。

 瞬時に右肩に激痛が走り、僕は思わず転んでしまった。


「ぐああ! 」


「リューシュ! 」


 ティアナが駆け寄るが僕は左手を前に出してティアナを止めた。


「僕のことはいいからティアナは早く逃げてくれ! 」


「ダメよ!あなたを置いてはいけない! 」


「このままだと2人とも捕まる!君だけでも逃げてギルドに伝えてくれ! 」


 そう言って僕は左手で剣を抜いて追手の壁になろうとするがティアナがそれを制す。


「私の脚でも多分追いつかれる。それに足止めなら私の火魔法が効果的よ……」


「でも……! 」


「お願いリューシュ。私は大丈夫だから。」


 ティアナは僕の肩に刺さっていた矢を抜くと、短い詠唱で回復魔法をかける。

 剣を抜いたティアナは真剣な顔で僕を見つめたが、すぐにふっと笑顔を見せる。


「でも……」


「でも? 」


「ちゃんと私を助けに来てね! 」


 ティアナが僕を緋色の眼に涙をうるませながらじっと見つめてきた。


「絶対……絶対助けに戻るからな! 」


 魔法で傷はふさいでもらったがまだ痛みは残っている。

 涙がこぼれそうになるのを必死で抑えながら僕は再び走り出す。

 さっきの柵の中の光景。

 恐らくティアナも捕まれば同じような運命をたどるのだろう。


「そうはさせるもんか! 絶対仲間を連れて助けに戻って来るからな! 」


 歯を食いしばってフォスターへ駆け出す。

 ・

 ・

 ・

 ・

 ・

「はぁっ……はぁっ……! もう……追っては来てないのか……」


 ティアナと別れてからどれだけ走っただろう……

 右肩の傷がまた開いたみたいだ……痛みと血がまた出てきた。

 途中で何度も転んだり幹に引っ掛けたりして服は破けて全身傷だらけ、その場で倒れこみたくなるけど、必死に足を前に出して走り続ける。

 既に陽は完全に沈み、城門が閉まる時間はとうに過ぎてしまった。


 ティアナが……ティアナが待ってるんだ! 僕の助けを待ってるんだ!


 何度も意識を失いそうになる度にティアナの事を思い出して気持ちを奮い立たせる。

 さらにしばらく走り続けると、不意に視界が開け白色の城壁が目の前に現れた。


 着いた……フォスターに着いた……


 東の城門の前まで辿り着いたとたん、全身の力が抜けてしまう。


 ティアナ……絶対に……


 途切れ行く意識の中で、誰かが駆け寄ってくる足音を聞きながら僕は静かに目を閉じた。


 ------------------------------------------------------------------------------------


 ティアナは近づいてくる追手の男達へ火魔法『炎の矢』を放ちながらリューシュから逃げた方向とは別の方向へ走り出す。

 何人かには当たり、激しく地面でのたうち回っている。


 火魔法を人に撃つのなんて初めて……

 私の魔法で人が炎に飲み込まれていくのを見ると恐怖で手が震えてくる。

 でも……私がここで時間を掛けれればそれだけリューシュが逃げられる時間を稼げる!


 しかし、追手はすぐ近くで既に相手の顔が見えるくらいだ、全力で走ったところですぐに追いつかれてしまう距離まで迫ってきている。

 私は後ろを確認しつつ、大きく深呼吸してから後ろを振り向き、最近覚えた魔法を唱え始めた。


「出でよ! 『炎の壁』」


 その瞬間私の前に、大人の背を超えるほどの高さで幅は10メートルほどの燃え盛る炎の壁が沸き上がる。


 これで追手の視界をふさいで逃げる距離を稼げる!


 そう思ってまた走りだそうすると、背後から剣を持った男が壁を突き抜けてティアナへ体当たりをかけてくる。

 私は避けることが出来ずに背中から男にのしかかられてしまった。


「ははは! こんなのはモンスターや動物がビビるもんであって、俺らにはきかねえんだよ!」


「やっと捕まえたぜ!」


 男は馬乗りになると暴れる私の手から剣を奪い取って投げ捨てる。


「離して! 」


「おお? まだ子供だがよく見たらかなりの美人じゃねえか! へへっ! いい拾いものしたぜ!」


 どうにか逃げようと身体を動かして暴れるけど、がっちり体を抑えつけられていてどうにもならない

 そのうちに他の追手の男達も集まってくる。

 あっという間に手足を縛られ、口に布を被せられてしまった……


「ふう、やっと捕まえたか、別に逃げたやつはどうだった?」


「分からん、だがこいつにかなり足止めされたから多分逃げられたかもな」


「ちぃ、まぁ逃げたのは東だろ? なら向こうで一番近い街はフォスターだからそこまで気にするもんじゃないか?」


「だが頭には報告しないとダメだろうぜ」


「こんな美人を捕まえたこともな。 あ~あ、さっきの頭の楽しみを見てムラムラしてたから今この場でやっちまいてえなあ」


「こんな子供じゃまだ男も知らないんじゃないか? 初物は頭が最初にって言われてるし、さすがにバレたら頭に殺されるぞ? 」

「しょうがねえなあ。こいつの代わりに他の女を抱かせてもらうか」


「俺も最近順番回ってこなかったからな、こいつに何人かやられたから今日は抱けそうだぜ、ヘヘッ!」


 男達の耳を塞ぎたくなるような会話が聞こえてしまい、寒気が走る。


 それでも……リューシュは逃げ切れたみたい……きっとリューシュなら私を助けに来てくれるはず!


 まだ諦めるわけにはいけない…! どんなことにもきっと耐えて見せる!


 そしてティアナを捕まえた男達は森の中奥深くの秘密の場所へと戻っていくのであった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る