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2021年3月26日 13:08
酷評企画にてコメントを頂いたイロナシです。最新話まで読ませて頂きましたので、コメントを記載したいと思います。完全主観ですので、共感出来ない点は無視願います。文章全体を通して非常に推敲を重ねた表現豊かな文章でした。一文一文に作者様の思いがこもっているのを感じます。ただ一つ気になった点もあります。会話文は時代背景や世界観もあり古い言い回しで問題ないと思うのですが、地の文まで古くしすぎると、多少の読みにくさを感じてしまいました(「ごとく」など)。会話は登場人物のものですが、地の文は読者のものですので、伝わり易い表現の方がよいかと。また3章5話にて「ドォオオン」という表現がありますが、あそこはしっかりと地の文で表現したほうがいいですね。カタカナでの情景描写は陳腐に見えてしまいますので。ストーリーについて時系列と因果関係の構成はまさに見事です。読み終わった後にこういうことかと感嘆の息が出ました。ただ場面の切り替え直後の場所と人物が少し判断し辛かったかなと思います。以上、先が中々読めず大変面白く読ませて頂きました。ジャンルは全く違うのですが、小説家の乙一に似た雰囲気を感じる作品でした。
作者からの返信
イロナシ様コメント、評価ありがとうございます。ご指摘頂いたように、「ごとく」などは言い回しが硬すぎるかも知れません。比喩表現を多用しているので「のように」と重複させないようにという配慮でしたが、かえって読みづらくなっているようです。「ごとく」「のように」を使わない比喩表現は簡単ではないのですが、工夫してみます。古臭い語りも読者を遠ざける要因だったかな? 加減が大事ですね。「ドオン」はさすがに陳腐でしたか(苦笑)。折角の見せ場なのでもう少し練ってみます。場面切り替えや人物については再読の上調整しようと思います。乙一は僕も好きでよく読んでいました。最近は別名義の小説が多いですね。恐縮です。
酷評企画にてコメントを頂いたイロナシです。最新話まで読ませて頂きましたので、コメントを記載したいと思います。
完全主観ですので、共感出来ない点は無視願います。
文章
全体を通して非常に推敲を重ねた表現豊かな文章でした。一文一文に作者様の思いがこもっているのを感じます。
ただ一つ気になった点もあります。
会話文は時代背景や世界観もあり古い言い回しで問題ないと思うのですが、地の文まで古くしすぎると、多少の読みにくさを感じてしまいました(「ごとく」など)。会話は登場人物のものですが、地の文は読者のものですので、伝わり易い表現の方がよいかと。
また3章5話にて「ドォオオン」という表現がありますが、あそこはしっかりと地の文で表現したほうがいいですね。カタカナでの情景描写は陳腐に見えてしまいますので。
ストーリーについて
時系列と因果関係の構成はまさに見事です。
読み終わった後にこういうことかと感嘆の息が出ました。
ただ場面の切り替え直後の場所と人物が少し判断し辛かったかなと思います。
以上、先が中々読めず大変面白く読ませて頂きました。ジャンルは全く違うのですが、小説家の乙一に似た雰囲気を感じる作品でした。
作者からの返信
イロナシ様
コメント、評価ありがとうございます。
ご指摘頂いたように、「ごとく」などは言い回しが硬すぎるかも知れません。比喩表現を多用しているので「のように」と重複させないようにという配慮でしたが、かえって読みづらくなっているようです。「ごとく」「のように」
を使わない比喩表現は簡単ではないのですが、工夫してみます。古臭い語りも読者を遠ざける要因だったかな? 加減が大事ですね。
「ドオン」はさすがに陳腐でしたか(苦笑)。折角の見せ場なのでもう少し練ってみます。場面切り替えや人物については再読の上調整しようと思います。
乙一は僕も好きでよく読んでいました。最近は別名義の小説が多いですね。恐縮です。