第27話 人間という病気(2020-12-05)
聞いてください
私は、ある日
人間という病気に
人間という病気は、恐ろしい病気です
なぜなら、
まず、必ず死にます
そう、その
そして、お腹が空きます
お腹が空くと、ものを食べなくてはなりません
ものを食べる、という事は、ほかのものを食べる、という事です
それはつまり、殺す、という事です
残酷です
非道です
そんな、運命を強制するのが、人間、という病気なのです
そして、なにより
人間、という病は、狂気です
狂っています
動物たち、とは、人間と同じように、他のものを食べる、残酷な種族ですが
食べたら満足します
満足したら寝ます
ただただ食べて、休んで食べる、それが動物たちです
ですが、人間は食べても満足しません
食べたら、次に食べる事を考えるのです
そして、食べるためでもないのに他の種族を殺します
怖いです
そして、彼ら自体は自分が狂っているとは思っていません
人間たち、自分たちの種族の中で、自分と違う考えをしている人たちを狂っていると考えるのです
ただ生きる、という事以外に、いろいろと余計なものを付け足した、狂気の存在が人間なのです
そんな、話を聞いて、私の仲間達は、とても怯えています
なぜなら、これから、人間として転生しなくてはいけないからです
――――――
今朝、起きた時に
時刻を見ると、04時22分。
ちなみに、書きつけた後は二度寝した模様。
思いついた時、というか、頭に浮かんだ時は「面白い」と思ったんですが、文字に起こしてみると、うーん。いまひとつ。
辻褄を合わせる為に初めに書いていた部分を書き直したり、このままだと意味が分からない、と、無理やりオチをつけたり、としているうちに最初の感覚を忘れてしまった感じ?
夢の中で聞いた音楽から、悪魔のトリルを起こしたタルティーニなんかも、夢の中で聞いた音はもっと美しかった、とか言っていたという話だから、そういうものなのだろう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます