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コーヒー1ぱい


仕事は缶コーヒー1ぱいで先輩におそわる。

仕事をおわり、帰庫するとその日よかったあたった人が自慢話をする。コーヒーをおごりおだてると何でもベラベラよく教えてくれる。

どこどこのホテル、時間、場所等、つけまち、ろじまち、何でも教えてくれる。

そして缶コーヒー1ぱいが無限の仕事にふくれていく。

そして、落ち込んでいる同僚、後輩にもコーヒー1ぱいをおごり、はげます。

そしてそれは時に、逆に自分が落ち込んでいる時、励まして返してくれることもあり。

たった1ぱいのコーヒーでも運転手同士をつなげてくれる。


ほのかなしあわせの1ぱいのコーヒーである。




タクシーの1日のはじまり。


朝は、吉祥寺から、青梅街道→関町→井草八幡→新宿に向けて、流しとムカンで、朝ははじまる。

そして中野から新宿を周回して、新宿からみなと青山→品川に入り、品川で昼営業をして、ひだまりの時間青山で昼休憩。仮眠をとり、夕方から品川で営業を始める。そして、深夜終電とともに今は仕事を終わり、車庫に戻り、今はよく、老人ホームで仕事をする日々。前は、夕方から品川、あおたんに入ると、新宿をよくやっていた。時代・景気とともにスタイルは変わったが、基本は変わっていない。




ポリシー


もうKM開成三鷹のように、今は、仕事じゃしていない。のんびり自分のペースでやっている。

少し、のんびりしすぎかな! でもあの頃のKM開成三鷹、旧日本海軍、三鷹陸上飛行体の気持ちは大事にポリシーにしている。

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