4
コーヒー1ぱい
仕事は缶コーヒー1ぱいで先輩におそわる。
仕事をおわり、帰庫するとその日よかったあたった人が自慢話をする。コーヒーをおごりおだてると何でもベラベラよく教えてくれる。
どこどこのホテル、時間、場所等、つけまち、ろじまち、何でも教えてくれる。
そして缶コーヒー1ぱいが無限の仕事にふくれていく。
そして、落ち込んでいる同僚、後輩にもコーヒー1ぱいをおごり、はげます。
そしてそれは時に、逆に自分が落ち込んでいる時、励まして返してくれることもあり。
たった1ぱいのコーヒーでも運転手同士をつなげてくれる。
ほのかなしあわせの1ぱいのコーヒーである。
タクシーの1日のはじまり。
朝は、吉祥寺から、青梅街道→関町→井草八幡→新宿に向けて、流しとムカンで、朝ははじまる。
そして中野から新宿を周回して、新宿からみなと青山→品川に入り、品川で昼営業をして、ひだまりの時間青山で昼休憩。仮眠をとり、夕方から品川で営業を始める。そして、深夜終電とともに今は仕事を終わり、車庫に戻り、今はよく、老人ホームで仕事をする日々。前は、夕方から品川、あおたんに入ると、新宿をよくやっていた。時代・景気とともにスタイルは変わったが、基本は変わっていない。
ポリシー
もうKM開成三鷹のように、今は、仕事じゃしていない。のんびり自分のペースでやっている。
少し、のんびりしすぎかな! でもあの頃のKM開成三鷹、旧日本海軍、三鷹陸上飛行体の気持ちは大事にポリシーにしている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます