第9話 目の前の人
わからん・・・
日記、イラスト、小説
全て創作物だ。
これでどうやって、心の錆を落とせるのだ?
心理カウンセラーでもない僕は、・・・わからん・・・
でも、まあいいや。結構楽しいし、今度の小説を書いてみよう。
10分で読める程度・・・
ネットの無料ゲームでも、30分はかかる。
それよりさらに短いと、あまり詰め込めない。
要点だけをしぼりだそう。
ストーリーの基本は起承転結。
これは、誰でも知っている。
ストーリーには山があるが、転の部分がそこに該当する。
「細かいことはカットしろ」
そういう事か?
まっいいや、ともかく書こう。
【チュン チュン
朝・・・鳥の鳴き声な目が覚める。
略
僕は彼女の背中を見送った】
これで、いいか・・・
持っていこう。
かなり不満が残るが、まっいいや。
翌日、彼女に持って行った。
「ありがとう、よくできました。
えらい、えらい」
納得いかないが、まっいいか・・・
「また専門家に見せるんだよね?」
「うん。でも専門家はね」
「うん」
「君の知っている人だよ」
「僕そんなに顔広くない」
「広くなくても知ってる人だよ」
「その人は?」
彼女は、間を置いて答えた。
「その人は、私だよ」
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