第三章【私と曇天、氷と朝日】

これまでのあらすじ(1~2章)

 この春に高校生となった青山咲耶は軽音楽部でバンド「TOARCOトアルコ」を結成しました。


 文化祭、駅前でのイベント、ライブハウスを成功に収め、着実に成長する彼女たち。


 彼女と、それを取り巻く色濃い人々。次に待ち受けるのは、一体どのような物語なのでしょうか。




 熱い、長い夏休みが終わったころ。


 今回のお話はそこから始まります。

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