第1話 俺が助けようとしたヒロインは……(7終)
マナの必殺技をくらった怪人は、いまや軽く500人前はありそうな焼き魚になっていた。
地面に座り込むユウキのもとに、歩み寄る影。
「大丈夫ですか、ヒーローさん?」
差し伸べられた小さな手。
変身を解除した
少女の後ろから太陽が照り付け、後光を作り出す。
彼女のあどけない顔もまた、太陽のように輝いていた。
ユウキは思った。こんなイケメンなヒロインに助けられて、俺の立場は……。
まあ、いいや。ここは彼女に礼を言わなければ。
「ありがとう……俺は
体を起こし、握手を交わす。
「
ああ、すっかり忘れていた。やはり、彼女は中等部の後輩なのだった。
――俺が通っている学校、東堂学園の。
__次回予告__/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
マナ:びっくりしたー。まさか私、本当に変身できちゃうなんて!きっと私の熱いハートが通じたのね!でも、なんでユウキせんぱいはあんまりヒーローやる気ないのかなぁ?これから私たち、どうなるんだろ?……まっ、正義を信じるハートさえあれば、きっと次も勝てるでしょ!!
――次回も一緒に、
______/_/_/_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます