第4話癒やし

「しーちゃん〜遊ぼっ」

あいちゃんがニコニコスマイルで言ってきた。

「いいよ〜ちょっと待っててね。」

「あ〜いっ!」

可愛いぞ可愛すぎる。

「お待たせあいちゃん。」

私服に着替えた。

いつもはだいたいジャージか制服。

「さて、あいちゃん何しよっか?」

「あれやりたい‼」

あいちゃんが指さすのは、バドミントンだった。

「いいよ〜!」

私は小学校の時バドミントンクラブだったのだ。

だからたまにやる。

あいちゃんにやり方を教えてあげながらやってると

「あっ⋯」

屋根にのってしまった。

だけど、さとるくんが見てて

「あ〜あ。仕方ないから俺が取ってやるよ」といい窓から屋根に出て取ってくれた。

「ありがとう〜さとるくん!」

お礼を言うとさとるくんは顔を赤くしながら部屋に隠れてしまった。

「兄ちゃんありがとう」

あいちゃんもニコニコでお礼を言っていた。

時々思う。

さとるくんが好きだなって。

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