チハル

作者 鏡水 敬尋

9

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★★★ Excellent!!!

チハル完結おめでとうございます。

偶然見つけた前作(サダオ)からどっぷりハマってしまい、毎日律儀に定期的に更新される鏡水さんの小説は私の毎日の楽しみとなっております。
クリエイターに敬意を込めて初めてレビューいたします。

この小説につけられた、それぞれに相反するタグ「ホラー」「コメディ」を目にしたときの強烈な違和感と、ホラーが苦手な私でも楽しめるかもしれない!という期待から何の気なしに読み始めたら、もうページをめくる手が止まらない。シンプルに、とても面白いです!
褒め言葉になるのかはわかりませんが、ホラー要素はあまりなかったです。笑
「コメディ」「さらにコメディ」とタグ付したいぐらいです。
鏡水さんが表現する笑いは上品な笑いなので、読後もさわやかです。

単体でも面白く読めますが、「チハル」を読む前に「サダオ」も読んでおくと、より「チハル」の世界が楽しめると思います。

文体もスッキリしていて読みやすく、何回も読み返したくなる小説です。
まだ読んだことのない皆様、ちょっと不思議な世界に一歩踏み出してみませんか。

★★★ Excellent!!!

またまたやられました……。
気軽にクスクスしながら読めるのに、笑いだけでなく涙まで……。

女子高生が主人公ということで、
「あれ。鏡水さんラノベ書くのかな?」と思いましたが、
違いました。
例えるなら、「時をかける少女」の雰囲気に、
少しだけホラー(なのか?)要素も加わった、
コメディタッチの小説……といったところでしょうか。

どうでしょう。
読んでみたくなりませんか?

読んでいて心がささくれ立つことのない、
気分が落ち込むこともない、安心して読める娯楽小説。

鏡水さんの近況ノートには、以下のように書いてありました。

「今後も、基本的にはバカバカしい話を書いていきたいと思っております。
私の書いた物語を読んで、何方かが「ぷっ」と、一吹きでもしてくださるのであれば、、書く甲斐が有るというものです。」

私はますます鏡水さんのファンになりました。

ぜひこれからも、思わず電車の中で読んでしまったことを後悔してしまうような、
思わず吹き出しちゃうような面白い小説を、
どんどん書いていっていただきたいです。

応援してます!
素敵なお話をありがとうございました!