うん、きっとそうなんだろうなとジュラさんの言葉に納得しました。
ジェラークさんはそういう役割になってしまったけれど、彼ひとりが責めを負うレベルの話ではない、世界の流れだったのでしょうね。でもつらかったろうな……。
そしてどこまでも美しく幻想的な夜の砂漠を、手を繋いで渡る二人。
ナイスカップルナイスデートかd(・`ω´・)
作者からの返信
人が神に相当するものを討ち、訣別する、というのはどの神話にも共通する要素ですからね……。
(裏話の裏話になるんのですが、実はハルはこの流れを見越して自分の世界を作っています。それがエレナーゼ大陸世界、神様概念のない箱庭世界なんですよね)
ジェラークは流れに呑み込まれた一面もありますが、引き金を引くことを選んだのも彼自身であり。そしてハルはそんな彼を見込んで、「神代の幕引き」を自らの手で行なった、というわけです。
自然衰退の終焉ではなく、彼らの望みを叶えることであえて覚悟を負わせた、という面もあるのですね。
夜の砂漠デートは傍目には画になりそうですが、ティルシュにとっては結構過酷です(笑
砂漠を越えた先には何があるのか……乞うご期待!(作中でもう言ってるけど)
編集済
——なぜ、自分が。
これは素直な気持ちだと、思いました。
千七百年間の想いに、けじめをつける。
ジュラにとっては、とても大切なことだと思います。
ですが百年も生きられない人にとってそれは、
それほどの過去に先祖が行なったことを、
今、返済しなければならない……のだろうか。
これに尽きると思います。
初代アスラというワードに、めちゃくちゃ食いついてしまいましたっ。
人の身になったアスラが、代々受け継がれている!?
ここずっと気になっていたんです。
人になっちゃったアスラが、どうなっちゃうのだろうとっ。
これは私の勘違いだったらすみません。
ジュラはアスラの記憶をもっていると、読み取れたのですが違いますでしょうか?
ジュラの、
ジェラークがやらなくても、遅かれ早かれ人類はハルを殺していたという、考え方はジェラ自身の出した答えなのか、それともアスラが?
すみませんこう言った質問は、もう質問するんじゃなくて早く先を読めよと、自分にツッコミたくなります。
私も物語を書いておりますので、こう言った質問は、答えにくいだろうなあと思いながら打ち込んでしまいました。自分の口を縫い付けたいです。
なので全然スルーしてください。
憶測は捨てて、読み進めたいと思います。
本当、少しずつしか読めなくてすみません。
私、第三部に入ってから、過去の物語の小さなカケラが随所にちりばめられていて、興奮しておりますーっ(・v・)
作者からの返信
過去の総まとめ、&ティルシュがなぜ短剣を継承していたかの、答え合わせのターンでした。当然ながらティルシュにとっては衝撃ですし、なぜ……と思うのも無理はないこと。
ジュラが砂漠を徒歩で渡り、「あの人」に会わせるという、やり方を選んだのはそこが理由だったりします^ ^(その辺は「七.精霊の祈り」にて)
初代・時の司竜(アスラ)は、運命を書き換えるシエラに頼み、人間になることを選びました。この世界は基本的に「魂の転生」はせず、死した命は天に昇って星になり、特定の日に地上へ降り注いで、新たな生命の元になる、というものなのですが、時の司竜だけはその理を外れております。
人間の身体に司竜の権能を宿して転生し、同時に記憶も引き継いでゆく。ので、ジュラはアスラが何度か転生を繰り返した、現在の姿、ということに。(ジュラが幼少時に「時渡り」をしてしまった経緯は「八.星竜の告知」にて)
司竜(竜クロでいうところの上位竜族)は基本的に寿命がなく、食事や環境に依存しないほぼ不死の身体なのですが(ので死亡は大抵、自死)、人間の身体に司竜の権能を持っていると、一般的な竜族よりも短命になります。
そのかわり、転生という形で記憶を引き継ぐので、代替わりがなく実質同一のパーソナルとして歴史を見届けられる、というわけですね!
竜と人の離別は起こるべくして……というのも、アスラの時代からずっとこの世界を見守り続けて得た結論になるのかもしれません。
それでも――という、ジュラの結論は、終盤で語られますので!
いつも一話一話丁寧なコメント残してくださって、感謝しておりますよぅ。第二部あっての第三部ですので、いろいろ憶測しながら読んでいただけるのは嬉しいですし、コメントも楽しみにしております^ ^
十二月から年末年始は本当どこも忙しい時期だと思いますので、どうぞ無理なくっ。
ちょっとネタバレちっくなお返事になってしまったかもしれません、すみません! でも嬉しいです♪