応援コメント

〈外伝四〉枯れた大地を導くもの」への応援コメント

  • リアンはジェラークに似ていますね。短絡的に激昂するし、すぐに反省する。でも、リアンはティリーアに出会うことができた。ティリーアは人間を愛していて、リアンはそれを自然に受け取った。人間の転機はこうした何気ない出会いの中にありますよね。

    作者からの返信

    ここの親子はよく似てますよね……(笑)
    あまり冷静になれない所は指導者向きではないのかもですが、ジェラークにもそうだったように、リアンも縁には恵まれたようです。
    こういうささやかな縁と絆を繰り返し、人と竜は完全な断絶には至らず、時代を重ねていったのですよね。

  • 少しずつ衰退していく世界の中でも、その中で生きる少年や少女は活発で、元気いっぱいなんだなと、少し不思議に思ってしまいました。
    けれどこの不思議さは、私が過去の世界の姿を知っているからで、それを全く体験していない世代にとっては、今しか無いんだし、
    色々と今も大変ですが、知っている者のふさぎ込みに付き合う必要なんて無いんだろうなと思いました。
    衰退していく世界の中でも、しっかりと前を向こうと頑張る世代を応援したくなってしまいます。
    これ現代の、砂漠化が進む地域に住んでいる子供たちも、同じなのかなと思ってしまいました。

    そんな少年少女と時代を優しく見守るティリーアが、辻で出会える仏様に思えてきましたっ(・v・)

    作者からの返信

    子供たちにとっては、自分が目にしてその中で起きていく世界が、すべてなんですよね。大人たちが懐かしむ過去なんてどんなものか知らないし、父や母が語る昔話もあまり現実味は伴わず。
    それでも、何かの拍子にそれが自分自身と結びついた時、御伽噺が不意に実体化したようなショックを受けるのだろうなぁと……。

    現代でも、世の中が大きく変化して(最近だとコロナ禍とか)その前と後の世代では意識が大きく変わってくるのかもしれません。砂漠化地域もきっと、そうなのでしょうね。
    時代は過ぎゆき、変化して、過去は埋もれてゆき……彼らの生き様は世界の未来をどう決したのか。その答えが、第三部になります^ ^

  • こういう、世代を追って語られる話は語り継がれる歴史とその中にある真実が違ってきたりして歯がゆいこともあるけど、その中にある救いがとてつもなく愛おしいですね…。
    次の世代の話がこれから始まるんですね…!

    作者からの返信

    人間たちの竜族に対する認識の変化も、第三部でふわっと触れられてますが、畏敬(等身大)→拒絶(嫌悪)→美化(偶像化)みたいな感じになってます。
    竜側の人への想いは、それほど変わってはいないんですけどね(^^
    数世代を飛び越えた遥か未来の話になりますが、受け継がれてゆくものもありますので、楽しんでいただければと思います!

  • リアンくんのお父さんはジェラークさんですよね?
    お母さんはルビアさんなのかな?
    ゆっくり大きな竜族のときの流れと、せわしい人のときの流れと。
    離れたり交差したりしながら物語が紡がれているのですね。
    ここからどんな景色が広がるのか…ますます楽しみに追わせていただきます!

    作者からの返信

    そうです、リアンはジェラークとルビアの息子、キディはエティカと名もなき騎士さんの娘であります(^^
    まさに、そんな感じで、もちろん長い時間の間に竜族たちも、変化はあるのですけどね。
    その変化の一つ……てことで、次話の外伝には「二代目 光の司竜」つまりハルの後継が出てきます。お楽しみに!