はあ…遠いなあ…まさに神話の世界というか、壮大な世界観にため息が出ます。
ティリーアちゃんのけなげなこと!これが極小の世界に生きる私だったなら、「もうひと声、せめて百年に一度くらい会えないもんかね」とか交渉してしまうところですよ…。
そしてやっぱりハトリさんの文章は流麗です。うっとり。
作者からの返信
ありがとうございますー(^^
エレナーゼとは違う雰囲気にしようと、地の文で四苦八苦しております……この世界観にどっぷり浸かってもらえますように!
私でもたぶん「せめてざっくり何年?」って聞きたくなっちゃいそうですが、ティリーアにとって長さそのものは大きな問題ではなかったみたいですね。
支えてくれる竜の友人も多くいる、って言うのもあるのでしょう。
さすがに億年はお待たせしませんので。
とても長い時間ではありますが、あるべきものはあるべきところに。
幕間と終章を挟んでの第三部もどうぞ見守ってくださいね!
森の入り口でうずくまっているジュラが、濡れた子犬のようで可愛いです。
しかし突然記憶を取り戻し、自分の世界に帰っていったジェラ。
またいつか何処かで会えるのかなと思い、その日を楽しみにしようと思いました。
夢で逢えたティリーアとハルが幻想的で、ただただ美しいと思いました。
ハルは完全に消滅したわけでは無いんだと知り、ほっと致しました。
悲嘆に暮れるティリーアを見ていられなかったので、本当に安堵してしまいます。
しかし会えるのは、悠久の時を超えた先。
ここで、ああこれは本当に神話なんだと、しみじみ思ってしまいました。
目覚めた後のティリーアの微笑みが、とても嬉しいです。
目標を得た者が、また息を吹き返す感じに、強い生命力を感じてしまいます。
姉弟コンビで、長い時あんか乗り越えちゃえっ、とか思いました(・v・)
作者からの返信
確かに、ジュラって子犬みたいですよね^ ^
伏せるようなネタバレでもないので、ジュラは第三部の導き手として登場します。その時に、彼がここにきた経緯なども明かされますので、再会を楽しみにしてていただけましたら!
ハルのような司竜(上位竜族のさらに宰的な立場)は人間とは命の形が違っていて、死の意味も少しだけ異なってきます。
ティリーアはこの時点では、ハルの言ったことや意図を完全に理解していたのではないですが、彼女もまた未来を信じて生き続けることを選びました。
仰る通り、伝説、神話に類う物語の始まりです……^ ^
そして、実はこれでもまだ乗り越えきれてないアスラは、姉とは違った決断をすることになります。彼の選んだ道は、次話にて。
あとは少しの後日談を挟み、第二部の幕引きとなります。
ほんと辛さの際立つパートでしたが、見届けてくださってありがとうございました(>_<)ノ
(第三部はわりと明るめです)(まだ気が早い)