応援コメント

六.星の未来図」への応援コメント

  • おお……ティリーアちゃんの方も時の力を持っていましたか。
    でも、人の心が視えるというのなら、余計に辛かっただろうな……これまで自分に向けられていた感情がすべて本当だということに気づいてしまっていたでしょうし……いえ、それは視えずともそうだったかもしれませんが、よりわかりやすい形になってしまうのは残酷なことだなと思います。
    でもその力によって、今後救われるかもしれない。きっとそれって村の人から認められるものだって信じたい……苦しんできたティリーアが、どうか報われますように。

    ハルさん、ティリーアをどうかよろしくお願いします!

    作者からの返信

    私の描く時織りワールドでは『占術は時の魔法の片鱗』という理があるのですが、その大元はこの姉弟の絆につながっております^ ^
    上位竜族ほど明確に心を見ることができるわけではないですが、思いや感情がわかってしまうのって、しんどいことですよね。ティリーアの場合は特に、向けられる心のほとんどが悪意か敵意か嫌悪だったわけで……。
    なので彼女がこの時点で能動的な感情を失っているのも、無理からぬことだったりはします。傷つけられすぎた心は、無感覚になってしまうのですよね。

    ハルが何に気づいたのか、何をしようとしているのか。
    外伝を挟んで、次章ではとある有名竜が登場します^ ^(クォームではありません)

  • お父さんとお母さんが、自分を見てくれるだけでいい。
    ひどく長い間虐げられてきた者の、正直な気持ちなのだろうなと思いました。
    今得た幸せをこれ以上大きくしようとしたら、村の人から恨みをかって、今手の中にあるものが壊されるんじゃないか?
    そんな恐れを、抱くのではないかと思ってしまいました。
    ここまでティリーアを追い込んだ村長に、腹を立ててしまいます。
    こりゃあほっとけないぜっと、私の心が叫んでおりますっ。

    何でしょうか、はっきりとは分かりませんが、ハルとティリーアの間に強い繋がりが結ばれたと思いました。
    寿命の長いハルと寿命の短いティリーアがどのような繋がりをもったのか、引き続き楽しませて頂きますっ(・v・)

    作者からの返信

    ティリーアの危惧は、まさにその通りで、いじめられっ子が、自分がされてきた仕打ちを明るみにできない、そんな心境に似ているかもしれません。
    何も望んでいなかった少女に突然与えられた真実と、和解。少なくとも家族にとっては、罪の象徴ではなかった……それを知れただけで、もう全部を与えられたような気が、してしまったのかもしれません。
    ハルは彼女に、幸せになってもいいよって伝えたいわけなのですが、この環境のままでは彼女が幸せになれるはずもないと、気づいてもいるんですよね。

    ハルは何かを決意したようです。
    この村の未来と合わせて、見届けて頂ければと思います^ ^

  • 特徴的な世界観ももちろんですが、
    物語の紡ぎ方も本当に素晴らしいですね。

    星からの未来図ですか。
    続きが気になります。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    私は詩が好きで、一頃狂ったように書いてたんですが、この物語は「吟遊詩人が語る物語」のイメージなのかなぁと思います。
    テーマは軽いものではないですが、読後に何かが残れば嬉しいです(^^

  • こんばんは、和泉ユウキです。
    この度は、「我こそは~」の自主企画に参加して下さりありがとうございました!
    遅くなりましたが、読ませて頂きました!

    読んだ順番に感想を書いています。


    忌み子ですか……。
    母と娘のこのやり取りが、かなり胸に痛いですね。
    しかも、周囲からの非難や目も酷くて、序章はとても辛いシーンでした。

    ですが、迫害はされても、一応ちゃんとティリーアは育てられていたんですね。
    ティリーアというこの名前、綺麗で好きなんですが。
    あと、弟がきちんと物事を見つめられる人、いえ、竜で良かったです。
    祝福されて生まれた弟が、家族の誰よりも姉であるティリーアに懐いている、というのが救われます。
    でも、ティリーアの生まれは結構気になりますね。
    お偉いさんの訪問で何か分かるのでしょうか。

    と思っていたら、すぐに邂逅シーンがあった!
    嫌な感じの出会い方でなくて本当に良かったです!
    村長ではなく、誰よりアスラが最初に偉いと言われている二人に出会えて良かったです。
    名前を褒められ、ティリーアが泣きそうになりながら喜んでいるのも、とても幸せでしたね。
    村の人達、少し見習って下さい。

    そして、遂にティリーアの謎が解き明かされましたね!
    なるほど、チェンジリンク!
    竜と人が近しいというと、村の人達は怒りそうですが、この二人には怒れ無さそう……(笑)。
    長い確執があったから、家族とずぐに仲良くは無理でしょうが、ティリーアはかなり優しい子なので、きっと何とかなりますよね。

    そして、時の竜というのはどういう意味を持つのか。
    ハルの言葉の重みが、後になって分かる日が楽しみです。

    しかも、「地球」がここで出て来るのですか!
    え!「地球」!?

    その上、村長は分かっていたのに、わざと黙っていたんですか。
    これだから頭の固い……げふんげふん!
    これは、村の中の意識を変えていくのは結構難しいですね。
    上があれだと、下の者達はよほど気概が無いと意思を貫けない気がします。

    そして、ハル様カッコ良いー!
    良いですね!
    ティリーアにとってまさに「光」ですよ!
    長老が言い負かされて、スカッとしました。そのまま凍り付いていれば良いです。
    しかし、これって、他の村の人達は聞いていたのでしょうか?
    広場だから、いたのですかね。

    って、ティリーアの力も分かるとはー!
    いや、やっぱりティリーアも何か力を持っていたのですね。
    これは素晴らしい!

    そして、情景描写が全体を通してとてもきらきらしていて素敵でした。
    ティリーアとハルの行く先が気になりますね!

    全体的に読みやすくて、風景も煌めいていて、とても素敵な物語でした。
    迫害というかなり辛い事実が根底にありながらも、訪問者が現れたことによって、絶望が希望に変わっていく。
    まさしく「光」の竜という感じで、目の前が開けていくのが印象的でした。
    もう既に完結されているというし、何よりタグが「ハッピーエンド」なので!
    企画終了後に続きを読ませて頂こうと思います。

    参加して下さってありがとうございました!

    作者からの返信

    丁寧な感想、ありがとうございます!
    第一部は過去編、出逢い編ということで、穏やかに進む王道ラブストーリー(たぶん?)となっておりました。楽しんでいただけましたら、幸いです(^^

    人と竜(を含めた様々な違い)が互いへ抱く色々な想いが、この物語の基盤になっています。ハルとティリーアは出逢い、互いをすんなり受け入れることができましたが、第二部以降は人間の側から見る竜というものも描かれていくことになります。

    第二部以降は物語のカラーが変わり、悲劇を畳み掛ける展開になっていきますが、第三部では万感のハッピーエンドを用意していますので、ぜひ最後まで見届けてくだされば嬉しいです。

  • はとりさんの描く世界は美しいですね。
    キラキラと鮮やかで素敵です(∩˘ω˘∩ )♡

    作者からの返信

    物語に合わせて、旅物語よりキラキラ度を上げております(^^*
    読みにきてくださってありがとうですよー! そして星も感謝です!
    そこそこ長い物語なので、ゆっくり読んでくださいね(^^