第379話

「彼女は龍崎レイラお嬢様じゃねぇッて…、言ったんだよ❗❗」

 そっぽを向いてミンティアを口に放り込んだ。


「いやいや…、何を聴いてたンですか……

 今、素晴らしいピアノ演奏を聴いたじゃないですか❗❗」


「フン…、だから、お前と音楽談義する気はねぇ~よ」


「ですけど……」

「『革命のエチュード』…… あんな演奏、今まで聴いた事がない」

「そ、そんなに凄いンですか」


「ああ、そんなにンだよ……」

「え、酷いッて❓ さっきあんなに『ブラボー✨💕』ッてめてたじゃないですか……」

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