第332話 リナ

「バカなのォ~❗❗ 弁護士なんか、だよ❗ 私だって、まだ捕まりたくねぇ~から❗❗」

「違うッて…、娘を見つけたンだよ……」

 名刺を指先でコンコンと叩いた。


「え…… 娘ッて…… まさか、ルナ❓

 バカな…❓ ルナはバスの事故で……」

 

「フフ……、幸運の女神は、まだ俺様を見捨ててねぇ~ようだ❗❗❗」

 榊は、グイッとグラスを傾けた。


 その姿を見てリナは綺麗に整えられた眉をひそめた。




※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°※。.

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る