第4話 ロリコンオヤジ❗❗❗

 中年のロリコンオヤジがヨダレを垂らさんばかりに、アタシを上から下へ舐め回すよう見つめていた。



「まァ、こいつも口を開かなきゃァ~、最高に美少女なンだけどねぇ……」

 親父は、ロリコンオヤジと私の間を何とか取りとうとして躍起やっきだ。


「ヘヘェ……🤤💦」ロリコンオヤジは、だらしなくヨダレを垂らしている。


 ニヤニヤして、私の身体を舐め回すように見ていた。



 オヤジも私をなだめるのに必死だ。


 ここで『コスプレ撮影会』が、おジャンになれば、かなりの大金が水のあわと消えるのだろう。



 どうせギャンブルで消えていくあぶく銭だ。



「可愛いくッて、スタイルの良いのだけが取り柄でしてェ。なァ」

 まだオヤジは私をはやし立てた。



「フン…… 知るかよ」

 今さら下手なお世辞を言われたって、ちっとも嬉しくもない。



「ほら、ルナ。早く入って来いよ」

 無理やりバスルームへかした。



「チィ~……」小さく舌打ちをした。


 とは言え、いつまでもこんな透け透けの格好じゃいられやしない。



 一刻も早く風呂に入って、着替えをしたいが、エロオヤジたちの好奇の視線が無性に腹立たしい。







☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*☆※。.:*:・'°☆


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る