第4話 ロリコンオヤジ❗❗❗

 中年のロリコンオヤジがヨダレを垂らさんばかりに、アタシを上から下へ舐め回すよう見つめていた。



「まァ、こいつも口を開かなきゃァ~、最高に美少女なンだけどねぇ……」

 親父は、ロリコンオヤジと私の間を何とか取りとうとして躍起やっきだ。


「ヘヘェ……🤤💦」ロリコンオヤジは、だらしなくヨダレを垂らしている。


 ニヤニヤして、私の身体を舐め回すように見ていた。



 オヤジも私をなだめるのに必死だ。


 ここで『コスプレ撮影会』が、おジャンになれば、かなりの大金が水のあわと消えるのだろう。



 どうせギャンブルで消えていくあぶく銭だ。



「可愛いくッて、スタイルの良いのだけが取り柄でしてェ。なァ」

 まだオヤジは私をはやし立てた。



「フン…… 知るかよ」

 今さら下手なお世辞を言われたって、ちっとも嬉しくもない。



「ほら、ルナ。早く入って来いよ」

 無理やりバスルームへかした。



「チィ~……」小さく舌打ちをした。


 とは言え、いつまでもこんな透け透けの格好じゃいられやしない。



 一刻も早く風呂に入って、着替えをしたいが、エロオヤジたちの好奇の視線が無性に腹立たしい。







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