なんて不思議で静かな話だろう。そんな第一印象を与える作品です。非常に読みやすい文章で、スルスルとページが進みます。石を食べる人を巡るSFのような、そして文章の淡麗さから、文学作品のようでもあります。この先、彼らの運命はどうなっていくのか?研究所とは?ウィルスとは?散りばめれた謎が今後、収束していくのを楽しみにしています。