変人賛歌
変な人と
変でない人が
います
でも
変でない人って
変な人ではないでしょうか
そうすると
人はみんな
変な人なんだと思います
私は正常よと主張する人は
とても変な人です
私は変な人よと主張する人は
もちろん変な人です
変です
変です
で、変ってなんでしょうか
それは差異性です
差異があるから
生命は成立し
進化したのではないでしょうか
すべては差異から生まれるのではないでしょうか
差異があるから
面白いのではないでしょうか
みんなが神様で
ここが天国で
誰もが永遠の生命を持ち
誰もが高潔で
そして事件も何もない世の中
そんな天国は楽しいでしょうか
ある人の印象的な言葉
人は一人では弱い存在なんだ
仲間を作ることで人は強くなるんだ
とかね
個人主義との融合
あるいは反個人主義
漱石の「私の個人主義」を読むのが良いのでしょうか
漱石って躁うつ病だったそうですね
それがどうした
ってなもんですけどね
みんな変人
その変人ぐあいを大切にしたい
でも、世の中は逆方向ですよね
鋳型に入れて
働かせる
人間の行動をマニュアル化して
機械へと変身させようとする
そんな圧力に負けてはいけません
絶対に負けないぞ
生きるとは
変人として生まれ
変人として死ぬこと
題して
変人讃歌
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