第183話 そこにお墓があるから行く
好きな作家のお墓参りをして早二十年以上になる。
あるネットの人が私の話を聞いて
『すごい人だね。普通、作家の死を受け入れる人は早々いない。でも、この人はそれを受け入れたうえで生きている人と同じように接する。すごいよ」
正直、何処が凄いのか、未だ現在分からない。
なにせ、好きになった時には既に他界していたからお墓に行くのであって、逆にご存命だったら脳みそパニックになっていたかもしれない。
では、なぜ行くか?
彼らの小説やエッセーで物凄く遊ぶから。
――あのキャラと病院に一緒に行って健康診断を受けたい
――あのキャラの足に真っ赤なネイルをしてピンヒールを履いてほしい(男性です)
うん、まず、作者に謝ったほうがいいね。
こんなノリです。
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