第164話 『他人の人生に物申す』時代
閉塞感。
この時代を表す言葉で多用される言葉である。
私は現在一人暮らしで他人がどうネットなどに関わっているかは分からないが年代を下げれば下げるほど何でもSNSに投稿する若者が多いような気がする。
正直、仲間内なら楽しいものなのだろうが、形だけの『友達』のせいで徹夜でやり取りをする心境が私には理解できない。
虐められっ子だった私は常に一人だった。
一人で遊んだり本を読んだりする方が楽だった。
発達障害の典型例だが、人によっては羨ましがられたりもしたらしい。
私はネットの世界でも現実の世界でも人と話すとき少しだけ嘘を入れる。
理由は簡単。
そこまで人を信じてはいないからだ。
だが、ネットに依存すると会ったこともない相手に心を許し依存し、最悪の場合事件になる。
逆に虚栄を貼り過ぎても事件になる。
――現実にいいことは無い
彼らはそういうかも知れない。
でもね、ネットは電源や、最悪機械そのものを壊せばリセットできる。
現実を終わらせることは死ぬことしかない。
リセットできない。
現実は、辛さもあるけど、そこでしか味わえない喜びもあるのだ。
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