第128話 都合、良すぎやしませんかね?
あるお笑い芸人(タレント)が死んだ。
明確に『自殺』とは言われてないが、各種メディアの報道の仕方から事故や事件ではないことを理解した。
確かに中堅の芸人でいい先輩だったのだろう。
そう言う逸話は出てくるものだ。
でも、個人的には、あまり好きではなかったのが本音である。
彼(または、彼ら)がやってきたことは虐めのネタになっていたから。
虐めを「いじる」という意味不明な言葉で免罪符にした。
正直、私は芸能史に疎いし関わりたくもない。
もちろん、素晴らしい人もいるだろうが何が業腹に来るかと言えば、「芸」をしないのである。
大袈裟に内輪もめをしている。
それだけだ。
YouTubeでの成功などもあり、大衆演芸から逃げる芸人もいる。
故人を貶める気はないが、人が亡くなると大して交友関係もない他人がいろいろ言うのが見苦しい。
なるほど、文字通り「死人に口なし」とは実にうまい言葉だ。
あと、後追い自殺を考えている人へ。
テレビなどで「いのちの電話」の紹介をしているが、近年のコロナ禍や不景気などでただでさえ繋がりにくく、つながったとしても専門家ではないボランティアなので正直、お薦めできない。
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