第40話 マスクの話

 六十代以上上の人には「サングラスはするな。相手の目を見て話すのに自分だけ隠すのはおかしい」という意見がある。

 そうすると、タモリ氏やみうらじゅん氏は、かなり『失礼な人』になる。

 私自身は「あー、この人太陽光に過敏な人なのかな?」なんて思ってさして気にはならない。

 たぶん、タモリ氏らの影響だろう。


 ただ、最近、「あー、こういう心境なのか」と思うことがある。


 最近、街中などでマスクをしている人を見かける。

 季節柄、インフルエンザなどの影響もあるのだろうが、中には年がら年中マスクをしている人もいる。

 

 正直、なんか嫌だ。


 理由を考えたが、どうも表情が読めないことに起因している。


 ことさら、表情などからのサインに気づきにくい発達障碍者なのも起因して『この人、大丈夫だろうか?』という不安があるのだ。


 実際、今やマスクは『小顔効果』やファッションアイテムとして多くの人が風邪でもないのにマスクを着けている。

 

 どうにも、それが怖くてしょうがない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る