第3話 下調べするよ!2~図書館通い~

 一週間後、図書館からメールが来ました。

『依頼されていた資料が届きました。国会図書館からの資料となりますので、図書館内閲覧となります。複写はする場合は法律の範囲内で、職員が複写いたします(略)期限は三週間です』

 ……ああ、めんどくさいバージョンになってしまったか(;・∀・)


「って訳なので、あなた、しばらく図書館通いして籠るね」


「(ー_ー;)理解できない」


「いいじゃん、ホストに狂ってクラブ通いよりは(# ̄З ̄)」


「その情熱を仕事に向けなさいよ、大体ね、それだから……(お小言モード)」


「う、そういうあなただって、仕事さっさと辞めたいが口癖じゃないかあ(。´Д⊂)

 理解できないというなら、あなたが複数のスマホを契約と解約を繰り返しているのも理解できないわよ(なんか、キャンペーンやらポイント稼ぎの裏ワザらしいのですが、何度聞いてもさっぱり何のことかわからないので書けません)」


「それは今回と違うだろっ」


 微妙な夫婦喧嘩になりましたが、無事に資料の閲覧ができました。


 法の取り扱いもそうなのですが、調査方法など、どこまで書いてあるか知りたかったのです。こうして閲覧できる範囲で書かれていることは守秘義務から外れている訳ですからね。

 手続きに必要な書類やら過去の例などがあったので、参考になりました。


 で、半分までは複写可なのできっちり半分を複写依頼。コピー代二千円近くかかりましたが、買うよりは安上がりです。

 しかし、職員さんはその本がまさか異世界ファンタジーラノベの資料になるとは思わなかったでしょうね。


皆さんももし、資料に悩んだら、管外図書館からの協力貸出サービスを使うといいですよ。

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