相手がいるもの同士、悩みはつきものだが、贅沢な悩みは確かに存在する。
ここに、あるカップルがいる。
そのカップルは、自分達がカップルに見えない事。
世間では、美男醜女や逆のカップル、はては性同一性障害同士、同性愛のカップルがいるのだが、このカップルはいたって普通の健常者。
だが、側から見たら自分たちがカップルに見えないのが青春の悩みの一ページとして刻まれている。
彼等がいつもいくコーヒーショップでは、世間話が好きな客が彼等をカップルかとは思わず、名字が同じだけで、禁断の恋なのかと勘ぐる始末。
果たして彼等は自分達がカップルだと、世間様に受け入れてもらえるのだろうか……見どころです(^^)